支援総額
目標金額 750,000円
- 支援者
- 96人
- 募集終了日
- 2023年5月1日
22歳輪島っ娘の大挑戦!1000年の歴史ある輪島の食文化を守りたい
#地域文化
- 現在
- 16,318,000円
- 支援者
- 948人
- 残り
- 1日
台湾花蓮地震 緊急支援
#国際協力
- 現在
- 48,712,000円
- 寄付者
- 5,009人
- 残り
- 61日
山口市の児童養護施設等の子ども達にディナーショーをプレゼント!
#子ども・教育
- 現在
- 8,000円
- 支援者
- 2人
- 残り
- 58日
バリ島の児童養護施設で暮らす子どもたちの食料事情を改善したい!
#まちづくり
- 現在
- 30,000円
- 支援者
- 8人
- 残り
- 31日
石川県の地震のボランティア参加のための交通費をご支援ください
#中間支援
- 現在
- 3,000円
- 支援者
- 1人
- 残り
- 31日
中高生の健康な未来をつくる!東ティモール思春期保健プロジェクト
#子ども・教育
- 現在
- 1,837,000円
- 寄付者
- 138人
- 残り
- 28日
移住して大好きになった町、氷見。商店街に暮らしを体験できる宿を作る
#地域文化
- 現在
- 2,095,000円
- 支援者
- 136人
- 残り
- 5日
プロジェクト本文
終了報告を読む
目標金額を達成しました!
いつも応援してくださり、ありがとうございます!
最終日に目標金額である75万円を達成しました。最後まで応援してくださり、本当にありがとうございました。
連休明けから、全国の児童養護施設に寄贈の可否をおうかがいするメールを1000通以上送る作業を開始します。返信がない、寄贈を受けないなどの施設もあると思いますので、おそらく1000通以上送ることになると思います。寄贈を受け入れてくださるお返事をくださった施設から、順次発送します。
それと並行して、次のプロジェクトの計画を立てます。今回と同様のプロジェクトを想定していますが、次回は出版社も巻き込んだプロジェクトに発展させたいと考えています。
子どもが「わたしはこう生きたい/こうありたい」ということを言えて、実際に自分の足でそこに向かって歩いていけるようになる。そこまでのことを、ゆっくり丁寧に、みなさまと共にやっていきたいと思っています。
ひとまず、このたびはありがとうございました!
自己紹介
こんにちは、作家のひとみしょうです。ページをご覧いただき、ありがとうございます。
全国の児童養護施設に「希望の本」を寄贈するプロジェクトを実施したいと考えています。
ひとみしょう
作家、エッセイスト、作詞家、メンタルコーチ、キャリアコンサルタント。
キルケゴール協会、日本自殺予防学会、実存思想協会に所属。
中島義道主宰「哲学塾カント」塾生。医療法人の監査役。
文章の構造読解と推論を教える「人見読解塾」塾長。
心理学を教える「人見アカデミー」校長。
幼少期から「優等生」を演じるも「なんかさみしい」との思いにとらわれ続け、読書をとおして「なんかさみしいとは何か?」について考えはじめる。中高生になると、村上春樹、伊集院静、三浦綾子、井上靖、小林秀雄、深代惇郎、雑誌「PHP」「週刊文春」「文藝春秋」などを読みふけった。
18歳、「優等生」を演じるのに疲れ果て、書を捨てさまざまな人と触れ合うしかないと考えるようになる。その結果、高校卒業と同時に、作家を志して家出。しかし肩凝りもちのため長編小説を鉛筆で書けないと思い(そのころはまだワープロが少し出回っているような時代だった)作詞家になろうと思い、松任谷正隆主宰「音楽塾MICA」の作詞コースに入る。同時に、池袋の小さな広告代理店に就職するも半年と続かず、職を転々とする。教材販売、アパレル販売、ホストクラブ、スナックの店長、スナックの送りドライバー、DOCOMO本社の派遣社員、飲食店の厨房・ホール、広告プランナー、イベント制作などで食いつなぐ。
その間、「なんかさみしいとは何か?」という問いの答えを見出すべく、小説、エッセイ、自己啓発、心理学、脳科学、哲学などさまざまな分野の本を読む。その数、現在までに1万冊を超える。また、同テーマで何本もの小説を書き新人賞に応募するも、すべて落選。
