プロジェクト概要

 

みなさんは街中で車いすユーザーを見かけますか?

 

事故や難病や高齢など、様々な原因で車いす生活になる方はいます。しかし、実際に街中で車いすユーザーを見かけることは非常に少ないです。

 

なぜなのでしょうか?

 

その原因の一つに、車いすでも安心して外出できる情報が少ないことが挙げられます。通常の地図は、車いすで生活する人にとっては必要な情報が記載されていない、白地図のようなものなのです。

 

 

そこで、車いすユーザーや健常者ひとり一人が自分にできることで世の中をよりよくしていけるように。つまり、バリアフリー情報をシェアし合う、みんなでつくるバリアフリーマップ『WheeLog!』のスマートフォンアプリを開発しました。

 

今回、これまで『WheeLog!』アプリで集められてきたバリアフリー情報を、スマートフォンを使えない人たちにも届けたいという思いから、『WheeLog!』Web版のプロジェクトを立ち上げることにしました。

 

車いすでもあきらめない世界を目指して。

 

みなさん、私たちと一緒に

『世界一あたたかい地図』を作りませんか?

 

 

 

ごあいさつ


はじめまして。織田友理子と申します。

 

「車いすでもあきらめない世界をつくる」をミッションに活動している一般社団法人WheeLog代表理事をしています。

 

私たちは、車いすユーザーが抱える外出への不安を少しでも解消したい!という思いで、みんなでつくるバリアフリーマップ『WheeLog!』というスマートフォンアプリを開発しました。

 

誰しもが、いつかは足腰が弱くなり、車いすを使う可能性があります。

 

また、このWheeLog!アプリは、赤ちゃん連れのお父さんお母さんにも、エレベーターがどこにあるかわからないときなどで活用していただいています。

 

私は現在39歳です。20歳から遠位型ミオパチーという筋肉の病気、33歳から多発性硬化症という神経の病気を患っています。そのため、指先がスムーズに動かせず、最近はスマホを使いこなすことができなくなりました。

 

一方で、パソコンでは特別な機能を使って作業をすることができます。これは私だけのことではありません。同じように、『WheeLog!』をスマホだけではなく、パソコンで使えるようになればという声を多くいただいています。

 

もし、パソコンで使えるようになれば、さらに多くの車いすユーザーが閲覧投稿できるようになり、劇的にバリアフリー環境が良くなっていくのです。
 

車いすユーザーがどんな障害状況でも社会と繋がり続けるために、私は今回のプロジェクトを絶対実現させたいという強い思いで立ち上げました。

 

 

障がいのあるなしに関わらず、一人ひとりができることで支え合えあう、世界一あたたかい地図を

 

私は、誰もがひとりも欠けることなく、その人だからできることが必ずあると信じています。だからこそ、車いすユーザーでも歩ける人でも、みんなに『WheeLog!』に関わってほしいと開発前から考えていました。

 

車いすユーザーの方は人の手を借りることが多いかもしれません。でも、このアプリは、車いすユーザーだからこそ、実体験に即したバリアフリー情報を提供することができます。

 

また、健常者の方は写真を撮ってアプリに投稿するだけで、車いすユーザーをサポートすることができます。

 

つまりこのアプリは、ひとり一人が自分にできることで、たくさんの人たちの力になることができるのです。

 

私は、そんな優しい気持ちで作られたこの地図は『世界一あたたかい地図』だと思っています。

 

では、まずはじめに、私がなぜこのアプリを開発しようと思ったのか、そのきっかけからお話させてください。

 

 

 

どうやって生活したらいいのかわからない。26歳で車いす生活をするようになって知った現状

 

私は遠位型ミオパチーという病気のため、車いすを利用して生活しています。

 

この病気は、多くは成人後発症し、歩行困難から始まり、その後車いすユーザーになり、やがて寝たきりとなる進行性の筋肉の病気です。20歳の頃に足元がおぼつかなくなり、22歳の時に遠位型ミオパチーと診断されました。

