プロジェクト概要

 

本プロジェクトは福井県が「クラウドファンディング型ふるさと納税」の対象事業として認定しています。寄附の方法は通常のクラウドファンディングと同じですが、実質負担2千円で寄附できるメリットがあります。(ただし、上限があります。詳細は福井県のHPをご覧ください。)

 

※確定申告が不要なワンストップ特例制度の申請をご希望の方は、ページ下部に留意事項を記載しておりますので、必ずご確認ください。

 

越前焼から産地を盛り上げたい!

 

はじめまして、越前焼工業協同組合の大瀧和憲(おおたきかずのり)です。私は23年間、窯元とともに越前焼を広めるため商品開発や販売を行ってきました。そして、作り手と使い手の間に立つ「つなぎ手」という立場でお客様の声を窯元に伝え、窯元の思いをお客様に届けています。しかし、こうした伝統工芸品は、近年の生活様式の大きな変化や海外からの安価な輸入品の増大によって、需要が低迷しております

 

今回産地の挑戦として、越前焼薄作りの技術を活用し、越前焼の知名度をあげることによって、地域産業の活性化を図りたいと考えました。そこで、同じく伝統工芸品である越前漆器とコラボし、文字盤は越前漆器、文字盤周りの装飾部分は越前焼を使用した腕時計の製作を行います。皆さまどうぞ応援をお願いいたします!​
 

 

 

越前焼でしかできないことを

 

■越前焼の現状

 

福井県の丹南地区は、半径10キロ圏内に5つの国指定の伝統的工芸品の産地が集結している全国的でも珍しい地域です。「越前漆器」「越前和紙」「越前打刃物」「越前箪笥(たんす)」「越前焼」それぞれが長い歴史を持っており今もなお受け継がれております。

 

しかし、こうした伝統工芸品は、近年のライフスタイルの変化や海外からの安価な輸入品の増大などによって、需要が低迷しております。越前焼全体の生産額は、平成8年で約5億2千万円でしたがここ数年は約1億7千万円と3分の1に縮小しております。越前焼に関わる、従業員や作り手も同様に減少しております。
 

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■打開の鍵は薄作り


薄作りの原点は使用する土にあります。平成18年度に福井県工業技術センターと共同開発した「高強度の土」です。もともとは、飲食店への業務用食器用に適した「強度の高い土」として開発したのですが、当組合が全国の焼き物との差別化を図る商品を模索していたとき、お客様から「盃の薄さを限界まで薄くできないか」といった依頼がありました。「もしかしてこの強度の高い土なら…」と取り組んだところ「薄作り」が生まれたのです。

 

中でも「越前薄作り極盃 匠」は、第55回全国推奨観光土産品では工芸品部門で最高賞となる経済産業大臣賞を受賞するなど、従来の陶器では成し得なかった薄さを全国にも認められてきました。しかし、実際の認知度や売り上げには繋がっておらず非常に悩ましい状況です。

 

そこで今回、薄作りの技術を使い何かできないと考えた結果、越前漆器とコラボし腕時計を作ろうと考えました。漆器や焼き物は、自宅で使うのもがほとんどですが、腕に付けて持ち運べる時計ならどんなシーンでもアピールすることができます。

 

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厚さ1mm、重さ25g以下の超軽量です。

 

新たな挑戦。焼物を時計に。

 

製作する腕時計は、文字盤を越前漆器、文字盤周りの装飾部分を越前焼で製作します。越前焼の部分は、ろくろによって1つひとつ薄作りで成形した厚さ約1mmのリング状のものです。ただ、今回時計のパーツとして作るため、規格にあった形やサイズ、薄さが求められます。これを作るためには薄作りの盃を作るのに比べても、何倍もの時間と労力がかかるため、そういった意味でも大きな挑戦となります。

 

■工程1

盃と同じ要領でろくろ成形を行なうのですが、盃より小さいサイズを製作するためより作りにくいのです。

 

 

■工程2

碗形にせず、平らな状態で作っていきます。平にしたとき、薄い作りのため乾燥させている間にヘタってきてしまいますが、これまでの経験からヘタらないよう調整します。

 

 