36歳(2011年震災の年)の11月、愛犬の死の翌日、専業文筆家になれるとなぜか確信する。全財産が52円しかなかったので即座にネットで職を探したところWebライターの求人広告が目に留まり、その日のうちにWebライターになる。その翌月、署名入りでWebに恋愛コラムを書いているライターを偶然見つけ、自分にも書けると思い、小学館「Menjoy!」に応募し、採用される。
その後1年のあいだに同編集部からMVP賞を4度授与される(月間閲覧者数がもっとも多い記事を書いたライターに贈られる賞)。それをきっかけにYahoo!ジャパン、マイナビ、マイナビウーマン、エキサイトジャパンなど10を超える媒体から恋愛コラム連載の依頼を受け、連載を開始。2018年頃まで続いた(現在は終了)。連載期間中は毎月12万字(単行本1冊分!)の原稿を書き続けた。
小学館「Menjoy!」編集部からはキャバ嬢を取材して書くように指定されていたので、毎日のようにキャバ嬢を取材した。それは同時に、期せずして「なんかさみしいとは何か?」という幼少期からの問いに対する考察を深めてくれたので、現在までキャバ嬢やスナックではたらく女子、Wワークをしているデリヘル嬢など延べ2万人を超える女子を取材し、下半身の事情や家庭環境込みで「じつは」という少々深い話をたくさん聞かせていただいた。それは、のちのキルケゴール<心理学>におけるわたし独自の解釈のベースとなった。他方で、しつこく「なんかさみしいとは何か?」をテーマとした小説を書いては新人賞に応募していた。
42歳(2017年)の5月、小説のテーマに対する考察が弱いことに(いまさらながら)気づき、ネットサーフィンしていたところ、芥川賞作家の川上未映子さんが日本大学通信教育部文理学部哲学科に在籍していたことを知り、翌日迷わず入学する。日々、睡眠時間2時間で西洋哲学、日本思想、東洋思想、文学論などの観点から「なんかさみしいとは何か?」の解明を急いだ。入学の翌年の卒論指導において、指導教官からキルケゴールの存在を教えていただき、その主著『死に至る病』を読むと、(細かいことはさておき)一気呵成に理解できた。その後、ほぼ独学で卒論を書き上げ、4年次を特待生としてすごし、首席で卒業する。
同時に、キルケゴール<心理学>と先述の取材結果をもとに、独自の心理哲学を確立させ、在学中と卒業した年に、心理エッセイ『自分を愛する方法』『希望を生みだす方法』(ともに玄文社)を出版した。中編小説『鈴虫』(ブイツーソリューション)も上梓。気づけば40年以上ほぼ独学で取り組んできた「なんかさみしいとは何か?」という問いに答えを出していたのだった。 それは母との和解を意味するものと思われるのだった。
卒業した年(2021年)の7月、中島義道主宰「哲学塾カント」に入塾する。キルケゴールの『死に至る病』の解読を中島義道先生に、ジャック・ラカンの精神分析を福田肇先生に教わる(現在も教わっている)。
現在、キルケゴール研究者の解釈とはちがい、「親ガチャ」問題や恋愛問題に素手で苦闘したキルケゴールの生き様から解釈したキルケゴール<心理学>をベースにした生活密着型の独自の<心理学>で、生きづらさを抱える多くの現代人に生きるヒントを提供している。
その活動のなかでつねに、以前取材で話を聞かせていただいた児童養護施設で育った人たちのことが気がかりであった。このたび、偶然、この「Ready For」を知り、児童養護施設の子どもたちに「希望の本=拙著」を寄贈するプロジェクトを即座に立ち上げた。
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プロジェクトを立ち上げた4つのきっかけ
本プロジェクトは、全国の児童養護施設に暮らす中高生に、「みずからの手で希望を生みだす方法」について説いた本を寄贈するものです。(今回は150箇所の施設への寄贈)
プロジェクトを立ち上げたきっかけは4つあります。
★きっかけ1:科学の心理学が捨象する「ことばにならない心理」が、じつは大切
少しだけむずかしい話をさせてください。
