プロジェクト概要

 

ひきこもる若者たちの居場所問題。居場所がないことから生じる孤立という社会問題を一部の若者に背負わせたくない。どんな若者でも自分の思いが形になるようなフリースペースを作りたい!

 

 

2004年から14年、生きづらさを抱える若者に寄り添い続けてきました。

 

はじめまして!ゆどうふ代表の辻岡秀夫です。ゆどうふはひきこもり等生きづらさを抱える若者が自己表現を通して自分らしく社会参加ができるようになることを目指して活動しているNPO法人です。私はこの活動を2004年から開始しました。

 

私自身、音楽が好きで、バンドでピアノを弾いています。音楽活動の中で、豊かな感受性、内面世界を持っているにも関わらず、人前が苦手で表現することができない若者たちと多く出会い、もったいないな、もっと彼らのことを多くの人に知ってほしいなと常々思っていました。

 

そこで当時、臨床心理学を学ぶ大学院生だった私は、ひきこもりの人や引っ込み思案で人前が苦手な人でも楽しくステージに立つことができる「ゆどうふライブ」という音楽会を開催しました。

 

ゆどうふライブのキャッチコピーは「きみの声が誰かにとどく」です。勇気をふりしぼって出した声が、家族、友人、恋人はじめ社会の多くの人たちに届くことを目指して―また、その声が今まで勇気がないとあきらめていた自分自身に届くように。

 

この活動が原点となり、ゆどうふの若者に寄り添う活動が始まりました。

 

2012年に福祉施設で行なったライブの様子

 

 

日本に100万人以上いるとされているひきこもりの若者。まずは社会の中に居場所を見つけられるようにとサポートを続けてきました。


現代日本で、ひきこもり状態にある若者は100万人以上いると言われています。また、そのような状況の子どもをもつ親御さんも相当数、深い悩みの中に身を置いています。

 

人生にとって一番重要な時期にある青年期。希望をもち仲間と共に自分の人生を切り開いていく、そしてその過程で自分らしさや自信を獲得していく。その時期に、日本ではこれだけの人数が自室にひきこもり、孤立状態におかれているという事実を知り愕然としました。

 

現在厚生労働省を中心にひきこもりの若者に対する支援が進められていますが、その中心となっているのは就労支援、つまりひきこもりの若者が職につけるようになるための支援です。

 

長期間孤立状態に身を置き、人との交流も絶ってきた若者にとって、いきなり職に付くというのはあまりにもミスマッチです。まずは社会の中に居場所を見つけ、自分はここにいていいんだという安心感をもてるようになることがとても重要です。

 

ゆどうふでは、外出できないひきこもりの若者のご自宅にうかがってお話をしたり、ご家族の相談に乗ったり、外出に挑戦する時に同行させていただいたりといった、まずは彼らが人を信じたり自分がいていいんだという安心感をもってもらうための支援活動を日々行なっています。

 

ライブ会場の様子

 

 

人前で表現をし、受け入れられるという体験の積み重ねを大切にしてきました。

 

みなさんはアサーションという言葉を耳にしたことはあるでしょうか。簡単に説明すると『自分の気持ちや考えを表現する、と同時に相手の気持ちや考えを尊重する』ということになるかと思います。

 

自他尊重のコミュニケーションと訳されます。マイノリティといわれる方々の人権を守るために活躍してきた言葉です。表現をするという行いは相手に自分を知ってもらうために必要な人間の根源的な活動の1つです。

 

にもかかわらず、私たちは生活の中で傷ついたり挫折感を味わったりすると、『どうせ自分なんてわかってもらえない』と口を閉ざしてしまったり、逆に相手に怒りをぶつけたり、無視をしたりして相手を受け止めることが難しくなります。これはひきこもりの若者にとても強く見られる傾向です。

 

彼らにとって必要なのは、表現するためのスキルよりも、人前で表現をし、受け入れられるという体験(これがアサーションです)の積み重ねです。ゆどうふでは法人立ち上げ以来毎年アサーションに関するワークショップを実施しています。

 

たくさんのアイディアを出しながら進めてきました

 

 

自分たちの居場所を作る、という発想。

 

今までの居場所づくりについての考え方は「設置」という、“与えられる場”というニュアンスが強いものでした。しかし本来、若者の居場所というものは自分自身が生活する中で自ら創出するもの、見つけ出すといった性質があると私は考えています。

 

そのため、若者の居場所作りは、そこを利用する若者が作る段階から関与し、作られていく過程を体験する中で自己形成を行い、自分にとって特別な場であるという思いを獲得することが望ましいといえます。

 

そこで、自分たちの思いを込めて一から作り直すことのできる場所、アサーションハウスを作ります。

 

アサーションハウスのアイディア出しの様子

 

 

人前で表現をし、受け入れられるという体験の積み重ねを大切にしてきました。

 

アサーションハウスとは、みんながアサーティブでいられる家、相互の気持ちや考えを尊重しあいながら表現できる空間のことです。

 

現代の若者には堂々と表現して堂々と失敗して、という体験が権利として認められる場が絶対的に欠けていると私は感じています。そんな当たり前のことが日常的に保障されている家になればと思っています。

 

2年前の平成28年冬から、舞台となる空き家を探し続け、やっとみんなで改修を進められそうな空き家が見つかりました。

 

ですが、居場所作りに助成金を出す自治体はほぼなく、私たちも事業費のほとんどを持ち出し金に充てています。

 

皆様からのご支援は、全体で1000万円ほどかかる空き家の改修費用の一部に当てさせていただきます。

 

ミーティングの様子

 

 

ひきこもりの若者がもつ力を信じてくださる皆様のご協力をお願いいたします!

 

人がいなくなった空き家をひきこもり状態で居場所がない若者が再建する中でアサーティブな存在として自己形成していく。私たちはそこに希望を見出しています。

 

ひきこもり状態の若者にかぎらず、少子化や遊び場の減少、単身世帯の増加など、現代日本人の各世代で孤立という課題は進行しています。

 

空き家が激増している東京都でこのプロジェクトを成功させることで、各地でのすべての人の孤立防止の取り組みのひとつのモデルになればと思っています。

 

このプロジェクトを通して私たちゆどうふを知ってくださった方、また以前より私たちの取り組みを応援し支えてきてくださった皆様、ご縁あってつながってくださる皆様お一人お一人の気持ちを全力で形にしていきます。お力添え、お願い致します。

 

お力添え、宜しくお願い致します。

 

 

アサーションハウス詳細

 

場所:東京都町田市小山町2595-1

京王線「多摩境」駅より徒歩5分

 

開所予定日:

毎週(月)(水)(金)10時~17時

毎月第2土曜日13時~17時

 

現時点で、ひきこもりの若者から次のようなことをしていきたいと企画案が出ています!みんなで意見交換をしながらこれらを少しずつ、ひとつずつ実現させていけたらと考えています!

 

地域の方を招いての夕食会(ゆどうふ鍋会)、自分たちが各々興味のあることを調べて発表する会、参加は女性限定(性自認が女性の方も含む)の女子会、室内の小音楽会、庭での野菜栽培。

 

 


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