プロジェクト概要

プロジェクトの終了が報告されました

 

<目標達成しました!ご支援ありがとうございます!>

全国各地、内外から本当にたくさんのご支援・応援をいただき、目標を達成することができました。本当にありがとうございます! iTherapyの構想や、高島での活動をスタートしたのが6年前。 その間、数えきれない失敗があり、挫折しそうな時も多々ありましたが、諦めずに続けてきて良かったと思います。 

 

さて、多くの皆様から幸運や応援、そして期待を頂戴しましたこのプロジェクトを更に大きく活かしていくために、残りの期間も走っていきたいと思います。単にお金を集めるということではなく、iTherapyを未来に価値あるツールとして残し、また、活動機会を広げていただいた高島という地域に恩返したいという強い思いがございます。そのためにも、残り期間は1人でも多くの方にこのプロジェクトを知っていただきたい・参加していただきたいという思いから、支援者数100名を目指していきます。

 

どうぞこの趣旨にご理解をいただき、残り14日間、引き続きの応援を何卒よろしくお願い申し上げます。

2018/2/14 川副巧成

 

 人口約300人、高齢化率55%。長崎港の南西に浮かぶ小さな離島、高島。

今、この島には元気になった「じぃさん・ばぁさん」がたくさんいます。

 

その元気の源は、薬や手術によるものだけではありませんでした。

 

訪問リハビリを続けていると、多く出会うことがある、「今までできなかったことができるようになる」瞬間。

 

その時、「すごいね!」と声をかけることこそが、高齢者のやる気や自信を引き出し、医療への依存を減らすことにつながります。

 

そんな「すごい」瞬間を、その場にいない人たちに届けること。

高齢者に、たくさんの人たちからの「すごいね!」を届けること。

 

どちらも実現するために、リハビリの経過を動画投稿できるアプリ「iTherapy」に、たくさんの人たちからの「すごいね!」を届けられる機能を搭載します。 

 

 

はじめまして、川副巧成と申します。理学療法士という仕事をしています。ふるさとの長崎で起業して、地域の福祉や介護、保健に携わる事業を20年やってきました。今、訪問看護ステーションという事業を通じて、高島という離島に関わっています。今も、理学療法士と看護師のチームが週1回、船に乗って訪問を続けています。

 

高島への訪問のリハビリを始めて丸5年。当初、島には元気になる可能性がある人たちがたくさんいるように見えました。しかし、そもそも訪問のリハビリが存在しなかった島。元気になりたい、という意欲が不足しているようにも感じました。

 

 

 

島には病院も老人ホームもひとつだけ。まずはリハビリを広めるところから。

 

当初、訪問先は1件だけ。ひとりで、訪問のリハビリ活動を始めました。とにかく、最初の1件を大事に回りました。でも、所定の訪問時間を終えると次の船が来るまで2時間待ち、なんて当たり前でした。せっかく関わり始めた島だったので、待ち時間があるのなら、少しでも僕の存在やリハビリの効果を知ってもらおう。そう思って、自転車を1台買い、島中を走り回りはじめました。

 

島に1つだけある病院や老人ホームはもちろん、スーパーや学校、トマト農園や漁港などありとあらゆるところを訪ね、ご挨拶とともに自分の仕事を説明させてもらいました。5年経った今、島には約20件の訪問先があります。訪問するスタッフも理学療法士2名、看護師1名のチームで回れるようになりました。

 

「歳を重ねれば元気じゃなくて当たり前」「老人は弱いもの」「高齢だから…」

 

そんな社会の認識によって、じぃさんばぁさん(愛情を込めて、いつも通り呼ばせていただきます)は「意欲」が不足してしまいます。それはとても悪循環だと思うのです。そうではなく、リハビリによって今までできなかったことができるようになる。その過程を見た人が「すごいね!」を伝える。

 

そうして、「すごいね!」がじぃさんばぁさんの次の「意欲」になる。その事実をもっと多くの人が知る。そして、事実を知った人たちから、参考になったと「ありがとう!」をもらう。そんな好循環を生み出すことが必要だと考えています。

 

「家で動くことが楽しくなってきたとよ!」

 

高島への訪問を続ける中で、ひとりのばぁさんと関わりを持ちます。最初は歩くのもおぼつかなくて、1・2段の段差もまともに降りることができなかった状態を周囲の方も心配していました。そこで、僕にお声がかかり、一緒にリハビリを頑張り始めました。

 

