同居猫のケア③　ナツキの現在

 

回復後、ナツキは急激に甘ったれになりました。

 

お迎えしてから約4か月 経過していましたが、実際のところ、ヂュンペイに比べるとナツキはまだ壁を作っているようなところはあって、完全に心を許している様子ではありませんでした。

 

彼女は若干人見知りというか、初対面の人に愛想のよいタイプではありません（病院では大人しいようです）。

一方で、ヂュンペイは保護猫カフェにいても人気店員になるだろうなというくらい人大好きの甘ったれです。

保護施設で彼らは同じケージで過ごしていましたが、私が行ったときに「にゃーーーーー!!!」と声をかけてきたのはヂュンペイで、ナツキはずっと後ろを向いて寝ていました。

 

それもあってか、

「自分とは面会していない引き取るなんて、あたしなんかついででしょ！」

と、いうような雰囲気をつい最近までまとっていました。（ついでなどということは、絶対にありません。。。）

 

が、体調不良からの復活後、彼女の中で何が変わったのかはわかりませんが、今では毎日すきあらば「なでなでして」とねだってくるほど甘々になっています。

それはもうヂュンペイが嫉妬するほどの甘えっぷりで、最近のヂュンペイは「嫉妬深ヂュンペイ」といえるほど、邪魔をしてきます。

 

投薬時、数分間とはいえナツキには一人だけケージに入ってもらっていますが、投薬が終わるまで静かに待ってくれています。

投薬が終わったら「待っていてくれて、ありがとう」と必ず伝えるようにしています。

 

ヂュンペイにしてもナツキにしても、本当にこちらの言っていることをよく感じ取ってくれているように思います。

その分、こちらも彼らの要求をなるべく正確に読み取りたいと、日々努力しなければと思います。