オブザーバーとの意見交換会を開催！

みなさん、こんにちは。

今日はシリアスゲーム開発の進捗情報についてご報告です。

現在シリアスゲームの開発は、ルールや仕様の部分では9割くらいのところまで進んでいます。

前回の活動報告でご紹介をしたニホンツキノワグマの生態や防除対策について研究をしている岩手大学農学部森林科学科の山内先生につづき、本日は、ツキノワグマ管理計画の策定や防除対策、普及啓発を担当している岩手県の自然保護課、広域振興局などの方々と、農作物被害対策や市街地出没時の対応、普及啓発事業などを行っている盛岡市の環境企画課、農政課の方々にお集まりいただいて、地域の現状に合わせた要素の最終的な確認と意見交換のため、プロトタイプをプレイしていただきました。

また、今回は開発にご協力いただいているシリアスゲームクリエイターのPineTreeのお2人にも盛岡までお越しいただいて、一緒にブラッシュアップをしていただきました。

オブザーバーのみなさんからは、専門的な知見やフラットな視点から、たくさんのご意見をいただくことができ、いくつかの課題も見えてきました。

ここからさらなる修正を加えながら詰めの作業を行い、デザインや素材などの検討に進みます。

本日参加していただいた岩手県広域振興局では、シリアスゲームをプログラムに組み込んだツキノワグマに関するセミナーも計画してくださっているようです。

完成して終わりではなく、地域の方々に活用され、ツキノワグマと人とのより良い関係につながってこその本プロジェクトですので、これからも開発と並行して、様々な場所で活用されるよう取り組んでいきたいと思います。

これからも開発の進捗情報やリターンの準備状況などを発信していきます。お楽しみに。