科学の心理学は、ご存知のとおり、実験科学や統計学にもとづく「学問」ですから、言葉や数値でわたしたちの心を規定します。しかし、同じ学問でも、哲学における実存主義は、言葉で割り切れない心の領域について「一緒に考えよう」と言います。
たとえば、「なんかさみしい」「なんか生きづらい」などという、言語化不可能に見える気持ちとはなにか? について、一緒に考えようと言います。
その、言語化不可能に見える気持ちについて、余すところなく説いたのが、実存主義の父であるセーレン・キルケゴール(1813~1855)です。親との関係に苦悩し、みずからの理不尽な出自を憎み、恨み、「なりたい自分」になれない「なれなさ」に怒り・・・・そんなキルケゴールの<心理学>は、その主著『死に至る病』に詳しく書かれています。
その『死に至る病』をもとに書かれたのが、本プロジェクトにおいて寄贈する拙著『自分を愛する方法』(玄文社・2020)です。科学の心理学が科学であるがゆえに捨象せざるをえない「なんか」という言語化不可能に見える気持ち、すなわち絶望を、どのようにすれば希望に変えることができるのか? 生活に密着した<心理学>をもとに説明している本です。
今の世の中は「論拠をデータで示しなさい」という風潮がとても強く、ゆえに、「なんか」という言語化不可能な気持ちは捨象されます。簡単に言えば「なかったこと」にされます。しかし、キルケゴールはその「なかったことにされる気持ち」について、「それは何なのか」徹底的に考え抜くことで、希望を自家発電する方法を示唆したのでした。
わたしは心理に関する勉強をとおして、「なかったことにされる気持ち」にこそ「本当のこと」があると考えています。それこそが生きづらさを解消させると考えているのです。
★きっかけ2:児童養護施設退所後の自立支援の少なさ
さて、希望を自家発電する方法を説いた本を、なぜ児童養護施設に寄贈するのか?
児童養護施設を退所した人たちの生活が「大変なこと」になっているからです。
これに関しては、拙著を執筆するなかで、取材をとおして、退所した人たちに聞いた話と、以下に挙げる参考文献(以下の※1と※2)が示唆していることが、ほぼ一致しています。
永野・有村(※2)は、学術論文として調査結果をまとめているので、「と思われる」などと学問的精確さを担保する書き方をしていますが、わたしの取材結果から言わせていただくなら、ようするに、必死で社会に適応しようともがいても、どうにもならず、途中で自暴自棄になり、すさんだ暮らしをしている――これが退所後の彼ら/彼女らの、わたしが見聞きした、実態です。
無論、全員がそうではないはずです。里親とうまくやっている人たちもいるでしょう。
しかし、永野・有村(※2)の論文が「実態」を正確に表していると言えるでしょう。
さて、そのような「大変な」退所後の人たちに対する支援が少ないのは、みなさまもご存知のとおりです。「理屈を言えば」支援する公的機関はあります。しかし、たとえば住所や連絡がつく電話番号がなければ、支援を受けることができなかったりします。支援を受けるための住所や連絡先(スマホ)を得るために公的機関に駆け込んでいるにもかかわらず、です。
こういった現実を、わたしは取材をとおして知りました。
わたしはその現状をどうにかできるほどの力を持っていません。
しかし、どのような状況に置かれても、希望をみずから生み出し、前を向いて生きていく方法は、伝えることができます。しかも、むずかしい学問の心理学でもなければ、論拠があいまいな自己啓発でもない、キルケゴールの『死に至る病』をもとに、「生活言葉」で、すなわち平易な言葉で届けることができます。それを届けたい。
※1 児童養護施設出身者が語る孤独な退所後「1人では頑張りきれない」——施設にも頼れない「LIFE INSIDER」
※2 「社会的養護措置解除後の生活実態とデプリベーション : 二次分析による仮説生成と一次データからの示唆(永野咲・有村大士)『社会福祉学 54 (4), 28-40, 2014-02-28』(一般社団法人 日本社会福祉学会)
★きっかけ3:取材をとおして感じた無力感
拙著執筆のための取材をとおして、何人もの施設出身者に会いました。出会いは偶然なのですが、事実、出会いました。全員、今は連絡がとれません。
