自主上映会へ映画を提供してます。コロナ禍で存続の危機の為ご支援を!

自主上映会へ映画を提供してます。コロナ禍で存続の危機の為ご支援を!

支援総額

1,541,000

目標金額 1,500,000円

支援者
111人
募集終了日
2021年4月23日

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プロジェクト本文

終了報告を読む

▼自己紹介

初めまして。(株)独立映画センターの熊谷と申します。弊社は主に東京23区、神奈川県内での映画配給会社であり、主に地域での親子映画会、学校、老人会、自治体、住民団体の自主上映会に映画を提供し、上映会の企画、映画の出張映写もしております。

 

まず、この会社ができるまでをお話ししたいと思います。

 

父が昭和56年の時に映画配給会社に勤め始め、約30年間働きました。その後、個人で映画配給を始めましたが、5年後病気になり60才で他界してしまいました。それから母と話し合い、二人で父の仕事を続ける為に会社を設立しました。それがこの(株)独立映画センターです。 

設立して5年経ちましたが、始めた当初は何も分からない二人で本当に大変でした。隣の地区で働いている同業の方や父と取引していた方、父と上映会を毎年催していた方、色々な人に助けて頂き今でも苦しい時もありますが母とやってきました。

 

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

新型コロナウィルスの影響により昨年の3月から9月まで前年度56か所あった上映会が全て中止になり、7か月間収入がありませんでした。秋頃コロナが落ち着いてきた時、年明けからの上映会がぽつぽつ入り始めましたが、再び緊急事態宣言が発令されほぼ全て中止になりました。

このままでは会社の存続が厳しくクラウドファンディングに懸けてみようと思い、立ち上げました。

 

 

▼自主上映会って?

みなさんがよく行かれる映画館ではなく地元にある、区民ホールや市民会館などで上映される個人や団体が主催する映画上映会です。

昔、学校で映画のチラシを配られた記憶や、町の掲示板で区や市のホールで開催される映画のポスターを見たことがある方もいらっしゃるかと思います。

 

そこで、私たち(株)独立映画センターが今までに携わってきた様々な上映会をご紹介します。

 

 <親子映画会>

地域の現職の先生や退職した先生方と一緒に協力して主催する小学生に向けた上映会で毎年13~15か所開催しています。幸いにも、毎年教育委員会や区から後援をいただいており、学校にチラシを配って区民ホールや市民会館で上映会をしています。

親子映画会は「子どもの心に愛と希望、知恵と勇気を!」を理念に長い所では54年も続いています。

作品は子供向けの平和アニメーションから「かいけつゾロリ」シリーズなど幅広い作品をお届けしています。

未来に生きる子どもたちに良い文化に触れ豊かな心を育むことを目的としており、ロードショーの映画とは一味違う作品を親御さんと一緒に、友達と一緒に観てたくさんのことを考え、感じて話し合っていただきたいと思っております。

 

上映作品「おこりじぞう」「つるにのって」「ブタがいた教室」「クロがいた夏」「三本足のアロー」「マジックツリーハウス」「エルマーの冒険」「フランダースの犬」「ハイジ」

 

親子アンケート

毎年開催される葛飾区の親子映画会のアンケートの一部です。この年は広島原爆投下を題材にした人形劇映画の「おこりじぞう」「かいけつゾロリ」を上映しました。毎回昨年の上映会のアンケートをお配りしています。

埼玉親子

親子映画会の様子です。多い時は1200人来ていただける時もあります。

 

 

 <高校団体鑑賞>

高校の修学旅行の事前学習、事後学習として高校の体育館や視聴覚室、学校の近くのホールなどをお借りして上映します。沖縄、広島、長崎が多い印象です。

沖縄は基地問題、地上戦、サンゴの映画と色々なテーマの作品があり、どれも今の大人が見ても考えさせられる作品です。「ひめゆりの塔」は大人でも目を覆いたくなる場面があり、生徒さんからはよく悲鳴が上がっています。

広島、長崎は原爆の映画が多いです。当時を描いた作品から当時を経て今の被爆2世3世のお話など様々な角度から見た原爆の映画があります。

よく先生からは「授業やお話だけよりも映像で見た方が生徒も見てくれるかなと思い映画を選びました」と言っていただけますが、どの学校の生徒さんも真剣に観てくれています。

