1,000人のシリア難民の子どもたちに安心して学べる場を届けたい

寄付総額

2,721,000

目標金額 2,500,000円

寄付者
199人
募集終了日
2017年6月15日

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プロジェクト本文

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【第一目標金額達成のお礼とNEXTゴールについて】

 

AARトルコ事務所の五味さおりです。皆さまからのご支援のおかげで、目標金額の250万円を達成することができました!本当にありがとうございます!

 

クラウドファンディングは当会にとって新たな取り組みであり、正直本当に達成できるのかという不安もありましたが、このコミュニティセンターに通うシリア難民の方々にとって、この場所はなくてはならない場所となっています。

 

多くの方にこの活動を知っていただき、日々温かい応援コメントをいただき、本当に皆さまに励まされました。皆さまからいただいた支援金は、コミュニティセンターの運営費として大切に使わせていただき、皆さまのご支援と温かいお気持ちを、コミュニティセンターに通うシリア難民の方々へ、しっかりとお届けしてまいります!


また、応援コメントは、アラビア語に翻訳して、子どもたちにお伝えさせていただきます。改めまして御礼申し上げます。

 

私たちのクラウドファンディングの挑戦は6月15日まで続きます。私たちは残りの挑戦期間で300万円をNEXTゴールである第二目標に掲げ、挑戦することにいたしました。さらに皆さまから集まったご支援については、今後もこの活動を継続していけるよう、引き続きこのコミュニティセンターの運営費に充てさせていただきます。

 

シリアの内戦は、いまだ先行きが不透明なままで、シリア難民の数は現在500万人を超えています。シリア難民の方々に安心して過ごせる環境を提供するために、変わらぬご支援をどうぞよろしくお願いいたします。


2017年6月13日追記

 

 

長期化するシリアの紛争。トルコのコミュニティセンターを存続し、1,000人のシリア難民の子どもたちに安心して学べる場を提供したい。

 

初めまして、AAR Japan[難民を助ける会]のトルコ駐在員の五味さおりです。AAR Japanは、シリア難民の方々への支援を隣国トルコで2012年10月より行っています。

 

先日の化学兵器による民間人の被害と、アメリカによるシリア攻撃を報道で目にした方も多いのではないでしょうか。2011年春に始まったシリアの紛争は長期化し、昨年末に停戦の合意が発表されたものの、7年目を迎えた今も、収束の目途が立っていません。

 

現在、シリア難民の数は約500万人にも上ります。

 


隣国のトルコに逃れてきたシリア難民たちは、困窮した生活を強いられています。2014年7月にAARはシリア難民の子どもたちと、その家族が安心して過ごせる場所を提供するためにトルコの南東部シャンルウルファ県にコミュニティセンターを開設しました。

 

センターでは、トルコでの生活に必要な語学やスキル、情報の提供やイベントの開催のほか、学校に行けない子どもや学校の授業についていけない子どもに対して教育支援を行っています。

 

今回の目標金額を達成することができれば、1,000人の子どもたちへ教育の機会を提供することができます。このコミュニティセンターをこれからも運営し、次の世代を担う子どもたちへの教育支援活動を継続するために、是非皆さまからのお力添えをいただければ幸いです。

 

AARのトルコ駐在員の五味です。どうぞご支援のほどよろしくお願いいたします。

 

 

「今世紀最大の人道危機」

 

2011年3月にシリアで紛争が勃発してから、丸6年が経ちました。

 

「今世紀最大の人道危機」とも呼ばれるこの紛争によって、約500万人が国外に逃れ、中でも最大の受け入れ国であるトルコでは、国連によると2017年4月時点で296万人のシリア難民が避難生活を送っています。親や兄弟などの家族を失ったり、自らも爆撃による怪我や障がいを負った子どもたちは、安全なトルコに逃れてからも不安な日々を送っています。


隣国のトルコに逃れてきた難民たちの多くは、困窮した生活を強いられています。シリア難民の避難生活が長引くにつれ、受け入れ側であるトルコ人の感情にも変化が現れ始めています。「シリア難民が大量にトルコに入ってきたことで物価が上がった」「多くのシリア難民が病院に来るから、診察までの待ち時間が長くなった」などの不満の声も聞かれるようになってきました。