したがって、退所後に「こうすれば前を向いて生きていけるよ」と伝えることは困難です。前出の永野・有村(※2)も、「連絡のつかなさ」に苦慮したと記しています。
退所前に、どのような状況にあっても自分の手で希望を生みだす技や考え方を伝えておくべきだった――取材に応じてくれた愛しい人たちを思い浮かべながら、わたしはそのような後悔の念を持つのです。
★きっかけ4:次世代を担う人を育てたい
これに関しては、自分でもなぜなのか、いくら考えても理由がわからないのですが、40歳をすぎた頃から、なぜか、若い人になにかをしたいと思うようになりました(わたしは現在47歳です)。
手はじめに、というか、まずは簡単にできることから、と思って、現在わたしは、作家活動の傍ら、オンライン家庭教師をしています。家庭教師にお金を払える家庭の子どもたちに「読む」と「書く」、すなわち国語を教えています。それをとおして、みずから希望を生みだす方法を教えています。
それはそれで充実しているのですが、しかし、なぜか、わたしの心は児童養護施設の中高生に向くのです。退所後も困らないような、なにかをしてあげたいと思うのです。
もとより、キルケゴール<心理学>は、それまで誰も見向きもしなかった心の領域を突くものであり、それを読んだ結果、一気呵成に理解したわたしも、「声なき者の声」に心惹かれるなにかを持っているのかもしれません。
ともあれ、次世代を担う人を育てたい。「食っていくための技」すなわち職業訓練も大事だけれど、その職業をする人、すなわち「自分」、が前を向いて生きていける精神を育てたい。それを育てず「食うための技」だけを教えると、「思い」のない人間が増えるのではないか?
しかし、「思い」のある人間が、次の時代をたしかに支えていくのではないか? この国はこれまでもそうだったのではないか? 誰だって「思い」のある誰かの世話になってここまでこれたのではないか?
もしそうであるなら、前を向いて生きていける若い精神を育てたい。
これが、本プロジェクトを立ち上げた4つめのきっかけです。
なぜ、自己資金や借入金だけではなくクラウドファンディングなのか?
お金があれば全額自費でやります(やっています)。が、わたしにはお金がありません。
というのも、自費出版でなくとも、昨今は出版するのにお金がかかるからです。出版社は著者(あるいは著者になりたい人)が送ってくる出版企画書にほぼ目を通しません。編集者と懇意にしている出版プロデューサーが編集部に持ち込んだ企画書に目を通します。
出版プロデューサーは著者に対してボランティアをしているわけではないので、対価を要求します(ビジネスとしてプロデュース業をしています)。わたしは今年の秋に新刊を出すために、すでに出版プロデューサーにお金を支払いました。
それが回収できるだけ本が売れるのか? これはわかりません。
たとえば、プロデューサーに100万円支払った場合、それを回収しようと思えば、7000冊ほど売れる必要がありますが(1冊1500円と仮定した場合、印税はその1割、すなわち150円。100万円を150円で割ると6666冊となる)、5000冊売れたら大喜びのこの時代に、7000冊も売れるかどうかは未知数です。
昨今の出版事情は、6000冊も7000冊も売れる本はごく一部にすぎないことを、わたしたちに教えてくれます。つまり、出版のたびに、著者の持ち出しが増えていく――これがわたしの現状です。
また、借入れに関しては、借りたら返す必要がありますが、本プロジェクトにおけるわたしの利益はありません。ということは「借りっぱなし」になります。これでは借入れをおこせません。
最後に。自著を自分で買い取り、それを寄贈すれば、その数だけ印税が入ってきます。印税は本の定価の10%ですから、150円(税抜き)です。100冊寄贈すれば15,000円。200冊なら30,000円。300冊なら45,000円です。すべて、次作を寄贈するときの費用に充当します。下に詳しく述べますが、次作以降、新刊が出るたびに、わたしはこのプロジェクトをやりたいのです。
★印税が貯まるまで待てばいいのでは?
