いつも応援していただきありがとうございます。スタジオスルメの菊池です。初めてのクラウドファンディング挑戦で不安なことだらけでしたが、本当に有難いことにたくさんの方からご支援をいただくことができ、なんとか目標の半分近く集まってきました。まだまだ道のりは遠いのですが、ご支援や温かなお言葉をいただく度に、もっと頑張らねばと背筋が伸びる思いです!クラウドファンディングでの挑戦もいよいよ折り返し地点。引き続き、応援していただけたら嬉しいです。また私たちの想いに共感していただけたら、ご支援をいただけたら本当に励みになります。ほんの小さなぷロジェクトですが、職人さんの技術を未来に繋げるために何卒よろしくお願いいたします!

 

お鈴と香炉。色は金と銀と黒の3種類。

 

そして今回は、お鈴と香炉についてご紹介できたらと思います。旅する仏壇のお鈴と香炉は仏具の生産地として有名な鋳物の街、富山県高岡市で作っていただいています。高岡の鋳物の歴史はなんと江戸時代から。脈々と受け継がれてきた信頼のある技術であることはもちろん、伝統が始まったのが東京唐木仏壇とちょうど同じくらいということにビビッとシンパシーを感じ、仏具の製造は高岡と心に決めました。しかし高岡は馴染みの少ない遠方の地。仏具を作っていただけるような鋳物屋さんを探そうにも、どうすれば良いのかわからないことばかり。織田さんと福田さんも高岡の鋳物屋さんには心当たりがないそうで、ちょうどデザイン仕事で知り合った高岡出身の方に駄目もとで連絡をしてみました。すると本当にとんとん表紙に話が進み、びっくりするくらいスムーズに製造先が決まってしまいました。

 

上:お鈴とりん棒(真鍮製) / 下:香炉(真鍮製)

 

そうして高岡の鋳物屋さんとご縁をいただき、仏具の製造にこぎつけることができました。とは言え、ひとえに仏具といっても種類が沢山あり、それぞれに役割があります。花立、火立、仏器、香炉、茶湯器、仏飯器、お鈴(りん棒)などなど。旅する仏壇では、その中でも仏具をお鈴と香炉の最小限にしています。故人を偲ぶということは、もう会えなくなってしまった人との「繋がり」を確認するためのもの。線香を焚いて、お鈴をチリンと鳴らして、目をつぶって手を合わせる。それが故人とのつながりを確認するための、儀式としての偲ぶということの最小限の形ではないかと思います。花立や火立、茶湯器や仏飯器は自宅にあるものでも準備ができても、お鈴と香炉だけはどうしても替えがきかないように思います。そんな想いから、旅する仏壇の仏具はお鈴と香炉だけにしました。

製造に関してはもちろん、江戸時代から続く鋳物の街 高岡の鋳物屋さんに監修していただきながら、しっかりと時間をかけて開発しました。お鈴は大きさや形状、厚み、そして音にまでこだわって設計。空気がまるで引き締まるような、凛とした音色に仕上がりました。香炉は様々な使い方を考えてデザイン。内部の底面に線香のサイズに穴が開けられた球が固定されていて、灰がなくても線香を立てられます。本当にうっとりするような綺麗な仕上がりと音色の、私たちが自信を持って紹介できるお鈴と香炉です。これから仏壇を販売してゆくためにはまだまだ乗り越えなければいけない壁がたくさんあるのですが、プロジェクト成功に向けて精一杯励みますので、これからもぜひぜひ応援していただけたら。いつも最後までお読みいただきありがとうございます!これからも何卒よろしくお願いいたします。

 

 

菊池光義

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