高齢猫を看取るための保護猫シェルターの設立にご支援をお願いします！

 

2024年を迎えて早くも2月になってしまいましたが、1月のシェルターだよりになります。

 

シェルターでは日々寒さが厳しくなってはいますが、猫たちは変わらず元気に過ごしています。

 

 

猫たちには少し可哀想なのですが、シェルターでは電気代を節約するために日中はエアコンの稼働時間を抑えているので、猫同士はくっついて暖を取るようになりました。

 

仲睦まじい光景で微笑ましくありますが、エアコンが付いていない日中に寒さを耐えているのだと思うと、心苦しく思うこともあります。

 

室内なので外で暮らすより寒さは軽減されていますが、あまりエアコンを付け続けるわけにはいきませんので、猫たちには春になるまでもう少し頑張ってもらうしかありません。

そんななか、誰よりも元気なのがアリスくんです。

 

 

アリスくんは山奥で何年も暮らしていたせいか、寒さにめっぽう強いのです。

 

他の猫たちが寒くて丸まっている時でも、ひとりだけ元気に遊び回っています。

 

寒くても元気なのは良いことですが、私の手に余ることが多々あり、少し落ち着いて欲しいと思うこともあります。

 

先月のシェルターだよりで書き忘れていたのですが、クロママの猫エイズ・白血病検査へ行ってきました。

 

しかし病院へ行くにあたってクロママという名前のままでは可哀想ですので、新しい名前を付けてあげることにしました。

 

どういう名前が良いか悩んだのですが、響きが良く女の子らしいという理由で「ココちゃん」に決めました。

 

肝心の検査結果は残念ながら、猫エイズ陽性・白血病陰性でした。

 

 

クロママが猫エイズ陽性だったことで、シェルターの部屋割りに悩むこととなってしまいました。

現在、猫エイズ組の部屋はチャトラと流れキジの2人しかいませんが、同じ部屋にクロママを住まわせるのは難しいのです。

 

その理由としてクロママは駐車場で暮らしていた頃、流れキジに追い回されていたからです。

 

いわばクロママにとって天敵である流れキジと一緒の部屋で同居するのは、どう考えても無理でしょう。

 

何とか猫たちに負担のない部屋割りを考えたいところですが、なかなか名案が浮かばなくて困っています。

 

まだ2階の洋間が余っているのでクロママの部屋に割り当ててあげたいところですが、一番広い部屋をクロママ1人の部屋で使ってしまうのは、今後の保護予定を考えると無駄が大きくなってしまいます。

 

クロママには申し訳ないのですが、私がアイディアを考えている間、もう少しだけケージ暮らしを我慢してもらう予定です。

 

 

最後に私事になるのですが、1月中旬頃から2週間ほど発熱で伏っていました。

 

その間も家の猫とシェルターの猫たちのお世話は何とかこなしていましたが、外の子のお世話まではなかなか手が回りませんでした。

 

特にハタケーズの捕獲は何とか1月中に進めたいと思っていた一方で、発熱でどうしても身体が動かず、夜中に出掛けるのは難しかったのです。

 

極寒の環境で暮らすハタケーズを少しでも早く保護したかったのですが、1月は私の体調不良で寝込んでしまっていて保護が進まなかったのは本当に申し訳なかったと思っています。

 

今ではだいぶ体調は回復してきましたので、予定していた通り保護活動を進めていくつもりです。

 

保護猫活動は体力勝負ですし、これからは自分の体調管理にも気を付けなくてはいけません。

 

色々と難しい問題を抱えたまま時間だけが過ぎていくのはもどかしい限りですが、目の前のことをひとつずつ解決していけるように頑張っていこうと思います。

 

では、また来月のシェルターだよりでお会いしましょう。