いつも応援していただきありがとうございます。スタジオスルメの菊池です。期限が迫ってきて不安な日々の中、ご支援や温かなお言葉が本当に励みになります。READYFORでの挑戦もいよいよ残り1週間。東京唐木仏壇の技術を未来に残すために、背筋を伸ばして気を引き締めて取り組んでまいりますので、何卒よろしくお願いいたします!そして今回の新着情報は、ご位牌についてご紹介させていただきます。ご位牌というと多くの方がご存じかと思いますが、詳しくどんなものというと意外と知らないことが多いと思います。試しにWikipediaで調べてみました。

 

 

もともとは板状の木だったものが、長い歴史を経て現在のよく目にする形になったそうです。ご位牌については様々な考え方があるのですが、私は残された人の呼び掛けに応えて故人の魂が下りてくるための、いわばアンテナのようなものという考えが凄くしっくりきています。お寺で魂入れをしていただくことで、ご位牌は故人の霊魂が宿る依代となるそうです。そんな仏壇にとって最も大切なご位牌。旅する仏壇では大きさに合わせて、オリジナルのご位牌を製作していただいています。

 

コンピューター上で、ご位牌の3Dデータのフォルム細部の確認。

 

製作するにあたって、形状は伝統的な唐木位牌を踏襲しました。大きさは高さ9.3センチ、およそ3寸ほど。一番小さなご位牌です。そして3寸の大きさのご位牌を製作していただくにあたって大切なのが「重み」でした。当初は唐木で製作する予定だったのですが、木材だととても軽くなってしまうことがわかりました。軽いこと自体は全然悪いことでないのですが、ご位牌は故人の魂の依代。ちょっとした風なんかで倒れてしまっても大変ですし、何よりも故人の魂が入っていることを感じられるような物質的な「重み」が必要なんじゃないかと思いました。

 

本当にちょっとしたことなのですが、ずっしりくるような「重み」が故人の存在を感じることにつながるようなが気がしたのです。そこでご位牌は仏具と同様、金属で製作していただくことにしました。こちらは製作に型などが必要なためまだ実物ができあがっていないのですが、クラウドファンディングの資金が集まったら製造をお願いする予定です。素材は真鍮で、表面は黒の焼き付け塗装。戒名はご注文後に、ひとつひとつ彫らせていただきます。(彫ることによって文字が地の真鍮の金色となります。) 故人の魂にふさわしい「重み」のあるご位牌となるように。今回はそんな大切なご位牌についてのお話でした。いつも最後まで読んでいただきありがとうございます。これからも応援していただけたら嬉しいです!何卒よろしくお願いいたします。

 

菊池光義

 

 

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