印税を貯めてこのプロジェクトをやるという方法も考えられます。がしかし、前述のように5000冊以上売れる本は稀です。
もし、これから出版するわたしの本が5000冊以上売れると、その印税をこのプロジェクトと同様のプロジェクトをやる資金の一部としますが、本が売れるのを待つというのは、宝くじが当たるのを待つのと同じです。現実味に乏しい。
であるなら、わたしが頭を下げて支援者を募り、支援者とともにこのプロジェクトをやりたい。このように考えています。前述の1~4の「きっかけ」ゆえ、わたしはいくらでも頭を下げます。
プロジェクトの内容
ひとみしょう(合同会社パーセプション・ゴール)が、全国の児童養護施設150施設に、希望の生み出し方を書いた拙著『自分を愛する方法』(玄文社)を無料でお届けします。
★寄贈する本の内容
実存主義の父であるキルケゴールの<心理学>、具体的にはキルケゴールの主著『死に至る病』の第1編<心理学的叙述>に依拠した心理エッセイです。
キルケゴールの思想における最大のテーマは、「選べないものをどのように受容するのか」です。それはキルケゴールの生き様そのものです。すなわちキルケゴールは、親との関係に苦悶しつつ(僕はなぜこの親から生まれてきたのか!)、生きづらさを抱え(死にたい!)、理不尽な思いをたっぷり抱え(なにをやっても親のことが浮かんでくる!)、「自分が自分であること」がイヤでイヤでしかたなく、どうにか「なりたい自分」になろうと孤軍奮闘した。
その結果、彼は、みずからの手で希望を生み出すにはどう生きるといいのか、を示唆する書物を著すことができました。 そのキルケゴールの<心理学>を、誰もが理解できる平易な構成と書き方(物語形式)で書いたのが拙著『自分を愛する方法』(玄文社)です。
むろん、「キルケゴールの紹介本」ではないので、わたし自身が親との関係に苦悶した経験から言えることや、ほかの哲学者の考えも含まれています。
また、本書は、中高生から20代の女性を主なターゲットとして書かれたため、恋愛に関する項もあります。
恋愛などけしからん、と思う向きもおありかと思います。しかし、早い時期に「恋愛とはこういうものだ」「人と人がお付き合いするうえで大事なことは、まず自分を愛することだ」と伝えることは重要だとわたしは考えます。
恋愛をヘンに隠すところから、将来の「悲惨なこと」が生まれる――延べ2万人を超える取材の結果、わたしはこう考えます。
以下が寄贈する本の表紙です。
マーケティング戦略上「恋の悩みに効くキルケゴール哲学」と書いてありますが、実際にはそれは本書の内容のごく一部であり、「どう生きるといいのかわからない」若い女性が、精神的・経済的に自立するまでのプロセスを物語形式で書いてある本です。
<目次抜粋>
・「なんとなく淋しい」の「なんとなく」ってなんだろう?
・漠然とした淋しさから解放された瞬間
・自分探しとは「変化にすなおに驚くわたし」を探す旅
・人生の意味とは?
・人生がもつ「選べなさ」を受け入れる方法とは?
・やりがいのある仕事に出合うにはどうすればいい?
・「好き」ってどういう気持ち?
・結婚してもしなくても生きていくうえにおいて大切なこととは?
