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海底プラごみ回収で海洋生態系保全と燃料資源としての有効活用

海底プラごみ回収で海洋生態系保全と燃料資源としての有効活用
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支援総額

86,000

目標金額 1,000,000円

支援者
13人
募集終了日
2023年6月8日

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プロジェクト本文

 

自己紹介

 

特定非営利活動法人 浜-街交流ネット唐津は、全国的な魚消費量の減少や魚価の低迷等による漁家経営の悪化、後継者不足にともなう産地機能の低下や漁場環境の変化等の問題を解決するために漁業者自らが設立した組織です。

 

 

活動内容

 

魚食回復を目的とした魚料理教室や漁業体験、磯焼けした藻場の再生や海洋プラごみ回収等の漁場環境保全事業等を行っています。

 

親子料理教室
定置網漁業体験
藻場回復
海岸プラごみ回収

 

 

プロジェクトの背景と課題

 

近年、全国の海岸には海洋プラごみがたくさん集積しており、社会問題となっています。なかでも九州北部の海岸には、対馬海流や冬季の北西風等の影響により中国や韓国などの海外由来の海洋プラごみが多くみられており、特に近年増加傾向にあります。

 

※出典:https://www.env.go.jp/council/03recycle/y0312-03/y031203-s1r.pdf

 

 

現在、世界的に増加傾向にある海洋プラごみについては、昨年開催された地球環境行動会議(GEA) 国際会議2022において、削減へ向けた協議が行われはじめたところです。

 

沿岸域に漂着したペットボトルの製造国別割合
出典:平成28年環境省による海洋ごみの実態把握調査

 

 

唐津は玄界灘を背景に漁業が盛んな地域であるとともに、観光地としても毎年たくさんの観光客の方々にも楽しんでいただいていることから、ボランティア等による定期的な海岸清掃が行われています。しかし、陸上から行くことができない海岸は、なかなか回収が難しい状況で、これらの海洋プラごみは、しけの後等に再び海へ流れ出て漁網に入ったり、細かく砕けてマイクロプラスチックになり漁場環境及び海洋生態系に影響がみられており、さらに観光地としての景観にも影響がみられています。

 

私たちは、豊かな玄界灘の海洋環境を次世代に残すために、2022年に県内企業などからの協賛金を集め、海岸プラゴミの回収(2か所で740kg)と回収した海洋プラゴミを資源として有効利用を図るためのサーマルリサイクル処理を行いました。さらに、次世代を担う子どもたちにも海洋プラゴミ問題を知ってもらうために写真展や研修会も実施しました。

 

 

以下は、写真展を見学した小学5年生の感想です。

 

・ゴミの写真がたくさんありました。日本の海岸には、外国から来たゴミがたくさんあると知れました。私はゴミをすてないようにしたいです。 

 

・ぼくの気づきは、他の国からもたくさんのごみが流れてきているということです。韓国や中国などの国からたくさんのごみが流れてきていることが分かりました。 

 

 

唐津の海岸に漂着した海洋プラごみ
海外から漂着した海洋プラごみ

回収した海洋プラごみの運搬と処理場への搬入

海洋プラごみ問題を考える写真展と研修会

 

 

新たな取り組み

 

2023年は、これまでの海岸に集積した海洋プラゴミの回収は継続して実施しますが、新たに海底に沈んでいる海洋プラゴミの回収も開始します。

 

 

海中に沈んでいる海洋プラゴミ回収

 

 これまで海岸に集積した海洋プラゴミの回収を実施してきましたが、海底にも海外由来と考えられる漁網やロープ等が沈んでおり、これらも時間の経過ととともマイクロプラスチックゴミになります。今回のプロジェクトでは、これらの海洋プラゴミの回収を中心に実施します。

 

 

 

回収した海洋プラごみの発電用燃料としての活用

 

 現在、「2050年カーボンニュートラル」という挑戦に向かって、地域の仕組みやあり方も大きく変わろうとしています。脱炭素社会の実現のためには、国と国民、私たち一人ひとりが関わっていかなければなりません。

 

 大きな社会問題となっている海洋プラごみは、各地でボランティア等により回収されていますが、その多くは焼却処分や埋め立て処理されているのが現状です。今回のプロジェクトで回収した海洋プラゴミは、海岸で回収した海洋プラゴミとともに県内の処理場で固形燃料(RPF:Refuse derived paper and plastics densified Fuel )として処理し、発電施設等で使用します。

