
支援総額
目標金額 620,000円
- 支援者
- 52人
- 募集終了日
- 2024年4月24日

心からの希望を支える「意思決定支援」を全ての人に届けたい!

#まちづくり
- 総計
- 23人

全ての人を置き去りにしない社会を目指す ももちゃん 継続寄附

#医療・福祉
- 総計
- 2人

障がい者がより豊かに生きられる社会を!みらせんサポーター募集!

#子ども・教育
- 総計
- 37人

障がいを持つ方々が参加するバンドの発表の機会を増やしたい

#子ども・教育
- 総計
- 0人

夜の世界で孤立・困窮している女性たちに、必要な支援を届けたい

#医療・福祉
- 総計
- 175人

長年頑張ったバスを新しく!子どもたちの特性に合わせた環境を守りたい

#子ども・教育
- 現在
- 4,235,700円
- 寄付者
- 129人
- 残り
- 3日

「ここにいれば大丈夫」と思える場所を静岡に。蓄電池購入にご支援を

#子ども・教育
- 現在
- 2,528,000円
- 寄付者
- 90人
- 残り
- 28日
プロジェクト本文
終了報告を読む
わたしたちについて
「自分の人生は自分で決める」「自分らしく生きる」権利は、みんな生まれたときからもっています。
ですが、たとえば認知症になったとき、あなたは自分の意思をどうやって伝えたらいいでしょうか?
たとえば、障がいがあって生まれたら?・・・想像するだけでも難しそうですよね。
年齢を重ねても障がいがあっても自分が望む暮らし方ができるよう、本人の”となりで寄り添いながら”人生の意思決定のお手伝いをする。
それが、わたしたち”となりの”の由来です。
わたしたち”となりの”は、2023年9月に愛知県豊田市に誕生した社会福祉連携推進法人です。
”となりの”の特色は、社会福祉連携推進法人で成年後見を行うことです。社会福祉連携推進法人は20法人ありますが、成年後見を行うのは全国でも先駆的な試みです。
社会福祉連携推進法人が成年後見に取り組むことは、厚生労働省の通知の中でも想定されています。
厚生労働省通知|社会福祉連携推進法人の認定等について(P4参照)
ですが、公開されている他の社会福祉連携推進法人の情報では、成年後見に取り組んでいるところはなく、私たちの取組は全国に先駆けたものだと認識しています。
成年後見制度って何?
成年後見制度とは、知的障がい・精神障がい・認知症などによって、ひとりで決めることに不安や心配のある人が、いろいろな契約や手続をする際やお金の管理をお手伝いする制度です。
お手伝いをする人を補助人、保佐人、成年後見人と呼びます。これらには親族や弁護士、司法書士、社会福祉士、市民後見人等だけではなく、法人もなることができます。
成年後見制度と聞くと難しく聞こえるかもしれませんが、実は、あなた自身、あなたのご両親や子どもにとっても身近にある話かもしれません。
※出所:豊田市成年後見支援センター
|花子さんの話
45歳の花子さんは小さいころから土あそびが大好きでした。療育手帳をもっていてお話は得意でないけれど、お母さんと家庭菜園をしているときの笑顔はとびっきりです。
縁あって知的障がいのある人たちが農業に従事している施設に入所することになりました。花子さんは毎日畑仕事に精を出し、月1回の収穫祭に自分の育てた野菜が並ぶのを嬉しそうにしています。収穫祭では近所の人たちの出店でお買い物をするのも楽しみです。お母さんは毎月必ず、遠方より車を走らせ花子さんに会いに来て、収穫祭のお買い物を一緒にします。
しかし、お母さんも高齢で車の運転が負担となり、施設に来られない日が増えて悩んでいました。施設では花子さんの通帳を預かることはできないし、お買い物のお金を渡してあげることもできません。そんな時、成年後見制度の利用を思い立たれました。
後見人はお母さんの変わりはできませんが、時々花子さんに会いに来て、収穫祭のお買い物に困らないようにお小遣いを渡しているそうです。お母さんは自分の体調に合わせて花子さんに会うことができると、後見人が付いたことを非常に喜んでいます。
花子さんはというと、相変わらず毎日畑仕事に精を出し、収穫祭のお買い物も施設の人と楽しんでいるそうです。
|太郎さんの話
85歳の太郎さんは昨年妻を亡くし、一人くらしをしています。奥さんが元気だったころはゲートボールやカラオケ大会など近所の人たちと楽しく過ごしていましたが、最近はすっかり自宅に引きこもるようになってしまいました。
