ミクロネシアの美しい自然と人々を守る

支援総額

621,000

目標金額 500,000円

支援者
31人
募集終了日
2022年2月18日

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プロジェクト本文

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12月21日よりスタートした本クラウドファンディングですが、2月10日に目標金額である50万円を達成しました。ご支援いただきました皆様には心より感謝とお礼申し上げます。

 

クラウドファンディングの目標額が達成できなければ、プロジェクトの実施も見通せず、計画そのものの見直しも必要となってきますので、クラウドファンディング、スタート時は皆様にどのくらい応援していただけるのか非常に不安でした。

 

しかし、皆様からたくさんのご支援をいただきプロジェクトを実施できることになり、たいへん嬉しく思っております。

 

ページの応援コメント欄に書いていただいたプロジェクトへの共感の想いや、頑張ってくださいというお言葉をいただく度に身の引き締まる思いで、今あらためて多くの方々に支えられていることを実感し、気持ちをあらたに、全力を尽くす決意です。

 

本当にありがとうございました。

 

そして、現在準備を進めていく中で、ネクストゴールを設定させていただくことといたしました。次の目標金額は 94万円です。

 

ネクストゴールでいただいたご支援金については、当初自己資金を充てる予定であった動画編集 記録・USB等の機材費、リターン、ミクロネシア連邦チューク州でのフェーズ1のテスト準備器材準備費用、啓発啓蒙活動用の資料作成等のための費用として大切に活用させていただきます。

 

そして自己資金で集めたものは当NPOの次の活動である熱帯病媒介の“蚊”対策フェーズ2の予算に繰越をさせて頂きます。

 

仮にネクストゴールの金額を達成できなかった場合も、自己資金を元に実施させていただく予定ですが、皆様からの多くのご支援をいただけますと幸いです。

 

皆様からの想い、ご支援を無駄にしないよう努めてまいりますので、残りの時間、引き続きのご支援のご協力、そして、拡散・広報のご協力のほどどうぞよろしくお願いいたします。

 

                                  2022年2月10日
                   川嶋 正和 (NPO法人ミクロネシア振興協会)

 

ネクストゴール

費用内訳フェーズ1

1 イオンファイバーの必要量        191,000
2 テスト設備と施工及びその他の設備費   104,544
3 記録・技術人件費                245,280
4 関係者の交通費                                                  33,300
5 送料                   30,000
6 印刷製本費用(報告書等の作成)      10,000
7 動画編集 記録・USB等の機材費     150,000
8 リターン                                               35,000
9 管理費                  20,000
10 現地説明会開催(州知事をはじめ関係者) 117,000
-----------------------------------------------------------------------------
                      936,124

 

ミクロネシアの美しい自然と人々を守る!

 

ページをご覧いただき、ありがとうございます。NPO法人ミクロネシア振興協会事務局長の川嶋正和です。私どもNPO法人ミクロネシア振興協会は、ミクロネシア地域との相互交流を20年続けています。

 

南太平洋の紺碧の海に浮かぶ島々のビーチ、サンゴ礁、そしてそこに生息するイルカ、マンタ、ジンベイザメと競うように楽しむダイビング、サーフィン。陸にあがれば、バードウオッチング、植物鑑賞、疲れたらトロピカルフルーツ。提供してくれるのはそこに住む優しくて人懐っこい人々です。

 

美しい海と島々がリゾート地として我々に癒しと安らぎを与えてくれるミクロネシアですが、一方で熱帯地域としての課題も抱えています。

 

即ち蚊が媒介する感染症であるデング熱が、ミクロネシアのすべての島々で発生しており、小児でも感染。人々の健康とその国の経済に由々しき影響を与えています。

 

このミクロネシアの環境と人々を守るのが我々NPOの使命と任じ、今回熱帯病の伝染・媒体となる蚊を駆除することを計画いたしました。ご支援いただきたくよろしくお願いいたします。


 

 

ミクロネシアの現状  

 

ミクロネシアは、太平洋の赤道の北半球側に沿って点在する小さな島々と環礁からなる島嶼国で熱帯性気候に属し、1年を通じて温暖です。美しい自然と海によりリゾート地としても人気を集めています。     

主要産業は、水産業、農業、観光業ですが国内の生産性はあまり高くなく、生活必需品の多くを輸入に依存しています。 経済的には米国との緊密な関係を保ち、その他アセアンおよび日本とも友好的関係・経済的関係の促進を目指しています。

 

 

美しい自然を有するミクロネシアですが、そこに住む人々には課題もあります。ウィルスを持った蚊に刺されることによってうつる感染症、デング熱、です。

 

デング熱は、世界中の熱帯及び亜熱帯地域でみられます。重症型のデング熱は、命の危険を及ぼす合併症を引き起こします。

 

