高齢猫を看取るための保護猫シェルターの設立にご支援をお願いします！

 

色々と忙しかった2023年が無事に終わり、7匹の猫たちが暮らすシェルターでも新たな年を迎えました。

あっという間の1年でしたが、シェルター開設初年度ながら7匹の保護まで漕ぎつけられたのは、本当に良かったと思います。

 

しかし、まだ外に保護したい子たちが残っていますので、その捕獲を成功させるのが2024年の目標です。

 

個人の保護猫活動で遅々とした歩みではありますが、本年度もよろしくお願い致します。

 

さて、少し遅くなってしまいましたが、2023年12月のシェルターだよりになります。

 

まずは、シェルターとは直接関係のない話題なのですが、12月の中旬に「えんちゃん」のお墓参りに行ってきました。

 

 

えんちゃんは私が保護した子猫で、2か月ほど家猫修行をした後に里親さんへ譲渡したのですが、2歳を迎えることなく里親さんの下で夭逝してしまいました。

 

その後、毎年えんちゃんの命日には、お墓参りをする習慣になっています。

 

里親さんが選んだペット霊園は私の家からは少し遠いのですが、本当に静かで良いところです。

 

今年で2回目の命日になりますが、私はお墓の前でえんちゃんの冥福を祈ってきました。

 

 

そして、私の元で暮らさせることなく譲渡を選んだことを、えんちゃんへ謝ってきました。

 

たらればの話をしていてはキリがありませんが、やはりえんちゃんのことは何度思い返しても後悔することばかりです。

 

保護猫活動には苦い経験が付き物ですが、これからはできるだけ後悔のない保護猫活動に取り組んでいこう、とえんちゃんの墓前で誓ったのです。

 

次にシェルターの様子です。

 

保護から1年が経過した1期生の4匹は、さすがに落ち着いて過ごすようになりました。

 

 

何年も外で冬の寒さに耐え忍んでいた子たちが、室内で穏やかに暮らす姿を見ているのは、私にとっても大きな喜びです。

 

特に外猫としての付き合いが長いチャトラと流れキジについては、家の中で過ごす姿を見るのが今でも嬉しくて仕方ありません。

 

 

その反面、昨年や一昨年の今ごろを思い返すたび、保護するまでに長い時間が掛かってしまったことを申し訳なく思ってしまいます。

 

チャトラと流れキジには外の辛い暮らしを長く続けさせた分、これからはそれ以上にたくさんの幸せを与えてあげたいと思っています。

 

そして、今後はこの子たちがもっと住みやすい環境へと整えることが、私の使命です。

 

まだまだ先は長いですが、試行錯誤を繰り返しながら着実に進めていきたいと思っています。

 

 

12月のシェルターは平穏な日々が続く一方、私の仕事の方が立て込んでいて思うように保護猫活動が進められませんでした。

 

新たな猫の捕獲のための時間も思うように作れず、日々のお世話だけで精一杯だったのです。

 

それでも猫たちのためですし、時間を上手に活用して次の捕獲計画に繋げていこうと考えています。

 

今年も猫たちにとって良い年になるように、精一杯頑張っていくつもりですので、皆さんの温かい応援をよろしくお願い致します。