「維持が困難になった・・・移築したい」プロジェクトの完了報告
「維持が困難になった小さな神社を大きな神社の小宮として移築したい」タイトルで皆様に御願いした大川神社奉賛会の河嶋です。
今年4月初めにクラウドファンディングを成就させていただいてから半年経ちました。
大喜びした後、残りの資金集め、工事の準備など結構忙しくやっておりました。
小宮として受け入れてくださる須津彦神社側も、予算も確保でき、実践できるとなると、本腰を入れて支援体制をとっていただき、地区内(700軒あまりの小さな集落)にも周知され多くの皆様が見守ってくださるなかプロジェクトを進めることが出来ました。
実際の工事は7月初めより行い、9月の4日には須津彦神社内に小宮が完成しました。
小宮が完成すると御神体を移す遷座式をしなければなりません。
遷座式は9月7日に山王山日吉神社の宮司の手で祭祀を行いました。
須津彦神社には常駐の宮司はいなく祭祀は日吉神社の宮司が執り行っています。
私は遷座について簡単に考えていたのですが、遷座は神社の儀式のなかでも最重要なものであり、御神体の移動には神輿(専用の小さなもの)を用いるそうで、神輿を担いで隊列を組んで移動することになりました。
プロジェクトでも書きましたが、確かに須津彦神社では150年ぶりの行事になります。
後に写真で報告しますが、地域の主だった役職の方を招待して盛大に遷座式を行いました。
この様に、このプロジェクトの大目標は無事に終えることが出来ました。
これもひとえにクラウドファンディングと皆様の御支援があって出来たものと心より感謝しております。
なを、既存施設(大川神社)の解体撤去作業は遷座が終わってからになりまして、全て完了しますのは10月中頃になる予定です。
その後、大川神社奉賛会は100年の歴史を閉じ今年中には解散するつもりです。
最後に大川神社奉賛会々長の尾関佐一郎は、PCが使えないためにここには登場しませんが、皆さんに厚く御礼を言っていただきたいを述べております。
皆様、改めて御礼申し上げます。
以下 決算報告と写真を添付します
なを、まことに粗品ではありますが、リターンは11月中には送ることが出来ると思います。
決算報告書
(歳入) 大川神社奉賛会預金 25万円
クラウドファンディングより 90万円
大川神社奉賛会々員(30軒)の寄付 60万円
地域の一般寄付 65万円
合計 240万円
(歳出) 小宮新築 130万円
解体工事 45万円
備品(幟・鈴紐・賽銭箱など) 15万円
祭祀費 10万円
その他 15万円
須津彦神社へ寄付 25万円
合計 240万円
須津彦神社全景
工事中
小宮完成
大川神社での祭式
御神体大川神社出発
町内巡行
御神体須津彦神社到着
遷座式(御神体を小宮に移す)
狛犬も移しました