初めまして、現在大学4年生で、特定非営利活動法人HOPEにてセブ島のスラム支援活動を行っている、谷口順一と申します。

 

今回私達が支援するロレガ地区にて、貧困脱却を目指した職業訓練と、大火災で殆どのモノを失ってしまった住民の方々の生活サポートを行う施設を建設するために、Ready For?にて寄付を募る事に致しました。

 

今回は、当プロジェクトの事を知って頂く前に、私達が支援活動を行っているロレガがどんな所かを知って頂く為に、現地の最新情報をお届けしたいと思います。

 

7月中旬に弊団体の代表理事が現地を視察し、そこで得た情報をもとに、私谷口が複数回にわたって皆様に記事をお届け致します。

まずは皆様に私達の活動を知って頂く事が出来ましたら幸いです。

 

さて、第①弾となる今回は、大火災から3か月経った、ロレガの現在について、です。

元々ロレガは、バラックが密集して出来ていた貧しい地区でした。

特に私達が支援する人々は生きる為の最低限の収入も得られない状態の為、古い墓石の上に簡素な家を作り、狭い場所にヤギ等の家畜と共に劣悪な衛生環境の中で暮らしている人々が殆どです。

 

ところが今年の3月にロレガで大火災が発生し、そうしたギリギリの生活をする為の家や家財でさえも、全て燃えてしまったのです。

幸い死者は出なかった様ですが、今回の火事からの復興は、これまでの支援活動に加えて非常に重要な課題となりました。

 

まず、私たちが活動しているロレガの全域と中心地域、そして今回大火災の被害のあった地域について、地図でおおざっぱに確認したいと思います。(なお、以下の地図はともに大火災前のものです。)

 

 

白線で囲まれた部分が、ロレガの範囲です。

全面積は、約7.2k㎡で、この地域に、公式な統計上(2011年)では、

12,638人の人が住んでいます。

ご覧になればお分かりかと思いますが、2つの通りに挟まれる形となっているため

決して交通のアクセスは悪くありません。

 

このロレガの中でも、特に大きな貧困街となっているのが、

上の図で黒く囲まれた、中心地域、旧墓地地域です。

私たちが活動対象としているのも、また大火災の被害にあったのも

大部分がこの中心地域ですので、別の地図で、もう少し詳しく見てみます。

 

全域の地図で、ちょうど黒く囲まれた部分にあたるのが、この地図です。

Lorega-SanMiguel Barangay Hall という地方自治体の施設があることからも

わかるように、このあたりがロレガの中心部となります。

そして、この地図で薄く赤色がかかった部分ー写真右側はほぼ全域ですがーが、

今回の大火災の被害を大きく被った地域となります。

火災の発生源が、木製の小さなバラック小屋が密集する地域だったことが、

被害を大きくした原因だと考えられます。

ちなみに、今回大火災の被害にあった人の数は、7,000超だと、地元の新聞で報道されていましたが、このような狭い地域に7,000人も住んでいたこと自体が、驚きです。

 

それでは、以下、これらの地域について、現地代表が視察の際に撮影した

写真を用いながら、ロレガの現状について大まかに説明します。

 

 

 

有る程度の貯金を持っている一部の人々は、新しく住居を建て始めています。

 

 

何も無くなってしまった後でも、子供達は集まって遊んでいます

 

Loregaの中心部にあり、Loregaのシンボルだったお墓は、今回の火災を機に、行政によって完全に撤去されました。現在は、広い更地になり、子供たちの遊び場となっています。

 

 

 

以前の住居よりも雨風が吹き込む様になってしまった、ビニールシートを用いて作られた住居。彼らに定期的に安定した収入が入り、頑丈な家を建てられる材料を買える様にする事が必要です。その目的のため、今回職業訓練施設の建設に踏み切りました。

 

地方自治体(バランガイ)の保有するバランガイホール。火災発生後から現在まで復旧の進まない様子。以前は、当団体のものを含めて、多くの住民交流・地域振興にイベントが行われ、地域の活性化を担っていました。 

 

 

如何でしたか?

私達の活動するロレガ地区の事を、皆さんにお伝え出来ていれば幸いです。

次回の更新も、ロレガの現状に関してお伝えしていきたいと思います。

 

火災からの復興と貧困からの脱却を実現出来る様、私達のプロジェクトを応援よろしくお願いします!

 

特定非営利活動法人HOPE 谷口順一

 

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