にんしんSOS東京に御理解を頂きましてありがとうございます。現在、55名の方にご支援をいただき、あともう少しで目標の1/2に達するところまで来ました。本当にご支援有難うございます。
メッセージを下さった皆様も、有難うございました。


私は地域で活動をしている、麻の実助産所の助産師の土屋麻由美です。普段はお産のお手伝いをしたり、産後のお母さん達を訪問して子育ての相談や母乳育児のお手伝いをさせていただいたり、性の健康教育の講座を開いたりしています。
性の教育に関わっていると、いろいろな話が聞こえてきます。


「親は厳しいから、妊娠したなんてとても言えない。言ったら怒られるから、相談なんてできない。」
「妊娠したら病院に行くということも健診を受けることも知らなかった。」
「中絶できる時期が決まっているということも知らなかった。」
「セックスすると、妊娠することも、性感染症がうつるかもしれないことも知ってたけど、断ったら、彼に嫌われたり、見捨てられるから、断れなかった。」
「妊娠36週になるまで、妊娠に気がつかなかった。家族も周囲の人も誰も気がつかなかった。」


いろいろな女性が、さまざまな背景を抱え、妊娠という事実に向き合わなくてはいけない現実があります。


「まだ学生なのに、セックスなんかするからこういうことになるのよ。」
「知識も持っていないのに、軽はずみな行動するからいけないのよ。」


しかし、10代や20代の方だけではなく、30代40代の方でも、思いがけない妊娠を経験されることはあります。
そして、自分が妊娠の当事者になるまで、妊娠何週の数え方がわからない人もいますし、いつ頃病院に行けばいいのか、妊娠を診断してもらうのに、病院ではお金がいくらぐらいかかるのか、産むまでにどのくらいお金がかかるのか、子供をおろすとしたら、いつまでに決めたらいいのか、いくらぐらいかかるのか、知らない人は少なくはないと思います。


その上、妊娠12週以降は、麻酔をしての手術ではなく、陣痛を経験しての、お産になるという現実。そして、妊娠21週まででないと、理由が何であれ、おろせないということ。そんなことが突然押し寄せてきた時、相談をする人がいなかったら、妊娠を受け入れるどころか、早く、出して終わりにしてしまいたいという気持ちになってしまうこともあるようです。


未婚であったり、学生であったり、新入社員だったりして、まだ産めない事情もあります。妊娠の話を切り出したら、相手と連絡が取れなくなってしまったという人もいます。


そんな時に、このSOSにたどり着いてもらえたら、一緒に考えられることはあると思います。


先日も、このようなニュースがありました。
「ゴミ集積場に女児の遺体…へその緒がついたまま」読売新聞 9月13日 16時29分配信
13日午前9時頃、埼玉県羽生市のゴミ集積場で、生後間もないとみられる女児の遺体をゴミ回収業者が見つけ、110番した。羽生署が死体遺棄事件として調べている。
発表によると、遺体は白い袋に入れられていた。身長約50センチ、体重約2600グラム。へその緒がついたままだった。目立った外傷はなく、同署は司法解剖して死因を調べる。

 


生まれてくる赤ちゃんの誕生日を、その子の亡くなる日にはしてはいけないと思います。
どうか、みなさんのお力添えを今後ともよろしくお願いします。

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