そればかりではなく回覧板は滞り、ごみ捨てもうまくやれていない様子でした。遠方に住んでいる長男が心配して訪ねてみると、賞味期限の切れた食材やお釣りの小銭が散乱していて、話の辻褄も合わず、とても一人にしてはいられません。
自宅を離れ、自分の家に来ないかと長男は誘いますが、太郎さんは奥さんとの思い出のある自宅から離れるつもりはありません。困った長男は地域包括支援センターに相談し、後見人を依頼することにしました。
太郎さんもこれまで家計や家事は奥さん任せだったため、後見人にお金を任せることや、ヘルパーさんに家事を依頼することに抵抗はありませんでした。
後見人は親族の変わりにはなれませんが、時々生活費を渡しに訪問し、ケアマネージャーやヘルパーさんやご近所の人たちと一緒に太郎さんの生活を見守っています。
今では地域のカラオケ大会で自慢の歌声を披露することもあるそうです。長男は遠方に住んでおり、心配な気持ちもありましたが、みなさんに支えられて笑顔を見せる太郎さんに、できるだけの手助けをしていこうと思っています。
このように成年後見制度を適切に利用できれば、あなたにとって大切な人の判断能力が不十分であっても、その人の権利を守り、意思決定を支援し、今までと変わらない生活ができるように人生のお手伝いができます。
そして、このような成年後見制度を、必要な方が適切に利用できる環境を作っていくことが、各地域で求められています。
◎成年後見制度の事をもっと詳しくという方はこちら→厚生労働省|成年後見はやわかり
愛知県豊田市の現状
豊田市では超高齢社会に突入しており、以下の理由から、成年後見制度を必要としている高齢者や障がい者の方たちが、たくさんいます。
・認知症高齢者数の増加
・知的・精神障がい者数の増加
・地域移行の増加
・親の高齢化
豊田市が行った成年後見制度に関するアンケートでは、新たに約660人の成年後見制度の利用ニーズがあるとの結果が出ています。しかし、同アンケートでは、成年後見の担い手である市民後見人や専門職(弁護士、司法書士、社会福祉士等)、豊田市成年後見支援センターでは約210人しか受けられないという状況もわかっています。
つまり、豊田市で残りの約450人の方に成年後見を届けるためには、新たな担い手が必要になります。
なぜ社会福祉連携推進法人なのか
わたしたちは、豊田市の地域課題である成年後見の担い手不足を解消するために、社会福祉法人がこれまで培ってきた福祉の専門的なノウハウを生かせるのではないかと考えました。しかし、1つの社会福祉法人では限界があるため、4つの社会福祉法人が社員となり社会福祉連携推進法人となりのを設立し連携して、この地域課題に取り組むことにしました。
法人の役員には地元弁護士、市役所OB、地元企業代表取締役の方たちが就任しています。また、豊田市役所や豊田市社会福祉協議会など地域の様々な方が取組みに協力してくれています。
また、わたしたちは、社会福祉連携推進法人の仕組みを活用して成年後見に取り組むメリットとして、次のメリットがあると考えています。
<社会福祉連携推進法人が成年後見を担うメリット>
- 福祉の支援に長けた職員がいる為、本人の意思決定に寄り添う専門的な支援ができる。
- 複数の法人が、生活面、金銭管理、意思確認等を分担することで適切な形で権利擁護支援ができる。
- 若い方など長期の後見が必要な方にも、継続性のある後見業務を行うことができる。
- 社員である社会福祉法人がもっと増えることで、より多くの後見業務を担うことができる。
このようなメリットを活かしながら、いくつかの社会福祉法人が連携して成年後見に取り組むことができれば、例えば、「いつも支えてもらっている施設で、金銭管理してほしい」といった利用者の声や、「親亡き後は、子どものことを良く知っている法人に後見人になってほしい」といった親の声を直接ではありませんが、受け止めることもできるのではないかと思います。
そのため、我々の活動を発信して、この仕組みの可能性を多くの方に知ってほしいと考えています。
※社会福祉連携推進法人とは→厚生労働省|社会福祉連携推進法人制度
プロジェクトの内容と支援金の使い道
社会福祉連携推進法人となりのが成年後見制度と連携推進法人での法人後見を広めていくために、ホームページを作成します。
■目標金額:62万円
■ホームページ作成:25万円
■リターン作成費、発送料等費用:15万円
■レディーフォー手数料:22万円
プロジェクトの展望・ビジョン
認知症でなかなか自分の意思を伝えられない、障がいがあって難しい契約の手続きがわからない等 支援が必要である人に対し、意思決定のお手伝いをする成年後見人がまだまだ足りていないことが大きな地域課題となっています。
