支援総額
目標金額 3,500,000円
- 支援者
- 230人
- 募集終了日
- 2015年12月7日
タンザニア発のポップアート、『ティンガティンガ』
こんにちは!吉川です。
ずいぶん投稿が久しぶりになってしまいましたが、今回は題名にもあるように、タンザニアのアートについてご紹介したいと思います。
前回も書きましたが、私がタンザニアを訪れたのは一年前。実はその時、助産師の新福のサポートの他に、もう一つ大きな任務を仰せつかっていました!
そ・れ・は・・・
『ティンガティンガ』と呼ばれるタンザニアポップアートのアーティスト、ムギシャさんの絵を預かって日本にいる友人(篠さん)に届けること!です。実は、篠さん、ティンガティンガの絵画ビジネスをされていて、ムギシャさんは篠さんと契約しているアーティストです。(篠さんのウェブサイト参照)
まずは『ティンガティンガ』について簡単に説明します。
このアートは、今から約50年前にタンザニアの画家、エドアルド・サイディ・ティンガティンガが描き始めた作風に由来します。建築現場にあるボードにエナメルペンキを使い奇抜な色彩で、動物や人間、スピリチュアルなイメージがポップに描かれている特徴を持ちます。

(様々なティンガティンガ)
エドアルド・サイディ・ティンガティンガは不慮の交通事故で亡くなってしまったのですが、彼の弟子たちによって、首都ダルエスサラーム市内にティンガティンガ村が形成され絵の売買が成されています。

(ティンガティンガ村)
こちらが会いに行ったムギシャさんです。彼はダルエスサラーム市内の別の工房にいます。

(工房のムギシャさん)
私「ムギシャさん~シノに言われて会いに来たよ~」
ムギシャさん「お~シノから聞いていたよ~よく来たね~」
(30分くらいムギシャさんの作業場を見せてもらう)
私「・・・で、私が持ち帰る絵はどこにあるの?5枚くらいあるって聞いたけど」
ムギシャ「あるよ。でもいつ日本へ帰国するんだい?」
私「今日の夕方だよ」
ムギシャ「・・・へっ・・・?」
私「絵はどこにあるの?」
ムギシャ「・・・家にあるよ?」
私「家はどこ?」
ムギシャ「・・・こっから徒歩で2~3時間かな・・・」
私「ええええええええ!!!!」
笑。
そんなこんなでやり取りをしながら、最終的にはツアー会社のガイドを手配して「車で」ムギシャさんの家にたどり着きました。それにしても毎日そんな時間をかけて工房を行き来する彼には頭が下がります。
ムギシャさんのお家に突然お邪魔することになったのですが、おかげでとても貴重なものを2つ見せてもらうことができました。1つは絵の下描きです。

(ムギシャさんの下描き)
多くのティンガティンガアーティストは下描き無しで直接絵を描いていくそうなのですが、ムギシャさんは几帳面な性格からか、毎回入念に設計図を描いてから色を重ねていくそうです。その性格はムギシャさんの行動の隅々に溢れ出ていて、篠さんに持ち帰る絵も何重にも丁寧に梱包してくれました。おかげで傷一つない状態で日本まで持ち帰ることができました。
そして、もう1つ、非常に印象的だったのはムギシャさんが宝物のように絵画集を保存していたこと。様々なアーティストの作風を通して、新しい表現に気づき、自らの作風も日々変化し続けているとのこと。
・・・やっぱり本は自らの世界を広げるとっても大事なツールの一つだと思うんです。

(ムギシャさんの作品)
リターン
3,000円

【本を読むたびに「ウフルー」を思い出せるしおりを】
1. 現地のこどもたちからのThank youレター
2. タンザニアの写真で作った本のしおり
3. 年次報告書
- 申込数
- 136
- 在庫数
- 制限なし
10,000円

【「ウフルー」館員であることをお知らせできる名刺を】
3,000円の引換券に加えて
4. 移動図書館ウフル―号のシルバー館員名刺(100枚)
- 申込数
- 79
- 在庫数
- 制限なし
3,000円

【本を読むたびに「ウフルー」を思い出せるしおりを】
1. 現地のこどもたちからのThank youレター
2. タンザニアの写真で作った本のしおり
3. 年次報告書
- 申込数
- 136
- 在庫数
- 制限なし
10,000円

【「ウフルー」館員であることをお知らせできる名刺を】
3,000円の引換券に加えて
4. 移動図書館ウフル―号のシルバー館員名刺(100枚)
- 申込数
- 79
- 在庫数
- 制限なし

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