これからの未来を担う高校生に自分の考える平和とは何かを考えるきっかけになっていただければと思います。

 

上映作品 「ひまわり~沖縄は忘れないあの日の空を~」「ひめゆりの塔」「ていだかんかん」「アンゼラスの鐘」「夕凪の街桜の国」他

 

体育館での上映はプロジェクター、スピーカーを設置します。授業がつまっている場合もあり、15分で機材の設置、映像のテストをする事もありました。

ひまわり

2013年作の沖縄で起きた宮森小学校米軍機墜落事故をモチーフにした作品です。主演に長塚京三さん、須賀健太さん能年玲奈さんが出演。今でも毎年何か所も学校上映をしています。こちらの作品はリターン品にポスター・パンフレットがあります。

 

 

 <老人会>

地域の老人会の映画鑑賞会に一人暮らしの高齢者や閉じこもりがちな高齢者に呼びかけ、孤立化を防ぐことを目的として開催しています。

また、会の文化活動及びPR活動としても映画会をご利用して頂いてもらっており、映画鑑賞会をきっかけに老人会へ入会していただける方もいらっしゃいます。

毎年20~23地区で上映会を催しており、事務局の方と一緒に作品を決め日程を決め計画しています。作品選びにはテレビではあまりやっていない、高齢者が見ても楽しいと思う作品を重点に山田洋次監督作品や洋画、最近の映画、昔の映画など多岐に渡ります。

地域によっては区や社会福祉協議会から後援をしてもらい、一部をチャリティにしている地域もあり好評を頂いています。

 

上映作品「川の流れのように」「フラガール」「午後の遺言状」「息子」「オケ老人」「燦燦」「おとうと」「オカンの嫁入り」「ホームカミング」「女の都」「HACHI 約束の犬」他

老人アンケート

毎回アンケートを取って老人会の事務局にお渡ししています。このアンケートは吉行和子さん主演の「燦燦」(さんさん)という77才で婚活をする主人公の作品で反響がたくさんありました。

 

 

 <地域上映会>

地域の住民団体や個人、有志の実行委員会で上映会を主催します。

住民団体の主旨や、個人の想い、実行委員会でテーマに沿った作品選びと内容は様々で、平和の映画や福祉の映画、人権の映画などが多く上映されます。

地域上映会のほとんどは作品を伝えたいという思いだけで開催しており、予算などはありません。主催の方々はボランティアなのです。

平和について、差別やLGBT、基本的人権について、これからの超高齢化社会においての介護問題、一つ一つ大事なテーマを地元の方と共有し、それぞれ考えていく機会にしていくことが目的になります。

盲導犬の映画上映会をした時、実際に盲導犬が来たこともあります。また、平和映画の上映会では体験者や監督などのお話を聞けたり、当時の写真などの展示があったりと映画だけではなく色々な工夫をしている上映会もあります。

地域上映大田区の地域上映会の写真です。左は当時の実行委員会の方々です。

 

 <自治体の上映会やその他>

主に市や区の自治体、社会福祉協議会の講演会、病院の勉強会、生協の文化活動、企業に映画を配給しています。

それぞれ、平和関連、教育関連、認知症や病気による介護関連、LGBTや差別などの人権関連、地球の温暖化問題など様々な映画を提供しています。

 

上映作品

平和映画・・・「この世界の片隅に」「一枚のハガキ」「父と暮らせば」「サクラ花」他

福祉映画・・・「ペコロスの母に会いに行く」「ぼけますから、よろしくお願いします。」「パートナーズ」「八重子のハミング」「ベトナムの風に吹かれて」他

人権映画・・・「あん」「女になる」「秋桜」「校庭に東風吹いて」「ルーム」他

ペコ校庭

左)「男はつらいよ フーテンの寅」などで知られる森崎東監督遺作の2013年に作られた認知症をテーマにした作品です。認知症という重いテーマにも関わらずコメディタッチで最後にはホロっと泣かされる、今でも地域上映・自治体・病院関係から多く上映されている作品です。

