支援が届きにくい「在宅被災世帯」の支援を朝倉市で続けたい。

みなさまのご支援・ご協力に心より感謝申し上げます。

少し活動事例をご紹介したいと思います。

写真の画像は2018年2月23日に撮影したものです。

このお宅は、り災認定の1次調査では、「半壊」判定。朝倉市では公費解体の対象が「大規模半壊」と「全壊」になります。

年金暮らしで経済的な余裕がなく、家の解体の件でお悩みでした。

被害程度が大きかったので、役場に付き添い、2次調査をお願いしました。
役場の方に調査に来ていただくと、「多分『全壊』の判定になるでしょう」とのことで、ご本人たちもほっとされていました。
ご本人にお話を伺うと、1次調査の時は、泥出しが終わっておらず、扉が開けられなかったため、外からの目視での調査であったそうです。
そもそも1次調査はスピード感を持って進めることが重視されるため、目視が基本になります。判定に納得がいかない時は2次調査の申請が必要なのですが、住民の方々の中には、「お役所に逆らうなんて」と思い(市役所が受付ないということはありません)、申請に踏み切れない方もいらっしゃいます。

朝倉市では、1460件が1次調査を受けていますが、2次調査の申請はわずかに87件(2018年2月時点)。かなり少ないような印象を受けており、活動を継続しないといけないと考えます。