プロジェクト概要

プロジェクトの終了が報告されました

不登校を乗り越えた優ちゃんの作品と歩みを紹介する展覧会を開催。

 

はじめまして。小乃恵理子と申します。

 

みなさんに、優ちゃんをご紹介させて下さい。彼女は小学校3年の冬、肺炎で入院したことをきっかけに不登校になったのですが、猫のイラストを描き続け、それを見てくれた人たちが喜んでくれたことから、さらに真剣に取り組み、人との出会いが与えられる、絵を通した活動を開始しました。

 

私は地方での展覧会のお世話をさせていただいたことがあったのですが、今回は初めて東京での展覧会を企画。クラウドファンディングにもトライすることに決めました。

 

「でも、大丈夫!」というメッセージを伝える展覧会の意義はとても大きいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

不登校であることを隠さない勇気を持てた優ちゃん

 

「学校に行けない原因は言えなかった」

 

優ちゃんが不登校になった当時、理由は誰にも言わなかったのですが、本人自身がその理由を意識したくないから、心の奥に封印してしまっていたのだとわかったのはずいぶん後のこと。それほどつらいことだったのだと思います。どれほど 説得されようと学校に行けない。自分自身に自信がなくなり、当時は「何度も死にたいと思った」とのことでした。そんな日々の中、捨てられていた猫たちを拾い育て、友達のように大事な存在となったその子たちをスケッチすることが慰めだったそうです。

 

 

学校の先生に年賀状を出したことが転機

 

中学生になっても学校には向かえませんでしたが、お世話になった不登校生担当の先生にお礼を伝えようと思い、手描きの年賀状を送ったことが大きな転機になりました。葉書に描かれていた、いきいきとした猫のイラストを見た先生が、「公民館で絵を展示したらどうか」と提案してくださり、彼女は勇気を出して一歩を踏み出すことに。先生への感謝の気持ちがドアを開いたのでした。

 

2001年、静岡県浜松市の公民館で「それでも僕らは生きている!」をテーマにイラスト作品を展示。

中学校の生徒、先生方も来場してくださり、

 

「よくがんばったね」

 

「応援してるよ」

 

「優ちゃんの優しさがあふれている」

 

と、励ましの言葉を感想ノートに記してくれました。

 

学校の先生は作品をコピーした小冊子を手作りで製作。

 

 

14歳の女の子の勇気

 

優ちゃんのことは小さかった時から知っていましたが、私は他県に引っ越し、その後のことは聞いていませんでした。しかし、友人が作品展の小冊子を郵送してくれ、状況がわかりました。優ちゃんのお母さんに連絡を取り、事情を伺って、「北陸でもやってみたら?」と提案し、開催が決定。

 

不登校であることを隠さないで展覧会を開催した中学生は、当時の日本で(もしかしたらその後でも)優ちゃんだけだったのではと思っています。「不登校であるか、ないか、それは私自身の価値とは関係ないから。」と彼女は言っていました。会期中、優ちゃんは我が家で宿泊。同じ悩みを持つ子供達やその親御さん達も含む、多くの人たちが会場に来て下さり、「どうしてこんなに明るい絵が描けるのか」「心温まる絵に慰められた。ありがとう」と、大きな反響がありました。

 

2年連続で展覧会を福井で開催。今でもその時知り合った方々との交流が続いています。

 

沢山の新聞記事で紹介されました。

 

画家になる夢。本格的に活動を始めた石猫アート。

 

北陸での展覧会が一つのきっかけとなり、優ちゃんの両親は天竜川の支流のほとりにログハウスを建て、自然の中で暮らすことに。

 

そこには、川の流れの中でぶつかり、砕かれ、こすられ、滑らかになった石がありました。そんな石に猫やスミレの花を描いてみたら、すてきな作品に。田舎暮らしは大変でしたが、静かなところで自分と向き合うこともでき、猫を描いた石猫を展示する展覧会を他の地方でも開いていく、アート活動を始めたのだそうです。

 

過去の展示の様子

 

その後、時はたち、私は東京に引っ越しし、ボランティア養成プログラムに入学。カウンセリングも学び、心の問題を考える中、「彼女が歩いてきた道、成長した今」を紹介することは意味があると感じていましたが、とにかく課題に追われる毎日で、余裕がありませんでした。

 

ところがある日、久しぶりに優ちゃんのお母さんに電話で近況を聞いた時のことです。

 

 

「実はもう石猫はやめるほうがいいかもって...。」

 

 

長い時間と手間がかかる石猫は作るのが大変で、その仕事を続けるのは難しいとのことでした。昔から優ちゃんの夢はプロの画家になることだと聞いていましたし、石猫は人々に希望のメッセージを伝えるものだったことも知っていました。折角今までやってきたことなのだから、もっと多くの人に知ってもらった方がいい。

 

お母さんから聞いたその言葉で、私は「東京で展覧会をやってもらおう。」との思いを強く持ち、インターンシッププログラムを卒業した後は展覧会企画と会場整備を並行してやり始めました。

 

開催する会場

 

 

会場は昭和の古い家で、静かな隠れ家のような場所。

 

今回の開催は入りにくい画廊や、ざわついた公共施設ではなく、静かな隠れ家のような家でやりたいと考え、来て下さる方々にゆったりと見ていただける古い民家を会場にすることにしました。

 

「不登校だった猫」展 

2018年6月1日~30日(日曜休)

午後14時~18時

「詩喜の家」東京都小金井市中町1-15-30

入場無料

https://ishinekoten.blogspot.jp

 

展覧会開催予定の家はかなり傷んでいて補修が必要です。かし自分たちで直せるところは直していく。一部業者にお願いして修繕するもの以外は、学生さんや子供達、お母さん達など、手伝って下さる方々と、多くの高いハードルを乗り越え、みんなで育て、成長していく展覧会にしていきたいと思っています。

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修繕が必要な小舞壁

 

 

想いがこもった作品を、多くの場所へ広げていきたい。

 

今回の展覧会で展示するのは水彩画や家族で河原の石に描いた石ねこです。石はただの石。猫に力があるわけではありません。でも石の裏には「いつも喜んで」「万事は益となる」「すべてのことを感謝」と書かれていて、どんな人たちにもそのメッセージを伝えたいという思いが込められています。

 

 

 

優ちゃんの勇気は本物。「それでも強く 輝く女の子」の力がどこから来たのかを見ていただき、希望が広がっていくことを期待しています。

 

 

 

私は現在、美術史研究の傍ら、病院や高齢者ホームのベッド横でハープの音楽を届けるボランティアをさせていただいているのですが、絵も音楽も人と人をつないでくれるものだと実感しています。

この展覧会で、「でも、大丈夫!」というメッセージを届けたい。そして、優ちゃんにも「大丈夫!」という声援を送りたいと思っています。展覧会開催は 6 月 1 日から。是非、ご支援をお願い致します。

 

 

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<資金使途>

以下の費用の一部に使用させていただきます。(主に会場整備費)

 

・会場整備費

・作品搬入搬出 輸送費

・宿泊滞在費

・交通費

・会場備品 

・Readyfor手数料他

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