職業体験記Ⅰ～2015春　1-2～

 

第一回職業体験のその後を書きたいと思います。

前回述べたように、問題満載の第一回目でした。

しかしながら、私にとって最も強く印象に残っていることがあります。

 

それは「生徒の輝く目」です。

 

正直、生徒の反応は予想以上に良かったです！

生徒はみんな、どの体験先でも熱心にノートを取っていました。また企業・機関職員の話に熱心に耳を傾け、質問時間には途切れることなく次々と質問をしていました。そして最後には、彼らから私達に向けて、様々な仕事を近い距離で学べる素晴らしい機会だったと感謝されました。

 

企業・機関の方々と、上手くいかなかった部分はあったものの、すごく良い関係が築けました。プロジェクトの趣意に深く共感してくれた上、積極的に協力してくれました。こちらが何かを教えてあげてほしいとお願いすると、向こうから「こんなことも出来るけどどう？」とたくさん提案を出してくれ、より良いも のにアレンジしながら進めてくれました。そんな方たちのおかげで良い結果になったんだと思います。

 

スクールの校長先生からも、「生徒のみんなが村の外に出て貴重な体験ができる機会はこれからもイロハに作り続けてほしい。」と言ってもらいました。

 

そして後日、スクールで参加した子たちに報告会をしてもらいました。

 

そこで私の目に映ったのは、職業体験で見てきたことをみんなの前で堂々と発表する生徒の姿でした。言葉のわからない私にもその'わくわく'が伝わってきました。

総じて、反省点の多い第1回目ではありましたが、生徒の関心やプロジェクトの意義があることをしっかり確認することが出来ました。

 

職業体験プロジェクトは子どもの人生を変え得る大切なプロジェクトだと思っています。そんなこのプロジェクトが続けていけるよう、多くの人に協力していただけることを願っています。

 

夢プロジェクト3回生　スワン