 

海底プラゴミ回収で海洋生態系保全と地球環境保全

 

 

海洋プラゴミからつくった固形燃料(RPF)
圧縮梱包機
破砕機

 

 

2023年7月から10月にかけて、漁業者により海底に沈んだ海洋プラゴミの回収を実施し、9月からその海洋プラゴミをRPFとして再生します。

 

いただいた支援金は、回収に係る漁船用船料、人件費、潜水作業に必要な機材、回収した海洋プラごみ運搬・処理費(固形燃料化)等に活用させていただきます。

 

・漁船用船料(20,000円/隻・回×3隻=60,000円)

・人件費(潜水作業20,000円/人×2人×3回=120,000円、船上作業5.000円/人×2人×3回=30,000円)

・潜水機材(ウエットスーツ等400,000円)

・処理場へ運搬費(22,000円/回×1回=22,000円)

・処理費(20,000円/回×3回=60,000円)

・リターン代と送料(50,000円)

・事務費38,000円

・クラウドファンディング手数料(220,000円)

 

私たちが、これまで実施してきた海岸に集積した海洋プラゴミ回収は、県内の企業や個人からの協賛金で実施してきましたが、2023年から実施する海底に沈んだ海洋プラゴミの回収は、初期費用を要することから、クラウドファンディングで資金調達することとしました。

 

 

プロジェクトの展望・ビジョン

 

NPO法人 浜-街交流ネット唐津 代表理事 千々波行典

 

 

 海洋プラごみプラスチックは分解しにくく、数百年から千年規模で自然界に残り続けるといわれており、2050年には魚よりプラスチックごみの量が多くなることが予測されています。大阪G20サミットでは、「海洋プラスチックの追加的な汚染を2050年までにゼロとする」宣言が行われましが、その成果が出るには長い時間が必要です。一方、CO2削減が急がれる中で国内における発電はまだまだ石炭やLNGに依存しています。海洋プラごみを発電用の固形燃料として再利用すれば、石炭と代わらない熱量を維持しながら、CO2削減にもつながります。

 

 私たちの活動が各地で広がれば、海洋の環境保全と生態系保全、CO2削減にもつながります。皆様のご支援をお願い申し上げます。

 

 

株式会社 佐賀クリーン環境 代表取締役 西川国男

 

 

 石炭等の代替燃料として開発された「RPF」は、石炭と同等の熱量を維持しながら、CO2の排出量は2/3、価格も割安、さらにほぼ燃焼しきってしまうなど燃料としてすぐれた特性があり、近年は製紙会社やセメント会社等のボイラー用燃料として需要が増加しています。 CO2排出で問題となっている石炭燃料を「RPF」に置きかえることで、地球環境保全に大きな効果をもたらします。弊社では、県内では初めてとなる「RPF」の製造を、令和5年9月から開始予定です。

 

参考:国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構サイト

 

プロジェクト実行責任者:
千々波行典(特定非営利活動法人 浜-街交流ネット唐津 代表理事)
プロジェクト実施完了日:
2023年10月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

今回のプロジェクトでは、2023年夏季に漁業者により海岸に集積した海底プラごみの回収とその処理(固形燃料化)を実施します。 いただいた支援金は、回収に係る漁船用船料、人件費、潜水作業に必要な機材、回収した海洋プラごみ運搬・処理費(固形燃料化)等に活用させていただきます。  漁船用船料(20,000円/隻・回×3隻=60,000円)、人件費(潜水作業20,000円/人×2人×3回=120,000円、船上作業5.000円/人×2人×3回=30,000円)、潜水機材(ウエットスーツ等400,000円)、処理場へ運搬費(22,000円/回×1回=22,000円)、処理費(20,000円/回×3回=60,000円)、リターン代と送料(50,000円)、事務費38,000円、クラウドファンディング手数料(220,000円)

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リターン

1,000+システム利用料


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感謝の手紙

・感謝の手紙を送らせていただきます。

支援者
1人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年7月

2,000+システム利用料


ボールペン(スーパーグリップG オーシャンプラスチック)

ボールペン(スーパーグリップG オーシャンプラスチック)

・感謝の手紙を送らせていただきます。
・海洋プラスチックごみからリサイクルした再生樹脂を使用したボールペン(PILPT スーパーグリップG オーシャンプラスチック)1本を送らせていただきます。

