この週末に私が何をしていたかというと・・・

今週末、私は、ハイナンちゃんのいるボンクナーエリアにいました。

 

実は、

 

抜けられない貧困(その9)

 

でご紹介していた女性。

 

医療にかかることができなくて１年間放置していた彼女の病巣。

 

彼女は２人の子どもとおばあさんがいて、とても大きなお金を出せる暮らしではありません。

 

１年間放置していた病巣は、膿がすすみ、腕はパンパンにはれ上がり、ただただいたがって泣いている状態にいました。

 

 

そこで、今回のタイミングでプノンペンの最新医療の受けられるCalmate病院に搬送しました。

 

もちろん、私が医療費を持つという約束でです。

 

家を出る時に、泣き叫んでいた子どもたち。

 

２時間かけて田舎から、プノンペンの病院に連れてきました。

 

 

彼女の状態を見て、医者たちも驚く始末。

 

こんなになるまで、放置しておいたのかと・・・・。

 

そうではありません。

 

治療を受けたくても、受けられなかったのだと。。。。

 

 

続けて、医師が尋ねました。

 

治療費は支払うことはできるのかと。

 

即座に応えました。私が持ちます。

 

最新設備の医療で、CTスキャン、エコー、Xレイ次々と診察をしていきます。

 

私は、彼女の命があとどれくらい持つのかわかりません。

 

でも、放置はできません。

 

 

本日は、集中治療室に入っています。

 

 

私は、ただただ無事を祈るばかりです。

 

 

 

ハイナンちゃんのお宅でも、おばあさんが生きるためにバナナの皮を一生懸命に編んでいました。

お父さんも、目の手術が必要です。

 

コンポンスプーに新しい病院ができました。

 

そこに行ってもらう予定でいます。

 

本当に必要とされていることをやる。

 

医療を受けられない人々を一人でも多く救いたい。

 

ハイナンちゃんの屋根の取り組みと同時並行で行っている人道支援です。