プロジェクト概要

 

小学3年から不登校を乗り越えた優ちゃんの、絵と歩みを紹介する展覧会を開催。

 

はじめまして。小乃恵理子と申します。美術史研究の傍ら、病院や高齢者ホームに行き、ベッドの横で、お一人のために歌いハープを奏でるボランティアをさせていただい ているのですが、絵も音楽も人と人をつないでくれるものだと実感しています。

 

みなさんに、渥美優ちゃんをご紹介させて下さい。彼女は小学校の頃に不登校となりました。苦しい日々の中で猫の絵を描くことが心の安らぎだったのですが、描いたものを見た人たちが喜んでくれたことから、さらに真剣に取り組み、人との出会いが与えられる、絵を通した活動を続けてきました。私は、優ちゃんと古くから知り合いだったこともあり、これまでに北陸の方で展覧会の開催を手伝わせていただいてきました。

 

今回は初めて東京での展覧会を6月1日から開催します。そしてみなさまにも、ぜひこの展覧会を応援していただきたく、クラウドファンディングにも挑戦しました。いただいたご支援金は、開催にあたって、かかっている経費に充てさせていただきます。展覧会の意義は本当に深いと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。

 

よろしくお願いいたします。

 

 

不登校であることを隠さない勇気を持てた優ちゃん

 

小学校3年生から不登校に。「学校に行けない原因は言えなかった」

 

優ちゃんは小学3年の冬、肺炎で入院したことをきっかけに不登校になり、どれほど 説得されようと学校に行けなくなりました。自分自身に自信がなくなり、当時は「何度も死にたいと思った」ということでした。そんな日々の中、捨てられていた猫を拾い育て、友達のように大事な存在となり、その子たちをスケッチすることが慰めだったそうです。

 

学校に行けなくなった当時、理由は誰にも言わなかったのですが、本人自身がその理由を意識したくないから、心の奥に封印してしまっていたのだとわかったのはずいぶん後のこと。それほどつらいことだったのだと思います。

 

 

学校の先生に年賀状を出したことが転機

 

中学生になっても学校には向かえませんでしたが、お世話になった不登校生担当の先生にお礼を伝えようと思い、手描きの年賀状を送ったことが大きな転機になりました。はがきに描かれていた、いきいきとした猫のイラストを見た先生が、「公民館で絵を展示したらどうか」と提案してくれました。彼女は勇気を出して一歩を踏み出すことに決めました。先生への感謝の気持ちがドアを開いたのでした。

 

2001年、静岡県浜松市の公民館で「それでも僕らは生きている!」をテーマにイラスト作品を展示しました。中学校の生徒、先生方も来場してくださり、

 

「よくがんばったね」

 

「応援してるよ」

 

「優ちゃんの優しさがあふれている」

 

と、励ましの言葉を感想ノートに記してくれました。

 

 

14歳の女の子の勇気

 

優ちゃんのことは小さかった時から知っていましたが、その後私は他県に引っ越しし活動を詳しくは知りませんでした。しかしある日、優ちゃんの学校の先生が彼女のイラスト作品をコピーして手作りで作った小冊子を、友人が送ってくれました。優ちゃんのお母さんに連絡を取り、事情を伺い「北陸でもやってみたら?」と提案させていただき、福井でも開催をしました。

 

当時、不登校であることを隠さないで展覧会を開催した中学生は、日本で優ちゃんだけなのではと思っています。同じ悩みを持つ子供達やその親達も含む、多くの人たちが来てくださり、「どうしてこんなに明るい絵が描けるのか」「心温まる絵に慰められた。ありがとう」と大きな反響がありました。

 

沢山の新聞記事で紹介されました!

