~あそぼっさ~ 休校になった小学校を子どもたちの遊び舎に

支援総額

1,035,000

目標金額 1,000,000円

支援者
63人
募集終了日
2022年3月14日

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プロジェクト本文

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はじめに

 

私たちのプロジェクトページへお越し頂き、誠にありがとうございます。

『一般社団法人蓮如の里吉崎』代表の 末富 攻 と申します。

 

 

私たち蓮如の里吉崎は、平成28年3月に休校となってしまった地元小学校「吉崎小学校」を拠点とし、地元吉崎のまちづくり・地域振興を行っている団体です。

 

 

「地域のシンボルだった小学校を地域振興の中心として、かつてたくさんの人で賑わっていた吉崎を取り戻したい。」そんな思いを持った地元の有志で、平成31年3月8日に結成しました。

 

 

今、私たちは、休校となった吉崎小学校にもう一度子どもの声を取り戻すために、校舎を利用した「子どもの遊び舎」を作ろうと挑戦しています。

 

 

IoTやDXなどのデジタル技術を活用した社会変革が進み、リモートワークによる在宅勤務やリモート授業による自宅学習が可能になるなど、私たちの生活は、より柔軟で多様な暮らし方を選択できるようになりました。

 

一方で、これら社会の傾向は、人間関係の希薄化、地域コミュニティ意識の衰退などの状況をもたらしているという指摘もあります。

 

子どもを取り巻く環境も、社会の変化に伴って変わってきています。

 

少子化が進んだことで、公園から遊具がなくなったり、子どもと遊びに行ける施設が閉鎖されたり、学校が廃校になったり・・・ あわら市でも、少子化に歯止めがかからず、令和4年1月現在で、吉崎小学校のほか、2校の小学校が休校となってしまいました。

 

 

さらに、地域のつながりの弱まりとともに、近所との付き合いもなく、孤立した中で母親が子どもを育てている「孤育て」の状態が強くなり、家の中でゲームしたり動画を見たりして過ごす子どもが増えているとも聞きます。

 

時代の変化と共に、子育ての環境や有り方が変化するのは仕方がないことですが、生きづらさを抱える子どもが増えていることは、とてもやるせなく感じます。

 

子どもが集まって創意工夫を凝らして遊び、時には失敗して怒られたり、友達とけんかしたり・・・

 

そんな子どもの「遊び」は、自己肯定感の醸成や協調性、共感力の育みなど、大人になるために必要な「何か」を見つける、かけがえのない時間だと思っています。

 

休校となってしまった「吉崎小学校」を、そんな「何か」を見つける場所にしたい。

 

そして、子どもたちの声が響く学校を取り戻したい。

 

 

私たちは、吉崎小学校が、そんな場所になれることを目指しています。

 

少しお時間を頂きますが、最後まで読んでいただけたら嬉しいです!

 

 

蓮如の里吉崎の活動について

 

私たち蓮如の里吉崎は、吉崎の良さを伝え、人に来てもらい「人の交流」を作るということを目標に、様々な企画・イベントを行っています。

 

 

 

吉崎のまちあるき「蓮如さんと吉崎めぐり」

 

浄土真宗中興の祖・蓮如上人が、一大ブームを巻き起こした地・吉崎を巡るツアーです。吉崎の御山(国史跡)、寺院や博物館めぐり、北潟湖の水上散策、報恩講料理を堪能できる街歩きイベントとして開催しています。

 

回を重ねるごとに、少しずつ参加者が増えてきており、約20回の開催で、延べ200名のお客様にお越し頂きました。

 

 

 

基調講演会

 

蓮如上人による吉崎御山開創550周年を記念して、地区の寺院と協力し基調講演会を開催しました。約60名の方にご来場頂きました。

 

 

 

地元博物館を舞台とした演奏会「湖畔コンサート」

 

福井県を中心に活躍するトランペットユニット「トランペット★ヒーローズ」やあわら市で活動するJAZZバンド「金津JAZZ倶楽部」、地元県立高校の吹奏楽部「金津高校吹奏楽部」によるコンサートを開催しました。70名の方にご来場いただき、大盛況のうちに終了しました。

 

 

そのほかにも、吉崎で活動する子ども食堂「テンプル食堂よしざき」と連携した吉崎小学校での子ども向け料理体験教室など、吉崎の地を盛り上げるために、日夜メンバーで知恵を絞りながら頑張っています!

