“やってみたい！”は心のエネルギー源

 

生きるために何が大切なんだろう…って何度か考えたことがあります。

勉強？お金？

大切なことはたくさんあるけれど、子どもが育つのに大切なのは

“自分で考え決断し、それを行動に移せること”

“やってみたい(心のわくわく)があること”

そして、“たくさん笑うこと”

 

今日のぽはっく(石巻のフリースクール)では、

「とのを洗いたい～！」と声があがりました。

とのは、ぽはっくのアイドル犬です。

「最近臭いから、きれいにしたいよね」から始まり、洗うことが決まると、ホースや石鹸など、子どもははりきって準備を始めました。

一度目は、汚れすぎて泡が立たずに二度洗いすることに(笑)

途中、ブルブルと体をふるって水が飛び散ると、「ぎゃーっとの！ブルブルしないで」と叫びながらも大笑いで、子どもも一緒にびちょぬれになっていました。

 

小さな戦争（？）が終わり、真っ白になったとのに「お前、きれいになったな～」と嬉しそうに頭をなでる子どもたち。

 

こんな小さなできごとですが、私はこの“日々の時間”が大切だと思っています。

 

私たち大人の役目は、子どもの“やってみたい”を実現できる環境をつくり、子どもが持つ可能性を信じて見守ることだな…と感じながら、活動を続けています。

 

こども∞感ぱにー　田中雅子（通称：けろ）