 

シリア難民は隣国のトルコでも困窮した生活を強いられています。

 

 

そんな状況下において、シリア難民の子どもたがの抱える問題はますます深刻化しています。子どもたちの多くはシリア国内で受けた心の傷やトラウマを抱え、必要な物も足りず、精神的にも、さまざまな場面で抑圧されながら避難生活を送っています。

 

母語のアラビア語と避難先で話されるトルコ語の間にある言語の壁や、トルコ行政が公立学校受け入れサービスを提供しているにもかかわらず、「トルコ語がわからない」、「入学手続きの方法がわからない」、「そもそもトルコの公立学校に通えることを知らない」などの理由から、避難先で教育を受けられずにいる子どもも少なくありません。


そんなシリア難民の方々をサポートするために、2014年7月、AARはトルコの南東部シャンルウルファ県にコミュニティセンターを開設しました。トルコ語講座や、トルコでの生活に必要なスキルや情報の提供、シリア難民が抱える苦しみや悲しみをトルコ人に理解してもらうための交流イベントの開催などを行っており、現在シリア難民および地元のトルコ人約1,300人が利用しています。

 

 

コミュニティセンターに通うハムザ君(仮名)の場合

 

13歳のハムザ君も、トルコで避難生活を送る一人です。2年前に爆撃を逃れるため、家族とともにシリアのアレッポからトルコに避難しましたが、そのときに父親とはぐれてしまい、今でも行方が分かっていません。現在は母親と祖母、兄弟姉妹と暮らしています。

 

いろいろな想いを語ってくれる子どもたちも増えてきました。

 

 

アレッポにいたころは小学5年生。勉強が大好きで成績も優秀、進んで生徒会長も務めていました。でも今は、慣れないトルコ語で授業を受けないといけないため、小学3年生のクラスに編入して、トルコの学校に通っています。

 

周りが自分より幼い中、遅れを取り戻そうと必死に勉強し、学校の授業に加えてコミュニティセンターでも大好きな算数を学んでいます。コミュニティセンターまでバスを2回乗り継いで通っている彼は、こう話します。

 

遠くて大変だけど、算数の講座が好きだし、講座がないときでも、コミュニティセンターでパズルやおもちゃで友達と遊ぶのがいつも楽しみ。最初は13歳にもなっておもちゃで遊ぶことが恥ずかしかったけど、周りの目を気にすることなく、ここでは気兼ねなく遊べる。昔はパソコンの戦争ゲームが大好きだったけど、シリアの状況、家族や友達のことを考えると今はもう戦争ゲームをする気はしない。

 

センターで学ぶ子どもたち。

 

 

将来の夢はアレッポにいたときから変わらず医者になること。もともとは病気の人を治療したいと思っていましたが、シリアでの経験から、今は紛争によって怪我を負った人たちの治療やリハビリをしたい、と語ってくれました。
 

難民の子どもたちが、教育に専念できる環境・安心できる環境は少なく、このセンターのような施設でサポートを行うことで、こうして夢をもてるような子どもが増えることを願っています。

 

 

今回のプロジェクトの内容といただいた資金の使い道

 

今回いただいた寄付金は、コミュニティセンターを運営するために必要な支援金として大切に使わせていただきます。

 

さまざまな理由で学校に行けない、または学校の授業についていけない子どもたちに対して、トルコ語や算数の授業を提供しています。また、トルコ語だけではなく、シリアの母語であるアラビア語講座も提供します。

 

子どもたちは一生懸命コミュニティセンターで勉強しています。

 

 

そのほかにも、現地のトルコ人の子どもたちを交えた、スポーツ大会や映画上映会などのイベントを実施することで、トルコ人とシリア難民の子どもたちの相互理解を深めていきます。

 

また、子どもたちの中にはシリア国内で受けた精神的ショックにより大きなトラウマを抱えている、慣れない土地での避難生活が深刻なストレスになっている、などのケースがあります。専門家による対応が必要な子どもに対しても、心理サポートに関する専門性の高い他団体などに繋げることで、当会だけでは解決しきれない問題にも、的確な支援を届けています。

