学校の熱中症をなくしたい

▼自己紹介

熊本電気工業株式会社です。当社では、主に電気工事を行なっております。日々の仕事の中で、お客様から沢山の相談を頂きます。

勿論、すぐ解決できる事、解決できない事も様々ですが、固定概念を持たず日々打開策を考える、これが当社の企業風土であり、その創意工夫から、モノづくりも行ってきました。今回は熱中症対策、創意工夫から生まれた、暑さ寒さを解決する大型スポットエアコンをご活用頂けば幸いです。　

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

背景

地球温暖化に伴う気温上昇が懸念されている昨今、熱中症の事故を多く目にします。

学校は、学生の安全配慮義務を負っておられ、万一重大事故となれば、社会に与える影響も大きく最近では注目を集めています。

 

中学校、高校　男女共に増えている熱中症。全国的に教室では、空調設備が整いつつある状況ですが、体育館屋外での使用では、莫大な設備コストがかかるので、何かいい提案は？この様な、困り事を龍谷高校様から御相談を受けた事です。下記の表をご覧ください。

 

 

 

 

大型スポットエアコンの必要性

日本全国で熱中症の事故が、どれくらいの頻度で発生しているのかを、示したデーターとなります。

出典：独立行政法人日本スポーツ振興センター　データー参照

https://www.wbgt.env.go.jp/pdf/sg_sef/R0201/doc01-3.pdf

平成27年から令和元年まで学校管理下における学年別熱中症発生状況をグラフにしたものです。

　　　　　　　　　　学校管理下における熱中症学年別の発生状況

　

 

 

出典：独立行政法人日本スポーツ振興センター　データー参照

https://www.wbgt.env.go.jp/pdf/sg_sef/R0201/doc01-3.pdf

小学校、中学校、高等学校学年男女別に熱中症発生状況です。

　　　　　　　　　　　　　　　　学校管理下男女別熱中症発生事故

 

 

 

 

出典：独立行政法人日本スポーツ振興センター　データ参照

https://www.jpnsport.go.jp/anzen/Portals/0/anzen/kenko/jyouhou/pdf/nettyuusyo/27nettyuusyo_p6_8.pdf

学校管理下における熱中症死亡事例発生傾向　部活動

　　　　　　　　　　　　　　　熱中症死亡事例発生傾向　部活動時

 

 

 

 

出典：独立行政法人日本スポーツ振興センター　データー参照

https://www.jpnsport.go.jp/anzen/Portals/0/anzen/kenko/jyouhou/pdf/nettyuusyo/27nettyuusyo_p6_8.pdf

学校管理下における熱中症死亡事例発生傾向　

　　　　　　　　　　　　　　　　　学校行事及び、部活動以外の場合

 

 

 

 

北九州市教育委員会　生徒指導課 、学校保健課、学校教育課、授業づくり支援企画課　参照データー                        

https://www.city.kitakyushu.lg.jp/files/001048594.pdf

熱中症発生事故の教訓

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　熱中症事故の教訓

 

 

 

 

文部科学省　参照データー

https://www.mext.go.jp/content/20211201-mxt_chousa01-000015855_3.pdf

令和元年度の在校生者１人あたり学校教育費は、小学校では９８万９千円、中学校では１１６万８千円、高等学校（全日課程制）では

１２３万１千円、特別支援学校が７４２万６千円と最も多く次いで高等学校（定時制課程）の２０１万２千円となっている。

　　　　　　　　　　　　小・中・高の在学者と一人あたりの教育費の推移

 

 

 

 

参考資料　暑さ指数　（WBGT）値　目安表

例えば気温29度　湿度70％の場合　暑さ指数28度です。オレンジ色は激しい運動中止　

 

地球温暖化の影響か、全国の学校管理下における熱中症は、増加傾向にあります。また、物価上昇により教育費の増加、この様な事から学校にかかる負担は増すばかりです。しかし生徒の安全は第一で、気温が高ければスポーッ中止ともなりかねません。最近の甲子園でも見受けられますが、試合の途中に休息時間を設け水分補給が行われています。熱中症は、野球、サッカーなど屋外のスポーツに限った事ではありません。しかし、生徒には好きな部活は行ってほしい。

 

 

 

▼プロジェクトの内容

 

学校に置ける熱中症対策を解決するお手伝いが出来ればと考えております。学校行事及び、部活動、屋外、様々な条件で使用可能な移動式スポットエアコンをご活用いただければ幸いです。

 

熊本電気工業株式会社より佐賀龍谷学園に寄贈を行う事及び名称掲載の許諾を取得しております。

 

 

 

大型スポットエアコンジェットストリーム　特許7211617号　　商標6156732号　

 

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

移動式スポットエアコン　ジェットストリームは、比較的広範囲な場所であっても人のいる場所を、集中して冷暖房を行なえます。しかし通常のエアコンの場合、移動ができない為、空間全体を空調しなくてはいけません。例えば、体育館、工場など広い空間の場合、設備コストは尋常な価格ではありません。そこで、比較的低コストで行えるスポット的、冷暖房機の製造開発を行いました。人のいる場所を集中して空調できる、移動式大型スポットエアコンです。

 

機種は、3馬力、4馬力、5馬力、6馬力、8馬力、10馬力と抱負にそろえ、場所に適した機種を選択が可能で、キャスターが付いている為、移動も容易です。今回は、学校の体育館と言う事で6馬力を選択させて頂きましたが、能力としては一教室を冷暖房できる能力を備えたエアコンを、スポットエアコンとしてご提案さしあげました。市販で売られている一般的スポットエアコンの10倍以上と圧倒的パワーです。

 

専用フィルターには、エビデンスを取得したUDD触媒をコーティングする事で、コロナウイルス、大腸菌、カビなど有害物質を無害化にする事が出来、安全性がたかまります。

 

三菱重工様、ブリヂストン様を始めに、工場での実績は多数、今回はクラウドファンディングを通じて、全国の学校に向け熱中症対策として周知し、熱中症を無くすプロジェクト貢献になればと考えます。