 

そして、26歳の時に車いす生活を始めました。

 

これまで身ひとつで移動できていたのが、車いすに乗らなければ移動できない。エスカレーターや階段も使えない。多目的トイレしか使えない。数cmの段差すら乗り越えることができない。


車いすでどうやって移動をすればいいのだろう。戸惑うことばかりで、1年半近く引きこもりがちな生活を送っていた時期もありました。

 

車いすに乗り始めたばかりでなかなか外出できなかった頃

 

情報を得ることで、車いすでの可能性を広げられる

 

私には中学1年生の息子がいます。息子が生まれたばかりの頃は、毎年夏にテレビで海水浴情報を見るたびに、息子を連れて行きたいと思っていました。でも、車いすだから行けないと、その気持ちに蓋をしていました。

 

そんなある日、転機が訪れました。


それは息子が3歳の時、インターネットで茨城県の大洗町に車いすでも楽しめるバリアフリービーチがあることを知ったのです。驚き喜び勇み、すぐに家族で向かいました。大洗のビーチはインターネットの情報通りバリアフリーで、家族で夏の楽しい思い出を作ることができました。

 

大洗ビーチで海水浴(2回目)

 

このことをきっかけに、

 

「情報があればいろんなところに行ける」

「ちょっと怖いけど勇気を出せば車いすでも世界が広がっていく」

「知らなかった情報を得ることで人はいくらでも前向きになれる」

 

ということを身をもって実感しました。

 

 

私と同じような思いをしている人たちのために。みんなで情報を共有するバリアフリーマップを作りたい

 

しかし、当時は車いすで楽しめるバリアフリー情報がなかなか見つけられませんでした。なぜなら、通常のメディアでは報道されないからです。

 

ならば、私が体験した様々な素敵なバリアフリーをYouTubeで配信していこう!と決め、2014年に車椅子ウォーカーをスタートさせました。

 

Taipei Mass Rapid Transit 台北地下鉄MRT 世界トップクラスのバリアフリー地下鉄 Taipei, Taiwan

 

車いすで新幹線や飛行機に乗る方法、みかん狩りや映画館情報など、これまで200本以上の動画を公開し、たくさんの方々に喜んでいただくことができました。今ではチャンネル登録者数は1万人を超えています。

 

デンマークへの半年弱の留学を機に世界各国を回るようになり、今では約20カ国を訪問するまでになりました

 

日本の国連にてSDGs持続可能な開発計画のイベント登壇

 

 

あなたの「行けた♡」が誰かの「行きたい☆」に

 

例えば、私は関東に住んでいるので、北海道や沖縄のバリアフリー情報をほとんど知りません。しかし、私が知らないこともその土地の人ならよく知っているはずです。

 

そこで次は、私の情報を流すだけではなく、双方向で情報をシェアするようなプラットフォームを作りたい!と考えました。

 

車いすユーザーだけではなく、健常者の方々も一緒に情報を集めていく、そんなみんなで情報をシェアし合うバリアフリーマップがあればどんなに素敵なことだろうか!と思ったのです。

 

そこで2014年、島根大学助教の伊藤史人先生にこの話をご相談し、伊藤先生から紹介を受けたオリィ研究所の吉藤オリィさんと3人でアイデアをブラッシュアップし、Googleインパクトチャレンジに応募することにしました。

 

Googleインパクトチャレンジにてグランプリ受賞

 

 

Googleインパクトチャレンジの応募からこれまで

 

 

『WheeLog!』CKO(最高知識責任者)の吉藤オリィです。

 


私も10代から車いすの研究に関わり、現在に至るまで重度肢体不自由者の社会参加についてずっと研究しています。織田さんの話を聞いたとき、「これは車いすの人が外出する事で、誰かを救う事ができるアイデアだ」と感じました。

織田さんがずっと温めていたアイデアを、伊藤先生と3人でアイデアを出し合い、Googleインパクトチャレンジで発表しました。その結果、グランプリを受賞し、アプリ開発の支援金を得ることができました。2015年から2年かけてアプリの仕様策定をし、3年目の2017年にアプリ『WheeLog!』をリリースする事ができました。

 

 

 

小池都知事にもご参加いただき、リリースイベントを開催しました

 

 

点の情報を、線の情報で結び、面の情報を知れる。バリアフリーマップ『WheeLog!』とは?