・油性「スーパーグリップG オーシャンプラスチック」
・サイズ 最大径φ 10.6mm 全長 146mm
・ボール径 0.7mm(細字)
・インキ 油性染料インキ(黒)

支援者
3人
在庫数
97
発送完了予定月
2023年7月

3,000+システム利用料


感謝の手紙とペットボトルのフタを再利用したトレー

感謝の手紙とペットボトルのフタを再利用したトレー

・感謝の手紙を送らせていただきます。
・ペットボトルのフタを再利用したトレー(直径100mm、厚み6mm)を1個郵便で送らせていただきます(色の指定はできません)。

支援者
1人
在庫数
49
発送完了予定月
2023年7月

5,000+システム利用料


ひおうぎがいキーホルダー

ひおうぎがいキーホルダー

・感謝の手紙を送らせていただきます。
・漁業の傍ら海洋プラごみ回収を行っている漁業者の妻が、養殖の過程で死んだヒオウギガイの殻を使ってつくったキーホルダー(1個)を郵便で送らせていただきます。殻の幅は約3cm。色は指定できません。

支援者
2人
在庫数
48
発送完了予定月
2023年7月

6,000+システム利用料


じゃこ飯の素(レトルト3個)

じゃこ飯の素(レトルト3個)

・感謝の手紙を送らせていただきます。
・海底プラゴミ回収を行う漁業者が玄界灘で漁獲したシラスを使った「じゃこ飯の素」(レトルト)3個をクロネコのネコポス便(郵便箱投函)でお届けさせていただきます。

【内容量】115g×3個
【賞味期限】2023年8月24日
【原材料】ちりめんじゃこ(唐津産)、人参(国産)、塩(国産)、乾燥わかめ(唐津産)昆布出汁(グルタミン酸Na、塩化K、マンニット、リボヌクレオタイドNa、コハク酸Na)
【アレルギー物質】なし

支援者
3人
在庫数
47
発送完了予定月
2023年7月

7,000+システム利用料


「海洋プラごみを資源に」トートバック

「海洋プラごみを資源に」トートバック

・感謝の手紙を送らせていただきます。
・プラ系素材を使用していないライトキャンバス生地(帆布生地)のマチ付きトートバッグを送らせていただきます。

本体サイズ/横390x縦370xマチ110mm、持ち手サイズ/30x580mm、容量/約11ℓ、生地素材/コットン(260g/㎡)

支援者
0人
在庫数
100
発送完了予定月
2023年7月

8,000+システム利用料


トートバック+ボールペン

トートバック+ボールペン

・感謝の手紙を送らせていただきます。
・プラ系素材を使用していないライトキャンバス生地(帆布生地)のマチ付き「トートバッグ」1個と、海洋プラスチックごみからリサイクルした再生樹脂を使用したボールペン(PILPT スーパーグリップG オーシャンプラスチック)1本を送らせていただきます。
【トートバック】
本体サイズ/横390x縦370xマチ110mm、持ち手サイズ/30x580mm、容量/約11ℓ、生地素材/コットン(260g/㎡)
【ボールペン】
・油性「スーパーグリップG オーシャンプラスチック」
・サイズ 最大径φ 10.6mm 全長 146mm
・ボール径 0.7mm(細字)
・インキ 油性染料インキ(黒)

支援者
2人
在庫数
98
発送完了予定月
2023年7月

30,000+システム利用料


企業・団体様向け NPO車輛左側面企業広告11ヶ月分

企業・団体様向け NPO車輛左側面企業広告11ヶ月分

・感謝の手紙を送らせていただきます。
・NPOの業務車輛左側面に貼付する企業広告PRシール(80cm×40cm)に、「支援企業」として企業名を記載し、佐賀県内において広告車として使用します(令和5年6月から令和6年3月まで)。

【企業広告PRシールの内容】
「海洋プラごみを回収して、化石燃料に代わる燃料資源(RPF)として活用することで玄界灘の海洋生態系や地球環境保全を図ります。
※RPF(Refuse Paper & Plastic Fuel)は、石炭同等の熱量を維持しながら、CO2の排出量は2/3、価格も割安、さらにほぼ燃焼する等の燃料としてすぐれた特性を有し、近年は製紙会社やセメント会社等のボイラー用燃料として需要が増加しています。
支援企業 〇〇株式会社  株式会社△△△  □□□組合・・・・・」

支援者
1人
在庫数
19
発送完了予定月
2023年7月

プロフィール

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