そんな困りごとを社会からなくしたい、ハンデのある人の権利や願いをかなえたいという思いをもった法人がチームを組み、 ”となりの”が結成されました。
この仕組みを活用した活動をもっと広めて、身近な人の困りごとをなくしたい。より豊かな人生になるようお手伝いをしたい。そして、そのような地域が豊田市から全国に広がってほしい。そのためにホームページを作り、全国に活動状況を発信したいと考えています。
しかし、社会福祉連携推進法人の運営費は各社会福祉法人からの拠出や今後の後見報酬、寄付等ですが、立ち上がったばかりの法人ですので、広告宣伝に充てる資金が無いのが現状。そのためにクラウドファンディングを通じて、活動を応援していただけたらと思います。
あなたの”となりの”人の人生がより豊かになるよう、ご支援よろしくお願いいたします。
4法人代表の熱い想い
阪田 征彦
社会福祉法人 無門福祉会 /常務理事(となりの代表理事)
平成28年改正社会福祉法において、「地域における公益的な取組」の責務規定が創設されました。その意味は、自分の法人に関与する利用者さんの幸せを保障していくことだけではなく、地域(豊田市)の福祉に寄与することが求められているということです。地域の福祉に寄与するという大きな目標(地域共生社会の実現)のため、社会福祉法人同士が連携する必要性をずっと感じていました。
地域共生社会の実現のためには、「誰も取り残さない」という理念のもと、誰もが安心して暮らせる持続可能な社会にしていかねばなりません。この権利擁護(成年後見)を軸とする社会福祉連携推進法人は全国初の試みです。趣旨をご理解いただき、ご支援を賜りますようお願いいたします。
長屋 太志
社会福祉法人 大和社会福祉事業振興会 /理事
身体障がい者入所施設から始まった当法人は、ほとんどの事業を社会福祉事業中心に取り組んできました。社会福祉法人の役割や意義を考える時、制度だけでは満たされない地域ニーズが存在することに気づかされました。
そんな時、豊田市では後見人が不足しているとの話を聞き、当法人として何か協力できることがあるのではないかと考えました。そして後見人を法人で行うという活動に賛同し、会員となりました。社会福祉連携推進法人が立ち上がり、メンバーの皆とより良い運営を行っていくために、連携を深めています。
社会福祉連携推進法人“となりの”の活動に賛同頂ければ幸いです。
千葉 晃嗣
社会福祉法人 輪音 /理事長
障がい者にとって「成年後見制度」が、避けては通れない重要なことなのはわかっていましたが、「まだ大丈夫」という気持ちがどうしてもありました。
しかしながら豊田市では現在、約450人分の後見人が足りていない事、また将来的には約6000人もの方が必要になるのではと予想される中、「市内の社会福祉法人で力を合わせ、この難局を乗り越えよう」と声をかけていただけた事はとてもありがたく、微力な法人ではありますが、参画させていただくことに迷いはありませんでした。
今回、皆様の力もお借りして、障がい者の方々が安心して生きていくためのお手伝いができればと考えています。どうかよろしくお願いいたします。
中本 秀行
社会福祉法人 オンリーワン /理事長
「成年後見制度」誰もが一度は耳にしたことがある言葉だと思います。特に障がいのある子どもを持った親は、子どもの将来への不安 は隠しきれないものがあると思います。私たちは、自分の気持ちを上手く伝えられない方たちの伴走者となり、親亡き後もずっと寄り添えることができる後見人が必要だと思うのです。
この「社会福祉連携推進法人となりの」は、そんな不安を少しでも解消できるよう、本人の意思をしっかりと受け止め、共に歩んでゆける法人を目指しております。また個人ではなく法人として担うことで本人らしさや意思の決定、権利などいろいろな角度から見て考えることができると思っています。
障がいのあるなしにかかわらず、全ての人が安心できる地域をつくるため、「社会福祉連携推進法人となりの」は、いつもあなたの「隣人」として寄り添っています。
この法人の活動にご理解をいただき、皆様と共に作り上げていきたいと思っております。どうぞ、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
リターンのご紹介(一部)
リターン品は、各社会福祉法人で作っている商品を発送いたします。
・このクラウドファンディングは、”社会福祉連携推進法人となりの”の応援だけでなく、なんと福祉事業所で働いている障がいの方の工賃にもつながる支援になっています。
・一つ一つ想いを込めて作られた逸品ばかりです。ぜひお手元でご確認ください。