蚊に刺されないように虫除け対策を施す必要がありますが、現在、デング・ウィルス伝搬の制御と予防の唯一の方法は、媒介蚊の除去に努めることです。

 

我々NPO法人ミクロネシア振興協会は、ミクロネシアの美しい自然と人々を守るため、蚊の駆除を行います。どうぞ皆様のご支援何卒よろしくお願いいたします。

 

     

 

 

計画内容

 

ウィルスを持った蚊に刺されることでうつるデング熱は、ミクロネシアのすべての島々で流行が見られ大きな被害が出ています。

 

今回のプロジェクトは、化学薬品を使わない、即ち「金属ファイバーを使用する」方法で蚊を撲滅する計画です。

 

黄銅イオンファイバーから出る極微量のミネラルイオンは細菌、ウィルス、カビに対して殺菌作用を発揮します。この作用を利用し、蚊の成長過程であるボウフラ段階で除去します。

 

プロジェクトは2段階で取り組みます。

 

▶︎フェーズ 1:

日本国内及び現地ミクロネシアにて、駆除に使用する素材の有効性(ボウフラを確実に除去)を確認します。


▶︎フェーズ 2:

ミクロネシア連邦(以下、FSMとします)チューク州モエン島にて実際に蚊を駆除する実証テストをし、再度現地で効果確認をし、蚊の駆除方法に関するノウハウを蓄積した後、FSM他及び周辺島嶼国へさらなる普及を行うための計画です。

 

使用する素材の金属ファイバーは、水中に投下(極めて微量の金属イオンが放出されます)し、微量の金属イオンがボウフラを駆除します。実際の手法は対象の池や貯水槽などの水溜まり等の違いに応じて投下配置計画を立て実行します。効果は投下後数週間を経て、持続的に発揮されます。 

                                            

静水環境下では、1年程効果を持続し、補充投下を行います。金属ファイバーは、そのまま放置しても殺菌効果が残り廃棄の必要はありません。廃棄する場合でも日本での処理範疇では一般ごみ扱いとなります。廃棄の場合の具体的方法に関しては必要に応じて詳細対応させていただきます。この金属ファイバーの材質は、JIS規格製品で、人体や環境には無害です。

 

▼製品の無害証明票

 

 

蚊以外では、微生物系、例えばアオコ除去に効果がありますし、銀苔の除去にも役立ちます。

 

このプロジェクトには、金属ファイバー、イオンを貯める設備費用、輸送費、人件費、ミクロネシアに技術継承プログラムの作成と指導研修費用、金属ファイバーの調達費用等々が必要となります。(総費用は対象物に応じたものとなります)

 

フェーズ1は、40㎝x40㎝x40㎝のアクリル板製の水槽内にて、イオンファイバーがボウフラ駆除に有効であることを確認します。

               

イオンファイバー

 

池のアオコ(微生物)の駆除例

イオンファイバーを投下前(使用前)

              イオンファイバー投下後(使用後)

                大凡2ヶ月後~変化がみられる

 

フェーズ2は、南太平洋の当該地区/ミクロネシア連邦のチューク州モエン島で実施します。同国の大使館とも連携を取り、準備を進めて参ります。

 

※コロナウィルスの影響について

・コロナウィルスの影響によるプロジェクトの実施そのものの遅延は想定しておりませんが試料の搬送が遅れた場合などはスケジュールを遅らせるなどの対応をせざるを得ないと思います。航空便、船便の場合2週間ー20日程度の遅れはあり得ますが実験は完遂します。

 

・コロナウイルスの影響によって実験を中止することはありません。万全の感染予防策を施し全力を尽くして実施いたします。

         

 

費用内訳

 

今回プロジェクトは、第一段階フェーズ1を対象に実施いたします。

 

即ち現地ミクロネシアにて、水槽内にてイオンファイバーがボウフラ駆除に有効であることを確認します。同時に日本でも水槽内にてイオンファイバーによるボウフラ駆除の有効性を確認します。

 

イオンファイバーの効果が日本同様現地ミクロネシアの環境下において、現地の媒体蚊に対しても同様の効果が発揮できることを確認し、その後フェーズ2実施へと進めて参ります。

  

|フェーズ1

ミクロネシア及び日本にて水槽内にて、イオンファイバーがボウフラ駆除に有効であることを確認する。


フェーズ1 目標額                (単位 円)                           

1イオンファイバーの必要量(消費税・送料込み)  191,000

2テスト設備と施工及びその他準備費        104,544

3記録・技術人件費                171,200

4関係者の交通費                  10,000

5送料(ミクロネシアへのファイバー送料他)     30,000

---------------------------------------------------------------------

     合計(消費税込み)              506,744 


 

