寄付総額
目標金額 700,000円
- 寄付者
- 79人
- 募集終了日
- 2018年8月31日
【残り2日!】待ちましょう、耐えましょう
高校のころ、同級生に前田という男がいました。
確か1年生と3年生のときに同級だった気がします。
1年のころの前田くんはとても小柄で、いつもクラスでは一番前。私は第二次ベビーブームの真っ只中世代ですので、生徒数もたくさんいる中、恐らく学年でも男子でかなり小さい方だったのではないでしょうか。
その前田くん、運動神経は抜群でした。部活は硬式テニス部。しかし体格差はいかんともしがたく、ノンコンタクトスポーツといえど、なかなかパワー勝負になると不利で、いつも1,2 回戦くらいで敗退していました。団体戦でもレギュラーではなかった気がします。
特別仲がよいわけでも悪いわけでもなかったのですが、3年生になって前田くんが「大変身」しました。何と高校2年のおわりくらいからどんどん身長が伸び、丁度中肉中背で173cm の私もあっという間に追い抜き、3年生で再び同級生になったときは180cmをゆうに超える大男になっていたのです。
ちょっと大げさかもしれませんが、魔法がかかったように、記録的短期間であっという間に大人になった、それくらいものすごい伸び方をしました。
まだほっそりとし体格だった前田くんはそれでもパワーで負けなくなり、そして最後の高校総体ではベスト8(確か。はっきり覚えていない)という素晴らしい成績で有終の美を飾りました。将に学生生活最後の最後で大輪の花を咲かせたわけです。
この話で私が言いたいこと。子供たちもそうですが、親御さんには「とにかくあせるな」ということです。もちろん少年スポーツにおいてです。
今は我々の子供世代と異なり、勉強だけできればいい、スポーツだけできればいい、という子はかなり減ってきている印象です。むしろ文武両道が基本という考え方の親御さんがずいぶん増えている印象で、殆どの子は小学校のころからかなり本格的にスポーツに打ち込んでいる子が多いと思います。
この傾向自体はもちろん私はとてもいいことだと思います。ただ、私も2人の子供の父親として思うことは、親はどうしても子供のパフォーマンスに一喜一憂してしまう存在だ、ということです。以前はなぜこんなに親が熱くなるのかと思っていましたが、長男が中2で野球、長女が小6でサッカーをやっていて、かくいう私もひとつの打席、ひとつのシュートに一喜一憂してしまっています。
ただこれは親というもの、ある意味当たり前のこととも言えると思います。宿命といってよいでしょう。
ただここからが本当に言いたいことなのですが、親御さんにはぜひ「あせるな」といいたいのです。
子供の才能なんていつ開花するかわかりません。小学校のころスーパースターだった子が中学高校もスーパースターであり続けることは稀です。清宮選手などは例外中の例外で、例外に影響されてはいけません。
なにがいいたいかというと、これが日本の少年スポーツのひとつの悪い影響を与えてしまっているということです。
私はこのクラウドファンディングの記事にも記載していますが、「自称」指導者の無茶苦茶な指導に対してなぜ親が文句を言わないのか、ということの答えのひとつだと思うのですが、親の気持ちとしては監督が無理難題を言ってもとにかくわが子を使ってほしい、できれば試合に出してほしい、そして活躍してほしいと思っているので、言いたくてもいえない、という構図が成り立ってしまっていることも原因、あるいは大きな原因だと考えています。だから無茶な練習量でも文句を言わない。だから100球も200球も投げさせられているのに文句を言わない。だから膝を怪我していてもコーチの前では何事もないようにやれよと子供にいう。そして子供たちは徐々に壊れていく。
しかし上述したように、子供の才能の開花時期など予想できませんし、体格の有利不利がないスポーツが殆どないように、子供の体もいつ大きくなるのかわかりません。将に前田くんがそれを証明してみせました。まさか男子で高校2年になって急に大きくなるなんてだれも考えていなかったでしょう。ただそれがその子の運命ですし、そこはどうあがいても変えることのできないことです。
なので日本が真のスポーツ大国になるためには、親御さんの我慢も必要だということ、つまり子供が頑張ればよいだけでなく、親御さんの教育も必要だ、ということ、これが私が今日いいたいことです。
クラウドファンディングももうあと2日となりました。プロジェクトの本文中最終段落に書いているように、この検診事業でおこなう大事なこととして、自分の今の状態を知ってもらうこととともに「啓蒙活動を行いたい」と記載しています。この啓蒙活動についてかなり端折ってしまいましたが、どういう活動かというと上述のような「親御さんへの」啓蒙活動です。これは検診と同じくらいこの国の少年スポーツの未来のために大事な活動だと考えています。
とにかく「なるべく」一喜一憂せず、無理させず、ひたすら「応援」をしてください。そして前田くんのように大輪の花が最後まで咲かなくても、スポーツを続けることは毎日が勝負の連続です。子供はそのようなことからいろんな精神的な学びがあります。そう考えれば最終的な結果がどうあれ、その子はスポーツが教えてくれるとても多くの学びを今後の人生に役立ててくれるはずだと思います。
ギフト
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・レポートにお名前記載
- 申込数
- 36
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