今回は、特許権とはどのようなものかを説明していきたいと思います。

特許権とは、特許庁に出願書類を提出して、審査を経て「特許査定」が降りた発明に認められるものです。

特許として認められるためにはいくつかの規定があります。

多きく分けて「新規性」と「進歩性」という規定があります。

「新規性」とは

発明が誰も今まで考えたことがない新しさを指します。この規定は、国内だけでなく世界規模で広く知られていないということが条件です。

例えば、フェイスブックなどはアメリカで誕生しましたが、国内に普及する前に外国で知られてしまった技術などは「新規性」の要件を満たしません。

さらに、インターネットで発明をアップしただけで、「新規性」喪失とみなされます。たとえこのサイトを誰も見なかったとしても、誰でも見られる状態にした時点で「新規性」なしという扱いになります。

 

「進歩性」とは

発明分野の当業者が容易に思いつかない発明であることを指します。自分が一番頭を悩ました規定です。発明の進歩性があるかどうかは、実際に誰にもわかりません。特許権として認められた発明の中には「こんなモノなら自分でも思いつく」と思ってしまう案件も山ほどあります。結局のところ、進歩性の判断は人間の頭でするものなので、実際出願してみると、審査する審査官によって判断に偏りがあるものらしいです。そのため、間違った発明を特許権として認めてしまったということが立証できれば、特許権無効審判ということも起こせます。さらに審査結果で「拒絶査定」が確定したあと、異議申立てをすることができて、裁判で判断を争うことができます。この裁判で発明のうち7割の案件がひっくり返って特許権が認められるそうです。資本金が少ない私はとても裁判を起こせる費用は出せません。新規性があるなら特許権を認めてくれてもいいのにと思ったことは多いです。特許庁の審査官をいかに納得させるかが、大きなハードルです。

 

実はこの翻訳アプリの特許証の出願日平成27年8月31日、登録日12月18日となっています。おそらくこれは特許権として認められる期間がかなり早かったことを指します。審査官にかなりのインパクトを与えたのではないかと思っています。新着情報では、特許権に関する色々な事を紹介できたらなと思います。特許は普段生活していて、身近なものではないかもしれませんが、この機会に発明を目指す人が少しでも増えると私も嬉しいです。このクラウドファンディングで企画した翻訳アプリの技術も、是非実現してみなさんに使ってもらえたらと思います。投資の方どうぞよろしくお願いします。

 

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