 

 

我々の活動を福井県あわら市のYoutubeチャンネルで取り上げてもらいました!

 

 

プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 

令和2年当初、コロナウイルス感染症の蔓延によって、

継続していた活動のほとんどをストップせざるを得ない状況になりました。

 

まちあるきツアーが軌道に乗り始め、お客さんが増え始めた矢先の出来事でした。

 

そこで自分たちの行ってきた活動を振り返り、どのような人の交流を生み出せたのか、吉崎の良さを伝えるには、どうすれば良いのかを、メンバーで分析し、話し合いました。

 

 

すると分かったのは、吉崎は、ご年配の方々からは関心を持ってもらえているが、若年・子どもたちに関心を持ってもらえていないということでした。

 

さらに、

 

「学校をもっと使って何かしたい」

 

「このままだと学校が寂れてしまう」

 

「学校に子どもが来ないのは寂しい」

 

など、メンバーから学校の今後を心配する声が多く出てきました。

 

「このままだと、学校が取り壊されてしまうかもしれない・・・」

 

 

学校という場所を生かして、存続していくためにはどうすればいいのか。連日、メンバーと議論を続けていました。

 

そんなとき、これまでの活動の中でつながった人たちから、

こんな声が聞こえてきました。

 

「このあたりは子どもを遊ばせる場所がない」

 

「雨が降ったら遊ばせることができない」

 

それは、地元や子ども食堂に集まる若い夫婦の声でした。

 

そこで、お隣石川県の加賀市にある屋内児童遊戯施設「かがにこにこパーク」に、視察に行きました。そこで運営者の方に教えていただいたのは、石川にある施設なのに、来ている子どもの多くは福井県から訪れているという事でした。

 

さらに調べてみると、福井県の嶺北地方には、天候に関係なく子どもを遊ばせることができる場所が少ないということがわかりました。

 

 

その時、ふと気づきました。

 

学校って子どもが集まるための施設。

 

雨の日でも、体育館や広い教室で子どもが走り回ることができるし、まだまだ使える遊具や器具もある。

 

 

まさに「遊び場」としてピッタリな施設であるということを。 

 

 

休校以来ほとんど人の立ち入らなかった学校に、また子どもの賑やかな声が響いたら・・・

 

そして、学校に集まる親子と地域の住民が触れ合って、交流が広がって、学校を中心にコミュニティの輪が広がっていったら・・・

 

素敵なイメージがいっぱいに膨らみました。

 

その日から、メンバーと「学校を子どもの遊び舎にする」という目標に向けての取り組みが始まりました。

 

ですが、休校から6年の間使われていなかった学校は、想像以上にダメージを受けていました。

 

汚れた壁、壊れた床、壊れた設備...

 

始めるためにはさまざまなハードルがありました。

 

 

それでも、メンバーで集まって、自分達の手で壁を拭き、廊下を磨き、壊れた床、備品を修理しながら少しずつ学校をきれいにしていきました。

 

 

そして、地元の方々の支援やボランティア、市などの補助を受け、学校の掃除、手作り遊具の作成・設置、遊び場となるスペースの修理などを行い、何とか幼稚園室・体育館を子どもが遊ぶことができる場所として利用できるように準備することが出来ました。

 

 

でも、子どもたちが安心して遊べるようにするためには、まだまだ修理・改修しなければならないところがたくさんあります。

 

メンバーやボランティアで手伝ってくれる人たちの力を借りて、毎日少しずつ修理を進めていますが、自分たちでは直せない箇所や導入しなければいけない設備があり、人も資金にも限りがある私たちだけの力では、限界に近付いてきています。

