高麗茶盌と静かに対面し、一服のお茶で振り返りの瞑想を!
支援総額
目標金額 400,000円
- 支援者
- 2人
- 募集終了日
- 2020年6月30日
井戸茶盌の登場
井戸茶碗はいつ頃茶の世界で使われだしたのか、当時の茶会記には、天正六年(一五七八)一〇月二十五日に「ヤふの内宗和」という茶人が「井戸茶碗」を用いたことが記されている。
それは津田宗及(?〜一五九一)が『宗及茶湯日記』の他会記に書き残しているのが『井戸茶碗』登場の最初の記録である。
茶会記に「高麗茶碗」が登場するのは奈良の松屋久政(?〜一五九八)の茶会記のなかの、天文六年(一五三七)九月十二日に「高ライ茶碗」とあるのが最初である。その間四十年程の期間に高麗茶碗はたびたび使われましたが、井戸茶碗という名はほとんど茶会記にはのこされていません。
まだまだ世間に出回っていなかったのでしょうか。天正六年の登場がそのまま初見参だったのか。しかし現存している井戸茶碗のなかには、大井戸茶碗「蓬莱」は侘茶 の先駆者の一人である武野紹鴎(?〜一五五五)が所持し、その後今井宗久(一五二〇〜一五九三)の所持になったと伝来があります。
弘治元年に没した武野紹鴎が所持し用いていたのなら、天正六年(一五七八)より以前に存在したことになるのではないか。天文年間(一五三二 ̄一五五五)には井戸茶碗は朝鮮半島から請来されていたのかもしれません。
天正六年の井戸茶碗の初登場から十年後の天正十六年(一五八八)の奥書のある『山上宗二記』のなかに次のように記されています。
リターン
5,500円
湯呑 いろいろ 飯茶碗いろいろ どちらか1客をお送りいたします。
湯呑のいろいろ、飯茶碗のいろいろ、1客をお送りいたします。 (木箱無しです。)
※作品の種類はこちらで選び発送させていただきますの で、ご了承ください。
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 30
- 発送完了予定月
- 2020年9月
10,000円
刷毛目盃か刷毛目浅鉢 どちらか1客をお送りいたします。
刷毛目盃か刷毛目浅鉢をどちらか1客お送りします。
(木箱無しです)
※作品の種類はこちらで選び発送させていただきますの で、ご了承ください。
※盃は、形、大きさ違いますので、私が選んでお送りしますので、ご了承ください。
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 40
- 発送完了予定月
- 2020年9月
15,000円
井戸盃
井戸茶盌の手法で盃を作りました。
貫入と梅花皮(かいらぎ)が楽しく、味わいのある盃だと思っております。
*桐箱入りです。 (通常 25,000~30,000円です)
*形、色合い、大きさが微妙に違いますが、ご容赦ください。調子の良いのを、選んでお送りいたします。
- 支援者
- 1人
- 在庫数
- 9
- 発送完了予定月
- 2020年9月
15,000円
粉引盃
粉引茶盌の手法で盃を作りました。
呑みよい盃だと思います。
*桐箱入りです。 (通常 25,000円です)
*形、色合い、大きさが微妙に違いますが、ご容赦ください。調子の良いのを、選んでお送りいたします。
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 10
- 発送完了予定月
- 2020年9月
15,000円
鶏竜山盃
刷毛目に鉄絵の、骨董好きにはおなじみの鶏竜山盃です。
茶盌は「絵刷毛目茶盌」と呼んでいますが・・
*桐箱入りです。 (通常 25,000円です)
*形、色合い、大きさが微妙に違いますが、ご容赦ください。調子の良いのを、選んでお送りいたします。
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 10
- 発送完了予定月
- 2020年9月
30,000円
井戸徳利
井戸茶盌の手法で徳利を作りました。
貫入と梅花皮(かいらぎ)が楽しく、味わいのある徳利だと思っております。
*桐箱入りです。 (通常 40,000円です)
*全体画像は、メインページの最後にあります。
*形、色合い、大きさが微妙に違いますが、ご容赦ください。調子の良いのを、選んでお送りいたします。
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 5
- 発送完了予定月
- 2020年9月
30,000円
粉引徳利
粉引茶盌の手法で徳利を作りました。
粉引の味わいが出ていると思います。
*桐箱入りです。 (通常 40,000円です)
*全体画像は、メインページの最後にあります。
*形、色合い、大きさが微妙に違いますが、ご容赦ください。調子の良いのを、選んでお送りいたします。
