障がいとは個性。和太鼓演奏を通して元気をお届けします！

 

障がいを持っていても、和太鼓の演奏に触れて欲しい。

 

ページをご覧下さりありがとうございます。野和太鼓 代表の永井と申します。

 

私は23年前に和太鼓に出会いました。生まれ育った地域に当時活動の途絶えつつあった和太鼓団体があり、様々なご縁のもと私含む数名のメンバーで再結成してから、今まで20年間活動を続けてきました。

 

 

 

現在は、2009年に福岡で結成した和太鼓チーム「ND-STUDIO（通称 野和太鼓）」の代表として、チーム運営を行っております。ND-STUDIOには、4歳〜60代まで50名の年齢性別問わず幅広い方々が在籍しており、昨年の12月には福岡の博多座で公演も行いました。

 

 

 

また、健常者だけに留まらず、障がいを持った子ども達にも和太鼓を楽しんでほしいという思いから「障がい者和太鼓 兆」という和太鼓グループも結成し、日々和太鼓の練習・演奏をしています。

 

障がいを持つ子ども達にとって、和太鼓は自分を抑えることなく自由に表現できるツールの一つです。力強く、思いのままを和太鼓にぶつける力を目の当たりにすると、演奏を聴く方も不思議と元気をもらえます。

 

今後、更に積極的な演奏活動を行っていきたいと考えておりますが、 「兆」には体力や体格などに差のあるメンバーもいます。

 

彼らには、軽量化された太鼓や、車椅子の方専用の太鼓台が必要です。彼らが今後も積極的な活動を行えるように、その購入費用を皆様にご協力いただきたく思っております。

 

どうぞご支援のほどよろしくお願いいたします。

 

 

 

障がいとは個性。彼らは自己表現の達人です。

 

「障がい者和太鼓 兆」という和太鼓グループの結成のきっかけは、6年前、とある福祉イベントへの演奏依頼でした。

 

障がい者施設利用者の方とお会いする機会があり、その中で和太鼓チームと施設利用者のコラボ演奏出来ないかとの相談を頂きました。

 

健常者との共生、障がい者の社会参加を促すイベントの肝とも言える役割を、和太鼓を通して舞台上で形にするという企画です。

 

彼らの和太鼓の練習現場を見たとき、私は衝撃を受けました。

 

障がい者の子達は、「初めてだから」という遠慮も、「恥ずかしい」などといった世間体もなく、バチを握り太鼓を打った瞬間に感情のままの表現をするのです。

 

それは、和太鼓とはこうでなければという私自身の概念を遥かに超え、心に突き刺さりました。

 

気付かされたのは、この子達が持っているのは障がいではなく、自分に正直な個性であり、形にとらわれない自己表現の達人である事です。

 

このイベントがきっかけに、もっとこの子達に和太鼓を演奏する機会を提供したいと思い、月に一度の障がい者向けの和太鼓教室を始めることになりました。

 

そして現在は「障がい者和太鼓 兆」という和太鼓グループを結成し、県内の福祉施設への慰問、各種イベントへの参加、ボランティアでの演奏活動を通して、子ども達の成長を肌で感じながら運営をしています。

 

 

 

ありのままの感情を、「振動」で伝えます。

 

現在、10代～40代の障がいをもった男女約40名ほどが和太鼓を楽しんでいます。みなさんとても積極的に参加してくださり、練習の時はより明るく、公演の時はより緊張した様子で感情豊かに表現されています。

 

「障がい者和太鼓 兆」のメンバーは7名で、障がい者和太鼓教室利用の有志で構成されています。その中で現在リーダーを務めるのは柳沢雄大君です。

 

彼は、和太鼓が持つ独特の振動と音楽性に魅力を感じ、「自分たちの演奏を観てくれるお客さんに対して元気を与えられるような演奏をしたい」という思いで和太鼓の活動を続けています。

 

和太鼓は他の楽器と違い、「音」よりも「振動」を伝える楽器です。だからこそ、技術だけではなく感情をぶつけることで、それを聴く人も身体で感じることができます。

 

 

 

しかし、一部のメンバーは一般的な太鼓では、安全に演奏ができません。和太鼓を打つ時の姿勢は腰に力を入れる必要がありますが、腰に負担をかけられないメンバーや、車椅子での生活をしている子もいます。

 

現在はそういったメンバーに対応した太鼓や土台がありません。車椅子の方が太鼓を打つ際は別の人が太鼓を支えて持つなどして対応していますが、もっと練習に力を注ぐために、体力や体格などに差のあるメンバーに軽量化された太鼓を購入したいと考えています。

 

【資金使途】

2019年3月17日までに和太鼓の購入費用に充てさせていただきます。

・和太鼓の購入 （7台予定）　653,120円
・クラウドファンディング手数料 　146,880円

 

 

舞台を通して、演奏者にも観客にも感動を届けます。

 

「兆」としての今後の活動はもっともっと活発化していきます。各福祉施設への慰問演奏や、ボランティアでの演奏活動も考えています。素朴な音色を日本全国にお届けし、聞く人に元気を与えられるような演奏をしていきます。

 

舞台上で何かを披露するということは、彼らは日常生活の中ではほとんど経験することはありません。

 

和太鼓を通して、舞台で経験する緊張感や達成感を感じてもらいたいと思っています。そして、きっとそれを糧に社会でも活躍していってくれると信じています。

 

どうぞご支援のほどよろしくお願いいたします。