ご無沙汰しており、すみません。

 

震災から3回目の秋を迎え、被災地の様子もどんどん変わりつつあります。
ずっと何も無い荒野が広がっていた沿岸部のかさ上げ工事も目に見えて進行しています。

 

気仙沼市鹿折地区に乗り上げていた第十八共徳丸はvol.2の表紙にもさせていただきました。

 

この場所は、この時の第十八共徳丸は撤去され、「鹿折見学台」ができています。

 

 

そこから見えるのは、かさ上げ工事が続く鹿折の平野部

 

復興が遅れているという焦りと疲れも確かに背負っています。

河北新報 (11月1日朝刊より)

 

疲れと焦り、希望が入り交じる被災地。しかし、同時に、待っていても何も起こらない。自分たちのまちは自分たちが盛り上げていこうという人々の気概も感じられます。

復興への勢い、というか、まちづくりへの勢いを感じます。

 

気仙沼「市場であさめし」「産業まつり」同時開催。(2014年10月26日)

 

 

 

南三陸町「産業フェア」(2014年10月26日)

そして、若者の成長もそれを後押ししています。

 

南三陸町「産業フェア」でモアイ焼きを売る志津川高校の生徒たち。カンパッチなどのグッズも制作。この収益は、震災前にあった町民バスを復活させるために寄付するそうです。

 

気仙沼の高校生グループ「底上げYOUTH」による「みやぎ復興支援会議」でのプレゼン風景。

 

近代短歌史上初めて「恋人」という言葉を使った国文学者で歌人の落合直文が同市出身であることにちなみ、底上げYOUTHでは「恋人」をキーワードに観光パンフレットづくり、「恋人ツアー」を組んでいます。全て、高校生のアイディア。自らの足で配布、お客様の獲得をしています。

 

明暗を含めながら、動いている被災地。

それでも、トップダウンのまちづくりではなく、住民からのダウントップのまちづくりをしようという気概、活力を感じます。

 

この活力を、全国の皆さんにお伝えしたい。見てほしいと思っています。

 

 

2014年11月5日              FORTUNE宮城 編集長 河崎清美

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