①感謝の推しの逸品 【10,000円】
各法人のリターン品の詳細です。※リターンの選択肢から法人名をお選びください。
●無門福祉会
・西内としお氏によるパッケージデザインがかわいい、クラブハリエ監修の焼き菓子詰め合わせです!
●大和社会福祉事業振興会
・生うどん5袋セット!
●輪音
・軍手と雑貨セット※ジビエストラップ付!
(軍手×6、消臭ハーブ×2、小皿×2、箸置き×2、ジビエストラップ)
●オンリーワン
・人気のお菓子3点(くるみクッキー、アーモンドラスク、フルーツパウンド)
・色鮮やかな、さをり織り2点(コースター、キーホルダー)
※さをり織りはひとつも同じ物はない全て手作りです。写真とは異なる色や柄がお手元に届きます。オンリーワンに来ていただければ、選んでいただくこともできます。ぜひ遊びに選びにきてください!
②感謝の4法人セット 【30,000円】
4法人の商品詰め合わせです。
【内容】
・むもんの自然栽培米「にこまる」
肥料、農薬、除草剤を使用しない自然栽培で育てた、「にこまる」というモチモチした食感のおいしいお米です!
※農薬:栽培期間中不使用
・大和の生うどんセット
生うどん5袋セット!
・輪音の軍手とハーブセット
軍手×6、消臭ハーブ×2、小皿×2、箸置き×2のセット
・オンリーワンのお菓子
20年連続人気No1のくるみくっきーとランキング上位のおいしいお菓子を全5品!
※本ページの写真については承諾を得て掲載しております。
- プロジェクト実行責任者:
- 阪田征彦(社会福祉連携推進法人となりの)
- プロジェクト実施完了日:
- 2024年12月31日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
社会福祉連携推進法人となりのが成年後見制度と連携推進法人での法人後見を広めていくために、ホームページを作成します。
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プロフィール
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リターン
3,000円+システム利用料
感謝の絵葉書
●障がいの方々が作成した絵葉書で感謝の手紙をお送りします。
- 申込数
- 12
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年7月
10,000円+システム利用料
ホームページにお名前掲載(希望者)
●感謝のメールor絵葉書
※障がいの方々が作成した絵葉書で感謝の手紙をお送りします。
●作成するHPにお名前を掲載させていただきます。ローマ字20文字までで、イニシャルも可能です。
※希望の方のみ
※注意事項:このリターンに関する条件の詳細については、リンク先
(https://legal.readyfor.jp/guidelines/terms_of_service_index/terms_of_service/#betten)の「●命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン」をご確認ください。
- 申込数
- 12
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年12月
3,000円+システム利用料
感謝の絵葉書
●障がいの方々が作成した絵葉書で感謝の手紙をお送りします。
- 申込数
- 12
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年7月
10,000円+システム利用料
ホームページにお名前掲載(希望者)
●感謝のメールor絵葉書
※障がいの方々が作成した絵葉書で感謝の手紙をお送りします。
●作成するHPにお名前を掲載させていただきます。ローマ字20文字までで、イニシャルも可能です。
※希望の方のみ
※注意事項:このリターンに関する条件の詳細については、リンク先
(https://legal.readyfor.jp/guidelines/terms_of_service_index/terms_of_service/#betten)の「●命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン」をご確認ください。
- 申込数
- 12
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年12月