子供たちの明日に、あなたの想いを託してください。

 

こんにちは。公益財団法人つなぐいのち基金事務局です。当財団では、昨年度助成先団体からの中間報告をもらったり、様々な理由で助成金の使途を変更したい活動団体からの相談に対応したりと細かいイレギュラー対応がレギュラーな業務になっています。

 

そして昨年度から開始した「社会的養護施設を巣立つ子供たちの新生活家電プレゼント事業‘長谷川基金‘」も、現在５名の子供たちの新生活に合わせて家電セットを贈るためにヤマダ電機さんの協力の下で家電発送の最終調整に入っています。子ども達がこらないようにちゃんと家電の設置までオプションを追加して契約を結んでいます。

 

そのような平常通りの業務に加えて、今回は子ども食堂に地域で作ったお野菜を手配しています。

 

当財団は児童支援活動団体への活動資金助成や伴走支援をしていますが、昨年度から伴走支援をしている東京都板橋区蓮根の「板橋こども食堂（代表：中島秀さん）」の運営を手伝う目的で子ども食堂運営補助金の申請に加え、今回は地域で生産した野菜を無償で子ども食堂に提供できるように調整中です。

 

板橋区内の農業者の方が丹精込めて作った「旬の野菜セット」1箱を月1回提供する板橋区の事業があって、生活が困窮している世帯の子どもやその保護者の方へ、地産地消による安全・安心な食の確保に向けた支援を行うことが目的とのことです。十分ではないかも知れませんが、国内には児童支援団体への支援プログラムや関連予算がたくさんあります。しかしながら児童支援団体の人手不足や高齢化の影響もあって、なかなかこのような事業に応募できずに児童支援に活用できる資源は眠った状態になてしまうことも多いです。当財団の伴走支援では、素敵な児童支援事業を続けている地域密着型の小規模団体が充分な活動支援が獲得できるように今後も画策していきたいと思います。

 

事務作業やパソコンスキルのある、若いボランティアさんが増えるとよいですが、現状は厳しいですね。今後、このようなボランティアが若い世代にとって学びやキャリアのチャンスに繋がる仕組みまで行政や国と共に作っていきたいと考えています。

 

引き続きよろしくお願いいたします。

 

公益財団法人つなぐいのち基金

事務局 常務理事 Joe MinGi（ｼﾞｮｰ ﾐﾝｷﾞ）