メッセージリレー#18 在宅ワーカーコーディネーター井崎由華さん

 

東京から地元である長野に戻ってきてから、

地元のママが楽しく子育てができる場を作りたい、

子育てをしながら在宅でできる仕事を紹介したい、

 

という気持ちを持っていたものの、

何からどうはじめればよいのかわからず

モヤモヤとしていた頃に、

ゆめサポママ@ながのの活動を知りました。

 

 

自分がやりたいと頭の中でぐるぐるとさせている想いを

現実にしている人たちがいるということに、

いてもたってもいられず会いに行ったのは去年の秋のこと。

 

一口に長野と言っても、面積の広い長野県。

ゆめサポママの活動の拠点である長野市から

100キロ以上離れた場所から来た私を、

皆さんはとても喜んで受け入れてくれました。

 

それは、ママが楽しく、充実して生きることがとても大切なことで、

それが子どもにとっても幸せなことだ、という想いを

共有できたからだと思っています。

 

そんな、ゆめサポママがゆめママキッチンをオープンする。

 

つい先日、夕飯中に中2の息子にこんなことを言われました。

 

「ご飯を食べるとお母さんの機嫌がわかる」

 

びっくりしました。

おいしいとかまずいとかではなく、

機嫌のいい、悪いを感じるのだそう。

 

以前の私だったら、

そんなことなら毎日機嫌よく、楽しく料理をしている

いい母親でいなければならないのか…と悩んでいそうな一言。

 

今でこそ、料理で機嫌を理解してくれるなら、

わざわざイライラしなくてもわかってくれてラクだわーと思いますが、

子どもは思いもしないアンテナで

親の気持ちを感じているのだと改めて感じた一言でした。

 

親が毎日上機嫌でご飯を作ることができれば、それに越したことはない。

でも、日々過ごしていれば思い通りにいかないことの方が多い。

 

夕飯一つにしても、仕事で遅くなることもあるし、

どうしても台所に立つ気になれないことだってあります。

 

そんな時、イライラしながら、無理をして、

不機嫌の詰まったご飯を出すくらいなら、

お惣菜でもお弁当でも、ママ自身がほっとして、

リラックスして子どもと一緒にご飯を食べられたら、

その方がよっぽどいいっていう考えもアリだと思うのです。

 

もし、そのご飯がゆめママキッチンのご飯なら、

子どもたちは、ゆめママキッチンでご飯を作るママたちの、

さらには、野菜を作っている農家さんたちの

エネルギーや愛情を感じるのかも。

それってすごくいいな、と思います。

 

親だけでなく、周りにいる多くの大人が

子どもにポジティブな感情を伝えてくれたら

それはとても幸せなことですよね。

 

今、ママだからこそできること、

ママだからこそ繋がることのできる環境を

「ゆめママキッチン」が現実にしようとしていることが、

本当に素敵で、うらやましいです。

 

ゆめママキッチンのご飯を食べるとホッとする、

疲れたときになぜか行きたくなる、

あそこに行くとなんか楽しいよね、

ゆめママキッチンはそんな場所になるのでは

と思っています。

 

ゆめママキッチンは、たくさんの人たちに

前向きな力をくれる場所になる。

 

私自身が、自分の地域で自分にできることを楽しんでやろう！

と思う力をすでにもらっています。

 

ゆめママキッチンのオープンとても楽しみです！

心より応援しています。

 

在宅ワークコーディネーター

井崎由華