- 支援者
- 1人
- 在庫数
- 4
- 発送完了予定月
- 2020年9月
30,000円
鶏竜山徳利
刷毛目に鉄絵の、骨董好きにはおなじみの鶏竜山盃です。
茶盌は「絵刷毛目茶盌」と呼んでいますが・・
*桐箱入りです。 (通常 40,000円です)
*全体画像は、メインページの最後にあります。
*形、色合い、大きさが微妙に違いますが、ご容赦ください。調子の良いのを、選んでお送りいたします。
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 5
- 発送完了予定月
- 2020年9月
120,000円
黄伊羅保茶盌
少し鉄分のある土ですので、茶系の黄色です。雅味のある肌合いに仕上がりました。少し小振りです。
姿形はシャープな立ち上がりで、口にはベベラがあります。
(通常 132,000円です) *桐箱入りです。
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 1
- 発送完了予定月
- 2020年9月
120,000円
伊羅保片身替茶盌
本作は、井戸釉が激しい梅花皮(かいらぎ)が出ています。
井戸釉と伊羅保釉の掛け分けは、古作の「千種」だけの世界です。
(通常 132,000円です) *桐箱入りです。
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 1
- 発送完了予定月
- 2020年9月
120,000円
粉引茶盌
本作は、釉抜けは意識せず全体に白化粧を掛けました。釉垂れの青みがたのしく、白さが際だちます。
シャープな姿形に仕上がりました。高台の削りも、古作に学んで削っております。
(通常 132,000円です) *桐箱入りです。
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 1
- 発送完了予定月
- 2020年9月
120,000円
茂三茶盌
対馬の陶工頭、中庭茂三の作です。御本茶盌の系列に入ります。本作は石を多く含んだ荒土で、窯変した肌合いと御本の斑(ふ)が特徴的です。高台が低くけずられ、茂三茶盌の特徴が表現できていると思います。
*桐箱入りです。 (通常 132,000円です)
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 1
- 発送完了予定月
- 2020年9月
150,000円
柿の蔕茶盌
「柿の蔕茶盌」の「冷え枯れた」という表情は、侘び、寂びの象徴のようであり、侘茶の真髄を表しているように思えました。
本作は焼き締めのような、伊羅保系のような微妙な色味。石もかんで、ボソボソの焼き肌。土器のような質感の生焼け感に仕上がりました。
(通常 165,000円です) *桐箱入りです。
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 1
- 発送完了予定月
- 2020年9月
180,000円
釘彫伊羅保茶盌
私の憧れた釘彫伊羅保茶盌は、焼きの雰囲気が良くて、薄い釉薬がしっかりと焼けていて、色も淡い浅葱色で引き込まれるほどの魅力でした。灰釉のようであり、伊羅保釉のようでも有ります。その微妙な色合いは、現代の我々陶工には至難の技に思えます。
また程よい石はぜがあり、ベベラが楽しく、胴の糸目が素敵で、口は薄く大井戸茶盌に近い大きさが有り、存在感の大きな茶盌でした。
本作は、その茶盌に近づく挑戦でした。
(通常 198,000円です) *桐箱入りです。
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 1
- 発送完了予定月
- 2020年9月
180,000円
小井戸茶盌 倣老僧
小井戸茶盌の中で、「老僧」は異様に大きく、高台の大きさは井戸茶盌の姿形を逸脱したものです。左右の微妙な線の崩れ、口の薄さ得体の知れない存在です。
本作もそうした独特の魅力に挑戦した作です。
(通常 198,000円です) *桐箱入りです。
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 1
- 発送完了予定月
- 2020年9月
300,000円
大井戸茶盌
最新の大井戸茶盌です。梅花皮(かいらぎ)が少し優しいですが、釉垂れは景色になっていると思います。大振りで端正な姿形に仕上がりました。軽さは古作「喜左衛門」より軽いです。
(通常 330,000円です) *桐箱入りです。
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 1
- 発送完了予定月
- 2020年9月