 

私たち蓮如の里吉崎は、これまでに、市からまちづくり団体と認められて、補助を受けて活動を行ってきました。しかし、長引く新型コロナウイルス感染症の影響により、市の財政状況も悪化しており、これ以上の支援を望むこともできません。

 

このクラウドファンディングを通して、皆さんにこのプロジェクトのことを知ってもらいたい。  

 

そして、少しでも皆さんのお力を貸してほしい。

 

だから、私たちはこの「あそぼっさ」プロジェクトを立ち上げ、初めてクラウドファンディングに挑戦しました。

 

皆さまのご支援を、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

「あそぼっさ」プロジェクトで達成したいこと

 

私たちは、今回のクラウドファンディングで「吉崎小学校」を改修し、地元や市内外の子どもたちが訪れ、安心して遊ぶことのできる全天候型の子どもの遊び舎「あそぼっさ」をオープンします。

 

地元の方々の支援やボランティア、市などの補助を受け、学校の掃除、手作り遊具の作成・設置、遊び場となるスペースの修理などを行い、令和3年11月に近隣小学校の児童を招き、モニターイベントをすることが出来ました。

 

 

参加した小学校の児童からは、「いろんな遊具があって楽しかった」「お父さんやお母さんとまた遊びに来る」といった喜びの感想とともに、多くの笑顔を見ることができ、オープンに向けて手ごたえを感じる結果となりました。

 

しかし、これまで使われていなかった学校の老朽化は、想定よりも著しく、当初の想定よりも、大幅に出費がかさんでしまい、子ども用のトイレの修理や空調設備の導入を含むいくつかの空間整備を行うことができないままとなっています。

 

これら残りの空間整備に掛かる費用は、総額2,500,000円ほどが必要と見込まれています。

 

そこで皆さまにいただいたご支援は、「あそぼっさ」オープンのための空間整備費用に充てさせて頂きます。

 

今回は、オープンまでに必要な整備のうち、トイレや蛍光灯の取り換え等の緊急性の高い箇所の修理から進めたいと考えています。

 

<ご支援の使い道>

  1. 校舎の幼稚園室トイレの改修(和式→洋式)費用:640000円
  2. 旧幼稚園室の蛍光灯の取り換えと落下防止ケースの取り付け:40000円
  3. クラウドファンディング手数料(税込):220000円
  4. リターン費:100000円

 

 

 

プロジェクトの展望・ビジョン

 

子どもが楽しく遊べる施設となるべく、令和4年4月オープンを目指し準備を進めています。

 

【子どもの遊び舎「あそぼっさ」概要(予定)】

 

※予定のため、変更になる場合がありますのでご了承ください。

場所:吉崎小学校 (あわら市吉崎8-55)

駐車スペースあり

利用券(予定):お子様1名 300円(一日)※付き添いの保護者の方は無料。

年間パスポート(予定):お子様1名 3000円

利用時間(予定):10時~15時

 

【施設の利用スペース】

 

幼稚園室:幼児・未就学児を中心とした遊戯スペース(1F)

 

ボールプール、トランポリン、ブロック、DVD視聴用テレビ、絵本、プラレールなど、小さなお子様が安心して遊べる遊具を取り揃えます。

 

 

職員室:保護者の休憩スペース(1F)

 

机といす、コーヒーメーカーや電子レンジを用意し、休憩や持参したお食事の場としても利用いただけます。

 

 

用務員室:授乳スペース(1F)

 

 

 

体育館:小学校低学年を中心とした遊戯スペース(2F)

 

手漕ぎ列車、パターゴルフ、ストラックアウト、輪投げ、アスレチック、トランポリンなどの体育用具、音のなるマット、電子オルガン、木琴等の音楽用具を取り揃えます。

 

 

教室(2部屋):卓球スペース(卓球用具の貸し出し有)(2F)

 

 

図書室:図書スペース(構想中)

 

音楽室:音楽体験スペース(構想中)

 

 

【行事等】

吉崎地区で活動されている「テンプル子ども食堂」とコラボした体験教室やワークショップの開催など、校舎を利用したイベントの開催を検討しています。

 

 

終わりに

 

休校の「吉崎小学校」を、もう一度子どもたちの声を響く場所として甦らせるためには、皆さまのお力が必要です。

 

どうか、皆さまの温かいご支援をよろしくお願いいたします!!