 

画家になる夢。本格的に活動を始めた石猫アート。

 

北陸での展覧会が一つのきっかけとなり、アート活動に専念できるようにと優ちゃんの両親は静岡の天竜川の支流のほとりにログハウスを建て、自然の中で暮らすようになりました。

 

そこには、川の流れの中でぶつかり、砕かれ、こすられ、滑らかになった石がありました。そんな石に猫やスミレの花を描き、田舎暮らしは大変でしたが、静かなところで自分と向き合うこともできたそうです。

 

過去の展示の様子

 

時はたち、私は東京に引っ越しました。ハープのインターンシッププログラムに入学、カウンセリングを学び、心の問題を考える中、「彼女が歩いてきた道、成長した今を紹介することは意味がある」と感じていました。

 

ところがある日、久しぶりに優ちゃんのお母さんに電話で近況を聞いた時のことです。

 

 

「実はもう石猫はやめようかと思って」

 

 

長い時間と手間がかかる石猫は作るのが大変で、しかもそんなに売れるものではなく、その仕事を続けるのは難しいとのことでした。昔から優ちゃんの夢はプロの画家になることだと聞いていたし、石猫は人々に希望のメッセージを伝えるものだったことも知っていました。別の画材でもいいのかもしれないけれど、折角今までやってきたことなのだから、もっと多くの人に知ってもらった方がいい。お母さんから聞いたその言葉で、私は「東京で展覧会をやってもらおう。」との思いを強く持ったのでした。そして、展覧会開催の企画、会場整備を並行してやり始めました。

 

開催する会場

 

 

会場は昭和の古い家で、静かな隠れ家のような場所。

 

今回の開催は入りにくい画廊や、ざわついた公共施設ではなく、静かな隠れ家のような家でやりたいと考えました。子供たちが来ても大丈夫なところで、ゆったりと見てもらえたらと思い、古い民家を会場にすることにしました。

 

「不登校だった猫」展 

2018年6月1日~30日(日曜休)

午後14時~18時

「詩喜の家」東京都小金井市中町1-15-30

入場無料

https://ishinekoten.blogspot.jp

 

展覧会開催予定の家はかなり傷んでいて大幅な補修が必要です。かし自分たちで直せるところは直しながら、みんなで会場から作っていけたらと考えました。一部業者にお願いして修繕するもの以外は、学生さんやお母さん、子供達など、手伝って下さる方々と、多くの高いハードルを乗り越え、みんなで育て、成長していく展覧会にしていきたいと思っています。

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修繕が必要な小舞壁

 

 

想いがこもった作品を、多くの場所へ広げていきたい!

 

今回の展覧会で展示するのは水彩画や家族で河原の石に描いた石ねこです。石はただの石。猫に力があるわけではありません。でも石の裏には「いつも喜んで」「万事は益となる」と書かれていて、どんな人たちにもそのメッセージを伝えたいという思いが込められています。

 

 

 

今回は東京ですが、今後、関西、東北、九州などで優ちゃんの展覧会を開催すれば、全国の似た悩みを持つ人にとって、大きな意義があることと思います。優ちゃんの勇気は本物なのだから、きっとどんな人の心にも届くことでしょう。「それでも強く 輝く女の子」の力がどこから来たのかを見ていただき、希望が広がっていくことを期待しています。

 

そのためにも、まずは東京での展覧会が実り豊かなものになることが第一です。これをきっかけに、さらに全国で開催していくステップが続くようにと願っています。展覧会運営は今、経費がかなり掛かっていますが、皆さんによって、この展覧会、そしてこれからの歩みを育てていただけないでしょうか。ご支援は優ちゃんにも私にも大きな励ましになります。ぜひ力を貸して下さい。どうぞよろしくお願いいたします。

 

彼女の作品に込められたメッセージは、「でも大丈夫!」

 

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<資金使途>

以下の費用の一部に使用させていただきます。(主に会場整備費)

 

会場整備費             360,000円

作品搬入搬出 輸送費  60,000円

宿泊滞在費         60,000円

交通費           37,000円

会場備品        20,000円

Readyfor手数料他    22,032円

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