■工程3

乾燥させ、裏返しの状態でサイズに合わせるため外側を削り込み、その後中心の突起部分をカットしてリング状にします。リング状にしたものをろくろから外すだけで曲がってしまうくらい繊細です。

 

 

■工程4

リング状にしたものの厚みやサイズを微調整し、焼成した時の収縮分も計算してサイズを割り出します。土の状態や、湿度などによって完成後の収縮率が微妙に違うので、規格に合うのは今のところ10枚に1枚程度です。

 

 

■工程5

1240℃を超える本焼きをしてようやく焼きあがります。釉薬を散しただけで歪んだりするくらい軽くて繊細な仕上げが求められます。

 

 

 

■工程6

薄作りのリングを、文字盤のふちにはめ込んで完成です。漆器の艶やかさと焼物の風合いがマッチした素敵な時計に仕上がりました。

 

試作品です。

 

 

越前焼薄作りを全国に、産地の活性を。

 

全国には様々な焼物がありますが、越前には他産地と差別化できる薄作りに適した陶土が眠っております。現在は、作り手の人数も限られており、商品の流通は福井と首都圏の一部のみでの販売です。

 

今後は、薄作りの技術を多くの窯元に伝え、生産量を増やすことにより全国で販売することができればと思っています。そのために、薄作りの技術を多くの職人に継承し、将来的には、越前焼を日本を代表する焼物にしていきます。

 

また、それにより地域の伝統産業全体を明るいムードへと導ければ幸いです。窯元の挑戦の第一歩を、みなさまどうぞ応援よろしくお願いします!

<資金使途>

消耗品費:10,000円
印刷製本費:80,000円
制作委託費:330,000円
試作費:270,000円
リターン費用:258,000円
手数料(税込):216,000円
必要金額合計:1,164,000 円

 

<製作個数>

10個

 

 

 

 

ギフトについて

 

ご寄附いただいた方には、極盃「匠」や越前焼の器などをお返しさせていただきます。越前薄作り盃「匠」は従来の盃の1/5の重量で25g以下、陶器の薄さでは限界といわれるています。

 

盃は単に薄いだけでなく、高強度の越前土を使っているため、強度は通常の焼物の1.6倍でございます。さらに、通常の厚さのものに比べ、口当たりが良いのでお酒をより美味しく楽しめるのも特徴の一つです。飲み口が広いことで酒の香りを存分に楽しむことができ、舌全体に広がるお酒の旨味を感じることができます。

 

地酒はイメージです。(季節によって内容が変更します。)

 

 

 

本プロジェクトにおける寄附の流れ

 

本プロジェクトは、福井県が新たに創設した「ふるさと納税による新事業創出支援事業」の対象事業として認定されています。

 

そのため、このプロジェクトに対する個人による寄附はふるさと納税の対象となり、ご寄附頂いた額に応じて、個人住民税等から一部が控除されます。(企業版ふるさと納税の対象ではないため、法人による寄附はふるさと納税の対象となりません。)

 

寄附金は福井県がふるさと納税として領収し、その寄附金から寄附代行手数料を除いた額を、奨励金として事業者に支給します。

 

その他、ふるさと納税の詳しい内容や注意点については、福井県のHPをご参照ください。

 

※ワンストップ特例制度の申請をご希望の方へ

ふるさと納税制度の適用において、確定申告が不要となるワンストップ特例制度の申請をご希望される場合、平成31年1月10日(木)(必着)までに、福井県に申請書をご提出いただく必要があります。(期日を過ぎた場合、確定申告が必要になります。)


プロジェクトが成立して寄付金額が確定した後に、県から領収書とともにワンストップ特例申請書の様式をお送りしますが、概ね14日以内でお手続きいただくことになりますので、予め「ふるさと福井応援サイト」より申請書様式をダウンロードし、ご準備いただけましたら幸いです。


また、申請にあたり、マイナンバーに関する添付書類をご提出いただく必要がありますので、ご遺漏の無きようお願いいたします。

 

個人情報の取り扱いについて


本プロジェクトは福井県の「ふるさと納税を活用した新事業創出支援事業」に認定されたプロジェクトであり、ご寄附者様の個人情報は、福井県に提供されるほか、福井県を通じて本事業者にも提供されます。この点をご了解頂いたうえで、ご寄附をお願いいたします。


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