 

『WheeLog!』は世界中のバリアフリー情報をシェアできるスマホアプリです。さらに、ユーザーひとり一人が情報の発信者となって、みんなでバリアフリー情報をシェアできます。

 

スポット情報
これまで集まったスポット投稿は26,000件以上、写真は70,000枚以上、
走行ログはなんと6,000km以上(日本を1往復半)にも及びます
(2019年8月末現在)

 

アプリでは、写真などのバリアフリー情報を投稿できるスポット情報に加え、車いすで実際に通った道のりを記録する走行ログ情報も投稿できます。

 

これにより、スポット情報という点の情報を、走行ログという線の情報で結ぶことができます。さらに、これらの情報を地図に集約することで、その地域の面の情報を知ることができるのです。

 

これらの情報よって、車いすユーザーの行動範囲が大きく広がります。

 

走行ログ、スポット、リクエスト、つぶやきの4種類の投稿ができます

 

アプリユーザーから喜びの声がたくさん寄せられています

 

 

 

24時間テレビで取り上げていただきました!今、日本全国にユーザーが広がっています

 

先日放送された24時間テレビで『WheeLog!』を取り上げていただきました。

 

その中で、私たちが普段イベントで行なっている車いすの街歩き体験を、国民的スターである嵐の松本潤さんにも体験していただきました。

 

さらに、番組内で情報のチャリティーを呼びかけていただき、全国各地から素敵なバリアフリー情報が919件も集まりました。

 

この放送をきっかけに多くの方に『WheeLog!』の取り組みを知っていただくことができ、8月末時点でユーザー数は2万人を超え、放送前の3倍以上のユーザー数になりました。

 

社会は私たちが想像しているよりずっと心温かい人であふれています。

 

24時間テレビ出演後、家族での1枚

 

 

指が動かしづらくスマートフォンが使えない方にも、このサービスを届けたい

 

スマートフォンは使いづらくても、パソコンなら使えるという方はたくさんいます。そうした方々から、パソコンで操作できるようにしてほしいとご要望をいただいております。


例えば、障害によって指が動かしづらかったり、スマホだと文字が小さくて見えづらかったり。現に私も病気の進行により最近は指の力も衰えてきてしまい、スマホを使いこなせません。


そこで今回、さまざまな障害をお持ちの方にも『WheeLog!』のサービスを利用してもらうために、『WheeLog!』のWeb版をリリースしたいと考えています。

 

ただ、このサービスを使用していただくにあたり、車いすユーザーの方から利用料は取りたくないと考えています。ただでさえ生きていくことに困難がある車いすユーザーに向けて、経済的に優しいサービスでありたいのです。

 

そのため、現在、寄付サポート会員の方に金銭面は支えていただき運営しています。ですが、今回の大幅なシステム開発には多くの資金が必要となるため、私たちの想いに共感していただける方にご協力をいただきたいと思い、クラウドファンディングに挑戦することを決意しました。

 

yokohama

 

 

ソフトウェアの開発コストは、思いのほか高額になります

 

 

『WheeLog!』CTO(技術責任者)の伊藤史人です。

 

 

当たり前ですが、アプリ(ソフトウェア)は人が作ります。そのため、アプリの開発コストはほとんどが人件費となります。

 

では、一般にどれくらいの費用になるかと言いますと、

 