★類似本について
2020年、拙著『自分を愛する方法』の出版に際し、類似本の研究をしましたが、類似本はありませんでした。
科学の心理学の方面から晴れ晴れとした気持ちで生きる方法を説く本はあります。自己啓発の方面から自己肯定感を高める方法を説く本もあります。しかし、前述のように、科学の心理学は学問ですから、「なんか」という言語化不可能な気持ちを捨象しています。その結果、それに納得しない人も出てきます。
自己啓発は論拠があいまいなまま、たとえば「悩みは言語化すれば消える」と言います。「なんか」というモヤモヤした気持ちを言語化できないから悩んでいるというのに。
(以下、余談ですが)という感じで、わたし自身、30年以上にわたって、科学の心理学と自己啓発の本につまづいてきました。ようするに、それらを読んでも「なんか寂しい」「なんかむなしい」という気持ちが解消されなかったのです。
類似本はない。もしあれば、その本もセットで寄贈します(が、ないので拙著のみ寄贈します)。
★この本を手に取っていただいた子どもたちに感じていただきたい3つのこと
1つめは、「この世にはあなたがまだ知らない考え方がある」ということ。すなわち、「世界はあなたが思っているよりもっともっと広いよ」ということ。このことを感じていただきたい。
生きづらさや現状に対する閉塞感を抱え続けていると、どうしてもある一定のものの見方しかできなくなります。しかし、哲学はそれを拒否します。すなわち、世の中にはあなたがまだ知らない考え方があり、その考え方があなたの精神を救う(かもしれない)と主張します。
拙著は心理エッセイであり、ごくごく簡単な哲学エッセイですが、多くの人がまだ知らないであろう考え方のうち、じつはとても大切な考えを複数記してあります。
2つめは、「どのような状況に置かれようと、みずからの手で希望を生みだすことは可能だ」ということ。別の言い方をするなら、「人生は何回でもやり直せる」ということ。
寄贈した拙著のすべてが仮に理解できなくても、そのことを感じていただきたい。理不尽な環境に投げ入れられても、希望を自家発電することは可能なのだということを知っていただきたい。
3つめは、「良書に触れる善さ」を感じていただきたい。
寄贈する本の巻末には「参考文献一覧」があり、そこには60冊ほどの良書が挙げられています。読めなくてもいい。手に取るだけでいい。良書はかならずあなたの人生に光をもたらします。このことを感じていただきたい。
★寄贈について
・対象:全国の児童養護施設
・寄贈施設数:150施設
・寄贈冊数:150冊(原則1施設1冊)
・決定方法:
(1)「リターン」にあるように、支援してくださった方が希望なさる施設に寄贈する。
(2)わたしが全国の児童養護施設を無作為に抽出し、寄贈の可否をメールで確認したうえで、可と回答した施設に寄贈する。
・適切に寄贈先を決定できる理由:
1都道府県10施設ほどを無作為に抽出し、寄贈の可否を問い、可と返答のあった施設に寄贈することで、ある程度、寄贈の平等性を担保できる。また、支援してくださった複数の方が希望する施設に寄贈することでも、同様に、寄贈の平等性を担保できるものと考えます。
★費用内訳(税込表示)
クラウドファンディング手数料 250,000円
書籍代(150冊) 247,500円
発送費用(150冊) 30,000円
進行管理・営業費用 110,000円
返礼品 110,000円
・・・・・・・・・・・・・・・・
合計 747,500円
★スケジュール
3月20日(月) プロジェクト公開
5月 1日(月) 支援金募集終了
8月31日(木) プロジェクト終了(※)
※ 寄贈する150冊すべてを寄贈し終えた状態。また、Ready Forに終了報告を終えている状態。
※ リターンに係るZoomイベントなどは9月以降になる可能性もあります。
今回のプロジェクトを通して伝えたい思い
いかに理不尽な状況に置かれても、みずからの手で希望を生みだすことは可能だし、その技はかならずある。このことを子どもたちに伝えたい。
★今回のプロジェクトの先にある展望
次作、次々作と、これからも新刊を出しますが、そのたびに、児童養護施設に新刊をお届けしたいと考えています。今回ははじめてのクラウドファンディングのため、募集目標金額を約75万円としました。その結果、150箇所の施設にしか寄贈できません。全国には中高生以下の施設も含めると5000以上あるそうですが、仮に、中高生が暮らす施設が3000あるとすれば、本当は、3000箇所すべてに寄贈したい。
★支援金額が目標を上回った場合・下回った場合
・上回った場合:150施設=150冊以上寄贈します。
・下回った場合:Ready Forの規定にのっとり、プロジェクト中止。ご返金いたします。
最後に