フェーズ1の自己資金調達 目標と使途

収入

1AMD年間収入の20%充当(60名x¥5,000x20%)  60,000 

2会員からの寄附金 追加支援金           100,000 

3AMD事業理解者からの支援金            100,000 

----------------------------------------------------------------------------------------------

       小計  P1                   260,000

(*AMD : Association for Micronesian Development ミクロネシア振興協会) 

支出

4関係者の交通費                   20,000

5印刷製本費用(報告書等の作成)                                10,000

6動画編集 記録・USB等の機材費                               150,000

7リターン                                                                 60,000

8管理費                                                                    20,000

------------------------------------------------------------------------ 

   小計  p2                                                    260,000

------------------------------------------------------------------------

収支    収支差額 P1ーP2   0                                   

  

 


 

未来の展望/ビジョン

 

我々NPO法人ミクロネシア振興協会は今後もより多くの方に、ミクロネシアの魅力と課題を知っていただき、美しい島を守っていくネットワークを広げたいと思っております。

 

ご支援をご検討の皆様のなかで、医療関係者や感染症研究機関等の方々のお知合いがいらっしゃる場合は、これらの方々にもお声がけいただきたくお願いいたします。

 

医療関係者、研究者の方々にミクロネシアの感染症に関心を持っていただき、助言、ご協力を仰ぎながら活動の輪を広げたいと思っております。

 

また、私たちの活動であるミクロネシア地域との友好親善・交流の先には、NPO法人としての一方的支援に留まらず、地域のそれぞれの国が抱える課題解決に繋がるような発展を目指しております。

 

自然環境保護、再生エネルギー・水関連事業、物産取扱い、農業支援、オーガニック食品等の情報、技術を企業との連携のもと、事業展開へと結びつけ、同地域の経済発展に貢献できるよう取組んでまいります。    

 

 

プロジェクト実行責任者:
川嶋 正和(NPO法人ミクロネシア振興協会)
プロジェクト実施完了日:
2022年4月30日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

NPO法人ミクロネシア振興協会がミクロネシアに於けるデング熱媒体の蚊を駆除するためのイオンファイバーの有効性を日本及びミクロネシアにて確認する実証試験を行います。資金はそのために使用します。

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川嶋 正和(NPO法人ミクロネシア振興協会)

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リターン

3,000


alt

ミクロネシア観光動画:A

・ミクロネシア現地を観光する気分を味わえる動画、即ち空港 から移動しつつ街並み、ホテル・レストラン、協会、島・海、 等の動画(1分間)をYoutubeリンクあるいはUSBにてお送りいたします。

・HPにお名前掲載をいたします(希望制)

支援者
6人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年4月

10,000


alt

ミクロネシア観光動画:B

・ミクロネシア現地を観光する気分を味わえる動画、即ち空港から 移動しつつ街並み、ホテル・レストラン、協会、島・海、等の動画(2分間)をYoutubeリンクあるいはUSBにてお送りいたします。

・動画内容を解説する説明ミーティングにご招待いたします(コロナ期間中はオンラインにて実施とさせていただきます)

※開催1ヶ月前までに詳細をご連絡いたします。

・HPにお名前掲載をいたします(希望制)

支援者
21人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年4月

30,000


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ミクロネシア観光動画:C

・ミクロネシア現地を観光する気分を味わえる動画、即ち空港から移動しつつ街並み、ホテル・レストラン、協会、島・海、等の動画(3分間)をYoutubeリンクあるいはUSBにてお送りいたします。

・動画内容を解説する説明ミーティングにご招待いたします (コロナ期間中はオンラインにて実施とさせていただきます)

※開催1ヶ月前までに詳細をご連絡いたします。

・HPにお名前掲載をいたします(希望制)



支援者
1人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年4月

50,000


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観光ガイド

・ミクロネシア現地を観光する気分を味わえる動画、即ち空港から移動しつつ街並み、ホテル・レストラン、協会、島・海、等の動画(3分間)をYoutubeリンクあるいはUSBにてお送りいたします。

・ミクロネシアを訪問された場合は現地での観光ガイドをご提供いたします。
※有効期限:1年間

・HPにお名前掲載をいたします(希望制)

支援者
3人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年4月

100,000


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感謝状、民芸品

・ミクロネシア現地を観光する気分を味わえる動画、即ち空港から 移動しつつ街並み、ホテル・レストラン、協会、島・海、等の動画(3分間)をYoutubeリンクあるいはUSBにてお送りいたします。

・ミクロネシア連邦からの感謝状
・現地民芸品をご提供いたします。

・HPにお名前掲載をいたします(希望制)


支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年4月

プロフィール

川嶋 正和(NPO法人ミクロネシア振興協会)

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