1名の開発者に1ヶ月間働いてもらうには、おおむね100-150万円くらいかかります。つまり、3名の開発者が2ヶ月かけて作るアプリには、最低でも600万円かかってしまう計算になるのです。

 

開発者たちは、日々の業務の合間に新しい技術の勉強を続けています。発注者はその高度なスキルを活用するわけですから、一見高額な費用に思えても、実は適正な価格とも言えるのです。

 

では、大学生に謝金程度を支払って作ってもらえばいいかといえば、そういうわけにはいきません。学生は数年で卒業してしまいますし、何より開発技術が未熟です。その点、開発会社には高度な人材がいますし、会社として引き受けた開発を維持するために多くの努力をしています。

 

ちょっとしたアプリを試作するだけなら、大学に協力を仰いでもいいのでしょう。しかし、多くのユーザーを抱えつつ、数年単位で安定してアプリを稼働させるには、やはり開発会社が必要なのです。

 

 

WheeLog!アプリ

 

 

4つのゴール!今回のご支援でできること

 

私たちは、目標金額を開発のステージに合わせて4段階に設定し、最終目標金額1,000万円を目指していきます。

 

 

 第1ゴール 目標金額:300万円 

◉パソコンで『WheeLog!』のバリアフリーマップを閲覧できるようになります!

現在、Webでは簡易的な表示しかできませんが、アプリと同じようにスポットを絞り込み表示したり、スポットやつぶやきなどの最新情報をタイムラインで閲覧/検索できるようになります。

 

 第2ゴール 目標金額:600万円 

◉パソコンで『WheeLog!』に情報を投稿できるようになります!

ユーザーIDでログインできるようになり、スポットを投稿/編集したり、自分の過去の投稿を確認できるようになります。(走行ログはGPSの移動情報を利用するため、パソコンでは対応不可とさせていただきます)

 

 第3ゴール 目標金額:800万円 
◉情報の精度を向上させ、さらに使いやすいバリアフリーマップに!

情報の管理機能を強化して情報の精度を向上させ、高品質のバリアフリー情報をユーザーに提供。さらに使いやすいバリアフリーマップになります。

 

 第4ゴール 目標金額:1,000万円 

◉多言語化で世界中の人が使えるようになります!

各国の言語に対応できます。Google翻訳も使えるようになり、世界中の人が使えるようになります。

 

 

 

クラウドファンディング終了後のスケジュール

 

2019年12月:仕様書策定

2020年 1月 :Web版 開発開始

2020年 5月 :Web版(第1・2ゴール)リリース予定

2020年  夏  :Web版(第3・4ゴール)リリース予定

 

app
ポルトガルで開催されたワールドサミットアワード(国連後援)にて、世界一を受賞しました

 

 

車いすでもあきらめない世界を目指して


通常の地図は、車いすで生活する人にとっては必要な情報が記載されていない、白地図のようなものです。

 

私はみんなでその白地図に情報を埋めて、みんなで『世界一あたたかい地図』を作っていきたいのです。

 

最近、ある方から「障害者は高齢者の先輩です」という言葉をいただきました。私がそうであったように、誰しも車いすユーザーになる可能性はあると思うのです。


だからこそ、今この地図が必要な人だけではなく、将来必要になるであろう人のためにも、この地図を作っていきたい。人生を楽しむための情報が入っている地図を。

 

そうすればきっと、未来は車いすの人たちを街でたくさん見かける、車いすで動き回ることのできる社会になるはずです。

 

それが、私たちが目指す車いすでもあきらめない世界の姿です。

 

みなさんに、そんな未来を一緒につくる仲間となっていただきたいです。

 

完成後は、デジタル銘板などを掲載したWheeLog!ホームページを通じて、経過報告をしたいと思います。ユーザーの喜びの声をお伝えしていきます。

 

あたたかいご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

 

WheeLog! in 小田原

 

WheeLog! in 横浜

 


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