本項をお読みくださっている方のなかには、人生の理不尽さに心くじけ、自暴自棄になったことがある人もおられると思います。わたし自身は20年間ほどそういった時期がありました。「なぜわたしは『このわたし』なのか。もっとマシに生まれてきたかった。もっとマシな環境で育ちたかった」。
選べないものを選べないものとして受容できない心はすさんでいます。その心に対して、わたしは「なぜ理不尽な思いをあなたがしなくてはならないのか、そのことについて一緒に考えよう」と言いたい。
なぜなら、それがもっとも誠実な答えだと思うからです(直接は言えないからそれを本にしました)。
前を向いて生きていくことについて「一緒に考える本」を、ぜひ児童養護施設に届けたい。
論拠に乏しい自己啓発的言説ではなく、施設の子どもたちと、ウソ偽りなく、どこまでも誠実に対峙したい。できれば生涯、対峙し続けたい。最期までそういう作家でありたい。
どうか力を貸してください。
- プロジェクト実行責任者:
- ひとみしょう(合同会社パーセプション・ゴール)
- プロジェクト実施完了日:
- 2023年8月31日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
ひとみしょう(合同会社パーセプション・ゴール)が、全国の児童養護施設150施設に、みずから希望を生みだす方法を説いた本『自分を愛する方法』を寄贈する。支援者が寄贈先を指定するケースと、私(ひとみしょう)が全国の施設を無作為に抽出し、寄贈の可否をメールでうかがい、寄贈するケースとがある。 クラウドファンディング手数料250,000円、書籍代(150冊)247,500円、発送費用(150冊)30,000円、進行管理・営業費用110,000円、返礼品110,000円、合計747,000円 でプロジェクトを完遂する。
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プロフィール
1975年、香川県生まれ。作家・心理学者・人見アカデミー校長・医療法人の監査役。キルケゴール<心理学>をベースにした独自の心理学を確立。『自分を愛する方法』『希望を生みだす方法』(玄文社)などを上梓。 大学受験失敗と同時に家出。アパレル販売、スナックの送りドライバー、飲食店など、職を転々とする。 2011年(36歳)、愛犬の死をきっかけに専業文筆家に転向。WEBコラムニストとして小学館「Menjoy!」「Yahoo!」などで連載を持つ。小学館の編集部から、キャバ嬢や風俗嬢などを取材することを命じられていたため、現在まで延べ2万人以上の取材を行った。 2017年、「なんかさみしいとは何か?」という問いに対する答えを見出すべく、日本大学通信教育部文理学部哲学科に入学。キルケゴール<心理学>に出合い、『自分を愛する方法』などを上梓。2021年、首席で卒業する。
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リターン
10,000円+システム利用料
お礼のお手紙+Zoomイベントご招待+『自分を愛する方法』1冊(サイン入り)プレゼント
・お礼のお手紙を郵送いたします。
・Zoomイベントにご招待いたします。
・『自分を愛する方法』1冊(サイン入り)プレゼント
※Zoomイベントについて:
Zoomにて、10月開催を予定しております。セミナータイトルは「心理哲学に見る<じつは子どもに必要なケア>とは?」です。(90分ほどを予定)。詳細は9月中にメールでお知らせいたします。
- 支援者
- 3人
- 在庫数
- 47
- 発送完了予定月
- 2023年9月
10,000円+システム利用料
お礼のお手紙(リターンなし1万円コース)
・お礼のお手紙を郵送いたします。
- 支援者
- 11人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年9月
3,000円+システム利用料
お礼のお手紙
・お礼のお手紙を郵送させていただきます。
- 支援者
- 67人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年9月
10,000円+システム利用料
お礼のお手紙+『自分を愛する方法』3冊(サイン入り)プレゼント
・お礼のお手紙を郵送いたします。
・『自分を愛する方法』3冊(サイン入り)を郵送いたします。
- 支援者
- 10人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年9月
10,000円+システム利用料
お礼のお手紙+寄贈したい施設3か所を指定できます
・お礼のお手紙を郵送いたします。
