駒形根神社奥宮遷座祭を執り行いました

11月８日　駒形根神社奥宮遷座祭

　11月8日､栗駒山の登り口のいわかがみ平は、気温も低く小雨状態でした。

　11月4日に完成した奥宮に神様をお遷しする遷座祭が行われました。

　天気はあまりよいとはいえませんが、参列者9名とともに午前8時15分にいわかがみ平を出発しました。

　頂上に近づくにつれ風も強くなり、さらに気温も下がってきました。

　頂上まであと1㎞の地点付近からは、一面が霧氷に覆われていました。

 

頂上は一面に霧氷

 

　午前11時を過ぎたあたりに、頂上に到着。頂上の周囲の植物は霧氷に覆われ、霧と強風のため、体感温度は氷点下ではないかと思えるような状態でしたが、いくらでも頂上に滞在する時間を短くするため、すぐに準備を始め、9名の参列者の中遷座祭が挙行されました。祝詞（のりと）を広げるのもやっとの強風の中、滞りなく遷座祭を執り納め、全員で記念写真を撮った後、余韻に浸る間もなく早々に下山しました。

　今年は暑さが長く続き、栗駒山頂も暖かい日がずっと続いてきました。お天気の方も工事終了まで頑張ってくれましたが、遷座祭までは力尽きたようです。午後からはすっかり晴れましたが。

 

 

遷座祭の後　霧の中にひっそりとたたずむ奥宮

 

　これから栗駒山も冬に入ります。奥宮もきっと雪に包まれることでしょう。神様も冬眠に入るのでしょうか。

　来年の5月、山麓の雪解けの季節、山頂祭「奥宮まいり」が行われるのを静かに待ちます。

　奥宮再建に御協力いただきました皆さまに、心より御礼申しあげます。ありがとうございました。