福祉型専攻科を仙台の地に根付かせたい

支援総額

1,414,000

目標金額 1,200,000円

支援者
142人
募集終了日
2025年1月31日

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2024年12月17日 21:48

全国専攻科研究会(広島)に参加した「きおっちょら」所長のレポートです。

今日までの15日間、49名もの方からの応援コメントとご支援をいただいております。本当にありがとうございます。

金額にして479,000円。

目標の39%達成です。

最終目標は、1月31日までに1,200,000円です。これで、なんとかまた来年度への希望を繋げる事ができます。

昨年のクラファンの時とは違う、何か、確かな「手応え」を感じております。

 

今日の活動報告は、所長佐久間より、全国の取り組みについて、肌で感じてきたことをお伝えします。長文になりますが、お読みいただけたら幸いです。

ーーーーーーーーーーー

全国専攻科研究会(広島)に行ってきました
 
 12月7日、朝に仙台を飛行機で出発。雪がパラパラと降っていました。飛行機が雲の上に出ると、眼下にはずうっと白い雲の海が続き、青空が広がっていました。
まさに「雲外蒼天」―厚い雲におおわれ、光が届かなくても、その雲を突き抜ければ太陽と青空が広がっているー

 久しぶりに対面での研究集会で出会う皆さんとの時間が、いつも事業の運営にとらわれてしまう、わたしの頭と心をほぐしてくれました。

集会の参加者は260人、その半数が青年たちでした。

会場の座席の前2/3は青年たちの席、後ろの方に一般参加の席がありました。
広島の青年たちが、案内してくれて、グループごとに座りました。
「学びキャンパスひろしま」の青年たちが大活躍でした。
活動の紹介やパフォーマンス、青年たちの司会で、参加者のリレー紹介がありました。

青年期教育の質的量的な進歩を目の当たりにすることができました。集会に参加したところは、学校専攻科、福祉型専攻科と単純に分けられないこともあり、運動の広がりを感じました。
 
 そして、青年たちは、グループに分かれ、平和公園の碑めぐりに出かけました。案内をするのは、広島の青年たちです。きっと、平和学習をずっとされているんだろうなと思いました。宮城の青年たちにも、こんな集会を経験してほしいと思いました。
 
 【 青春は権利として必要 】
 自分の年齢が進んできたので、話を聞きながらメモを取ることが苦手になっています。そんな空白の多いノートに、この言葉が刻まれていました。國本先生の基調講演の中で話されたことです。
報告文の中には、次のように述べられています。

「人間発達において、青年期のライフステージにおける自分づくりの重要性は認識されてはいるものの、その中身をどのようにイメージしていくかが実践においては分かれ目です。

“就労スキル”の獲得に力点が置かれた形で自分づくりが組織されるのではなく、
“人間として”人格を豊かにしていく形で自分づくりが組織されていくことが不可欠であり、
その実現のために
“青春を権利として標榜する”ことが、実践を誤った方向へ導かない形になるのではないでしょうか。」

きおっちょらのクラウドファンディングについても、これまで届かなかった人にも障害者の学びの場があることを伝えることができるひとつの取り組みとして紹介されました。

たくさんの方々に応援していただいていることを肌で感じた集会でした。

今も現在進行形でクラウドファンディングに取り組んでいます。
新しい方々からの応援も届いています。

 【 伝える、聞く、認め合う 】
 分科会では、学びの場づくり、学びの場の後の進路・生活、家族のありよう、学びの場の経営、などについて討議する内容でした。

「ジョイアススクールつなぎ」の報告では、18歳以降の青年たちが21歳頃に急に成長する姿が見られるということが心に残りました。
同じところで、1年〜4年までの青年がいるので、お互いのようすを感じるそうです。
3・4年は、1・2年の楽しそうな様子はうらやましいのでしょう。1・2年にとっては、3・4年は進路で大変そうだと感じているようです。
お互いに影響を及ぼしあっていて、4年になると自分を客観的に評価できる力がついてくるそうです。

支援員が大事にしていることに「答えを出さない」「いっしょにバカをやる」(もっとあったのですが)

特に、もっと考えてみたいと思ったことは 、
“自己肯定感だけでは働くのは難しいのではないか”
という問題提起についてです。自分を許すという感覚は大切だが、その上で評価される力、社会のニーズに応えるというような力が必要なのではという提起は、4年間を共にすることで見えてきたものではないかと思います。

きおっちょらの実践は、まだそのような課題を本人の中に見出すまでには至っていないです。今後の実践を作っていくときのひとつの視座として大切にしていきたいと思います。
 
 清時さんの「親子みらいワーク」の報告は、これからの実践を本人だけでなく家族や社会も含めた広がりを持って展望していくという、目の前がひらけていくような話でした。

「障害があるからこそ時間をかけて学びましょう、青年に負けずに親の皆さんも!」

「青年たちの学びは無限大だ」

と、たくさんの問題提起がありました。年度末には、報告が冊子になるそうなので、楽しみです。
 

わたしたちも青年たちも、社会の中で生きているので、自分ひとりでは人間関係は成り立ちません、伝える、聞く、認め合う、人とつながり、新しい人間関係を作っていくことを基本に据えることで、学びの内容は広がっていくのではないかと思いました。

 

リターン

1,000+システム利用料


alt

感謝のメール(1000円)

感謝のメールをお送りします。

申込数
83
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年4月

1,000+システム利用料


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感謝のお葉書(1000円)

感謝のお葉書をお送りします。(きおっちょら特製葉書)

申込数
5
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年4月

1,000+システム利用料


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感謝のメール(1000円)

感謝のメールをお送りします。

申込数
83
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年4月

1,000+システム利用料


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感謝のお葉書(1000円)

感謝のお葉書をお送りします。(きおっちょら特製葉書)

申込数
5
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年4月
1 ~ 1/ 12

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