 

出典:あわら市広報誌「広報あわら」2016年4月号表紙

 

プロジェクト実行責任者:
末富 攻(蓮如の里吉崎 理事長)
プロジェクト実施完了日:
2022年4月1日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

校舎の幼稚園室トイレの改修(和式→洋式)費用 640000円 旧幼稚園室の蛍光灯の取り換えと落下防止ケースの取り付け 40000円 クラウドファンディング手数料(税込)220000円 リターン費 100000円

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プロフィール

(一社)蓮如の里吉崎 理事長の末富 攻(すえとみ おさむ)です。昭和24年生まれの72歳で、昭和37年に母校吉崎小学校を卒業しました。元三国郵便局長を務めたのち、吉崎区長会長に就任。小学校が休校したことを機に、平成31年に一般社団法人蓮如の里吉崎を設立しました。休校となった吉崎小学校を後世残したい、子供の声がする学校にしたいとの思いから、子どもの遊び舎「あそぼっさ」のプロジェクトに挑戦しています。

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リターン

5,000


吉崎オリジナルキーホルダーコース

吉崎オリジナルキーホルダーコース

●吉崎地区ゆかりのアカテガニキーホルダー
●感謝のお手紙
●ホームページへお名前の掲載(希望制)
HPにお名前を掲載させていただきます。漢字・ローマ字20文字までで、イニシャルも可能です。ご希望の場合は、下記の回答フォームに掲載するお名前をご記入ください。(希望されない場合は、無記入or希望なしとご記入ください。)
※掲載するHPのURL:https://yoshizaki-gobo.info

申込数
0
在庫数
100
発送完了予定月
2022年6月

5,000


あそぼっさ利用券(子供2名分)コース

あそぼっさ利用券(子供2名分)コース

●あそぼっさ利用券(子供2名分/有効期限無し)
※将来的に事業の運営が難しくなった場合でも、支援者様への返金は致しかねますのでご了承ください
●感謝のお手紙
●ホームページへお名前の掲載(希望制)
HPにお名前を掲載させていただきます。漢字・ローマ字20文字までで、イニシャルも可能です。(希望されない場合は、無記入or希望なしとご記入ください。)
※掲載する弊社HPのURL:https://yoshizaki-gobo.info

申込数
14
在庫数
35
発送完了予定月
2022年6月

5,000


吉崎オリジナルキーホルダーコース

吉崎オリジナルキーホルダーコース

●吉崎地区ゆかりのアカテガニキーホルダー
●感謝のお手紙
●ホームページへお名前の掲載(希望制)
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※掲載するHPのURL:https://yoshizaki-gobo.info

申込数
0
在庫数
100
発送完了予定月
2022年6月

5,000


あそぼっさ利用券(子供2名分)コース

あそぼっさ利用券(子供2名分)コース

●あそぼっさ利用券(子供2名分/有効期限無し)
※将来的に事業の運営が難しくなった場合でも、支援者様への返金は致しかねますのでご了承ください
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申込数
14
在庫数
35
発送完了予定月
2022年6月
1 ~ 1/ 15

プロフィール

(一社)蓮如の里吉崎 理事長の末富 攻(すえとみ おさむ)です。昭和24年生まれの72歳で、昭和37年に母校吉崎小学校を卒業しました。元三国郵便局長を務めたのち、吉崎区長会長に就任。小学校が休校したことを機に、平成31年に一般社団法人蓮如の里吉崎を設立しました。休校となった吉崎小学校を後世残したい、子供の声がする学校にしたいとの思いから、子どもの遊び舎「あそぼっさ」のプロジェクトに挑戦しています。

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