・『自分を愛する方法』を寄贈したい施設3か所をご指定いただけます。
※あらかじめ支援者様が寄贈受領のご了承をお取りいただき、施設名、郵便番号、住所をご提示ください。もしも寄贈を拒否された場合には、こちらで選定した他の施設に寄贈いたします。なお、ご希望の寄贈先に寄贈できなくても返金は致しかねます。
- 支援者
- 1人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年9月
50,000円+システム利用料
お礼のお手紙(リターンなし5万円コース)
・お礼のお手紙を郵送いたします。
- 支援者
- 4人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年9月
50,000円+システム利用料
お礼のお手紙+『自分を愛する方法』(サイン入り)5冊プレゼント
・お礼のお手紙を郵送いたします。
・『自分を愛する方法』(サイン入り)を5冊お送りいたします。
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年9月
50,000円+システム利用料
お礼のお手紙+寄贈したい施設5か所を指定できます
・お礼のお手紙を郵送いたします。
・寄贈したい施設5か所を指定していただけます。
※あらかじめ支援者様が寄贈受領のご了承をお取りいただき、施設名、郵便番号、住所をご提示ください。もしも寄贈を拒否された場合には、こちらで選定した他の施設に寄贈いたします。なお、ご希望の寄贈先に寄贈できなくても返金は致しかねます。
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年9月
100,000円+システム利用料
お礼のお手紙(リターンなし10万円コース)
・お礼のお手紙を郵送いたします。
- 支援者
- 1人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年9月
100,000円+システム利用料
お礼のお手紙+寄贈したい施設10か所を指定できます
・お礼のお手紙を郵送いたします。
・寄贈したい施設を10箇所指定していただけます。
※あらかじめ支援者様が寄贈受領のご了承をお取りいただき、施設名、郵便番号、住所をご提示ください。もしも寄贈を拒否された場合には、こちらで選定した他の施設に寄贈いたします。なお、ご希望の寄贈先に寄贈できなくても返金は致しかねます。
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年9月
100,000円+システム利用料
お礼のお手紙+弊社HPに「スポンサー」として1年間お名前を明記します
・お礼のお手紙を郵送いたします。
・弊社HP(人見アカデミー/人見読解塾)に「スポンサー」として1年間(2023年9月1日~2024年8月31日)お名前を明記させていただきます。
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年9月
150,000円+システム利用料
お礼のお手紙+Zoom「個別」セミナーご招待
・お礼のお手紙を郵送いたします。
・完全マンツーマンのWEBセミナーにご招待いたします(Zoom使用)
※Zoom個別セミナーについて:
詳細は9月中にメールでお伝えいたします。希望に関する支援者様のご質問を軸に、完全オリジナルのセミナーにしたいと考えております。
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年9月
100,000円+システム利用料
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- 支援者
- 0人
- 在庫数
- -
- 発送完了予定月
- 2023年9月
プロフィール
1975年、香川県生まれ。作家・心理学者・人見アカデミー校長・医療法人の監査役。キルケゴール<心理学>をベースにした独自の心理学を確立。『自分を愛する方法』『希望を生みだす方法』(玄文社)などを上梓。 大学受験失敗と同時に家出。アパレル販売、スナックの送りドライバー、飲食店など、職を転々とする。 2011年(36歳)、愛犬の死をきっかけに専業文筆家に転向。WEBコラムニストとして小学館「Menjoy!」「Yahoo!」などで連載を持つ。小学館の編集部から、キャバ嬢や風俗嬢などを取材することを命じられていたため、現在まで延べ2万人以上の取材を行った。 2017年、「なんかさみしいとは何か?」という問いに対する答えを見出すべく、日本大学通信教育部文理学部哲学科に入学。キルケゴール<心理学>に出合い、『自分を愛する方法』などを上梓。2021年、首席で卒業する。