右)心の病を患った女子生徒や貧困から非行に走る男子生徒に真っ直ぐ目を背けず寄り添った教師の物語です。教育だけではなく、社会への問題提起でもある作品です。

こちらの両作品はリターン品にパンフレット・原作本などがあります。

スクリーン

スクリーンがない場所でも持ち込んで映写する時があります。

 

 

▼内訳

事務所・駐車場賃貸料・・・14万円

人件費・・・・・・・・・・20~45万円

通信費・・・・・・・・・・4万円

諸経費・・・・・・・・・・15万円
仕入・・・・・・・・・・・10万~100万円

 

皆様のご支援は上記費用の一部に使わせて頂きます。

 

 

▼最後に

ここ最近ではレンタルや配信などで映画を観る機会が増えていると思います。私もスマートフォンやタブレットで映画を観ます。しかし、大きいスクリーンで良い音響で大勢の人と映画を観るということは自宅で鑑賞する映画とはやはり感動が違います。

遠くの映画館には行けない高齢者、子どもたちだけでも親御さんも安心して行かせられる地元の親子映画会、ひと昔前の懐かしい映画、みんなで映画を通して考える平和・福祉・人権問題、これらの事を含め、自主上映会はこれからの未来の為にも有意義で必要な文化だと思っております。

そして映画には人に力を与え、変える力があると私は信じています。

 

どうか、この事業を続ける為のご支援をよろしくお願い申し上げます。

 

 

※ページ内にある作品画像は掲載の許諾を得ています

 

※プロジェクト終了に伴い、一部画像を非公開にいたしました。(READYFOR事務局)

 

 

 

 

【プロジェクト終了要項】


運営期間    
2021年4月~2022年3月

 

運営場所    
東京都大田区矢口1-5-6-101 株式会社独立映画センター

 

運営主体    
株式会社独立映画センター 代表取締役社長熊谷優子

 

運営内容詳細    
株式会社独立映画センターが映画上映会の企画、運営、提供、フィルムの配給をする。

 

 

 

 

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プロフィール

映画配給会社。学校、自治体、住民団体などの自主上映会に映画を提供しています。 また、出張映写も行っており映写技師としても活動しています。

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リターン

3,000


「ひまわり 沖縄は忘れないあの日の空を」ポスター

「ひまわり 沖縄は忘れないあの日の空を」ポスター

・感謝のお手紙をお送りいたします
・映画「ひまわり 沖縄は忘れないあの日の空を」のB3ポスター1枚

申込数
47
在庫数
953
発送完了予定月
2021年5月

5,000


「ひまわり 沖縄は忘れないあの日の空を」「校庭に東風吹いて」「三本足のアロー」B3ポスター3枚セット

「ひまわり 沖縄は忘れないあの日の空を」「校庭に東風吹いて」「三本足のアロー」B3ポスター3枚セット

・感謝のお手紙をお送りします
・「ひまわり 沖縄は忘れないあの日の空を」B3ポスター
・「校庭に東風吹いて」B3ポスター
・「三本足のアロー」B3ポスター

申込数
8
在庫数
12
発送完了予定月
2021年5月

3,000


「ひまわり 沖縄は忘れないあの日の空を」ポスター

「ひまわり 沖縄は忘れないあの日の空を」ポスター

・感謝のお手紙をお送りいたします
・映画「ひまわり 沖縄は忘れないあの日の空を」のB3ポスター1枚

申込数
47
在庫数
953
発送完了予定月
2021年5月

5,000


「ひまわり 沖縄は忘れないあの日の空を」「校庭に東風吹いて」「三本足のアロー」B3ポスター3枚セット

「ひまわり 沖縄は忘れないあの日の空を」「校庭に東風吹いて」「三本足のアロー」B3ポスター3枚セット

・感謝のお手紙をお送りします
・「ひまわり 沖縄は忘れないあの日の空を」B3ポスター
・「校庭に東風吹いて」B3ポスター
・「三本足のアロー」B3ポスター

申込数
8
在庫数
12
発送完了予定月
2021年5月
1 ~ 1/ 8

プロフィール

映画配給会社。学校、自治体、住民団体などの自主上映会に映画を提供しています。 また、出張映写も行っており映写技師としても活動しています。

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