今まで立ち上がることができなかった座面の低い座椅子。いつの間にか、誰の手も借りず、そこからスッと立てるようになりました。毎日の寝起きが大変だった高いベッド。そこからスムーズに起き上がるようになりました。

 

「すごいね!」と、その様子を見ていた僕が声をかけると、意欲あふれる笑顔で「家で動くことが楽しくなってきたとよ!」とにこやかに答えてくれました。

 

最終的には、今まで使っていた杖も使わず、梅雨時期の濡れた島の中を、以前のその人とは別人のようにかっこよく元気に歩く姿がありました。その人の良いところを見つけて誉めて、本人の意欲をどう引き出すかが重要です。誉めることで、好循環を生んでいくことはできるのです。

 

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たくさんの方からの「すごいね!」で、じぃさんばぁさんに自信を持ってほしい。

 

一方で、この循環のスタートである「すごいね!」を感じる場面というのは、その場に一緒にいる人しか見られません。見えない状況は伝えづらい。その人をサポートする他の人達に見えないままだと、じぃさんばぁさんに「すごいね!」がなかなか伝わらないのです。

 

伝えるべきは「今までできなかったことができるようになる」というシンプルなこと。しかし、そこにはテキストや数字で伝えきれない、とても大事な「質感」が存在します。その質感によって「良くなった」を感じられるのですが、これが伝わりにくい。訪問活動を続けながらずっと考え続けました。たとえば、その質感を「動画」で表現できないかと。

 

 

そして3年前、ある福祉団体が「高齢者の健康状態の情報を円滑に共有する新たなツールの開発事業」を行うことを知ります。その団体へ、リハビリの経過を動画で事例共有するアプリの開発を提案したところ、運良くアプリの開発を任せていただくことになりました。

 

そこから、全国のリハビリ仲間と共に1年間議論を重ね、2015年4月「iTherapy(アイセラピー)」というアプリを公開しました。現在のiTherapyは、クライアントのリハビリの経過を、動画で見ることができます。テキストや数字で伝えきれない「質感」を、専門職同士が動画で情報共有できるのです。

 

 

しかし、今のiTherapyには、じぃさんばぁさんが元気になっていくプロセスに、「すごいね!」を集める機能がありません。そのために、動画を見た人たちからの「すごいね!」や、そのプロセスを参考にできた専門職からの「ありがとう!」を、じぃさんばぁさんに伝えることができないのです。

 

今回のプロジェクトを通して、投稿された動画に「すごいね!」と「ありがとう!」という2つのボタンを押せるようにリニューアルして、じぃさんばぁさんの意欲につなげていきたいと思います。

 

 

薬や手術に頼らず、元気になる意欲を持ってもらうために。

 

ずっとアパートに閉じこもっていたじぃさんが、リハビリで少し元気になって、3階から1階まで、自分で階段を降りて郵便を取りに行けるようになったことがありました。ただ、残念なことに、その後の経過があまりよくありませんでした。家の中を歩いたり、ちょっとした行き来はできるようになるのですが、それ以上が伴わず、なかなかお元気になれない。

 

「今は、必要最低限のことが出来ているし、とりあえず生きていける。それ以上のことを目指す理由も無いし、意欲も湧かない」

 

そんな方は、島に限らずいらっしゃるのではないでしょうか?また、その周囲で「そうだね、仕方ないね」とおっしゃる方も。もし、日本中の人たちからの「すごいね!」や「ありがとう!」を集めて、その方々に届けることができたら、じぃさんばぁさんの意欲を、もっと高めていくことができるかもしれない。その人らしく自立した生活を送っていくことできるかもしれない。

 

「すごいね!」や「ありがとう!」を集めて、自信を持っていただく。元気になってもらって、介護や医療への依存を軽くする。みんなの声を伝えることで、薬や手術を頼らなくても、元気なじぃさんばぁさんを増やせると信じています。このプロジェクトは、そのための初めの一歩です。どうか、皆さまのご支援をよろしくお願いいたします!

 

 

【資金使途】

現行の「iTherapy」を改修、「iTherapy LITE」として運用していきます。

アプリ改修費用:415,800円
アプリ運用費:648,000円
皆さまからのご支援は、上記にReadyfor手数料も含めた費用に充てさせていただきます。

 

【リターンについて】

ドリンク無料券は、以下の施設でご利用いただけます。

カフェクローバー

〒850-0982 長崎県長崎市柳田町100番 スタジオ・クローバー内

 

 


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