 

ほかにも、父母など保護者に対する支援や、国連機関による無料予防接種サービスの提供など国際機関や他団体との共同活動も実施しています。コミュニティセンター外でも、家庭訪問等を通じて、それぞれの家庭のニーズに合った必要な情報や支援を届けています。

 

 

シリアの紛争はいまだ収束の兆しが見えません。トルコでの難民の方々の生活を少しでも改善するために。

 

難民生活が長引くにつれ、シリア難民の方々のニーズも多様化しています。食糧や衛生用品といった物資を配付するだけではなく、シリア難民の方々のトルコでの生活を少しでも改善するために、安心して生活できる環境づくりを目指す必要があります。

 

地域住民のトルコ人を巻き込んだ活動や、心身ともに健康でいられるためのサポートなど、複合的かつそれぞれのニーズにあった支援を届けてまいります。

 

シリア難民の子どもたち、家族に支援を行うためには、このセンターを継続的に運営していくことが不可欠です。どうか皆さまご支援のほどよろしくお願いいたします。

 

絵画教室で子どもたちにも笑顔が生まれます。

 

 

設立から38年のAAR Japanのノウハウ

 

AAR Japanは1979年に設立された日本発の国際NGOです。被災者支援や難民支援、障がい者支援、地雷対策などを中心に、これまで世界60以上の国と地域で活動を行い、ノウハウを蓄積してきました。

 

トルコでは、2012年10月より南東部でシリア難民の支援を実施しています。複数の国々における長年の支援活動の経験を活かし、トルコで避難生活を送るシリア難民の方々のニーズに合った支援をしっかりと届けます。

 

 

税制控除について

 

AAR Japan[難民を助ける会]は、認定NPO法人です。弊団体への皆さまから寄付は、寄付金控除の対象となります。

 

個人が認定NPO法人に対して支出した寄付金は、基本的に特定寄付金に該当することとなっていますので、以下の2つの方式のいずれかで所得税の控除を受けることができます。


(1) 寄付金の合計額(注1)から2千円を差し引いた金額を、寄付をした方のその年分の総所得金額の合計額から控除することができます。

 

(2) 寄付金の合計額(注1)から2千円を差し引いた金額の40%(注2)を、寄付をした方のその年分の所得税額から控除することができます。


注1:寄付金の合計額が総所得金額の40%を超える場合は、総所得金額の40%が上限
注2:控除する金額がその年分の所得税額の25%を超える場合は、所得税額の25%が上限

 

法人によるご寄付、相続財産のご寄付の場合の税制控除、当プロジェクトへの支援方法など、ご不明点等ある場合には下記の連絡先までお問い合わせください。

 

 

このプロジェクトに関するお問い合わせ

 

認定NPO法人 難民を助ける会[AAR Japan] 

広報・支援者担当 三木将

 

電話番号:03-5423-4511

メールアドレス:info★aarjapan.gr.jp

(★を@に変えてご連絡ください。)

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ギフト

3,000


【3千円コース】プロジェクト応援コース

【3千円コース】プロジェクト応援コース

■心をこめたサンクスメール
■領収証
■報告書

寄付者
116人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2017年12月

10,000


【1万円コース】プロジェクト応援コース

【1万円コース】プロジェクト応援コース

■心をこめたサンクスメール
■領収証
■報告書

寄付者
70人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2017年12月

30,000


【3万円コース】プロジェクト応援コース

【3万円コース】プロジェクト応援コース

■心をこめたサンクスメール
■領収証
■報告書

寄付者
12人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2017年12月

100,000


【10万円コース】プロジェクト応援コース

【10万円コース】プロジェクト応援コース

■心をこめたサンクスメール
■領収証
■報告書

寄付者
6人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2017年12月

300,000


【30万円コース】駐在員からの手紙と子どもたちの絵をお届け

【30万円コース】駐在員からの手紙と子どもたちの絵をお届け

■心をこめたサンクスメール
■領収証
■報告書
■駐在員からの直筆のお礼の手紙
■子どもたちが描いた絵

寄付者
2人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2017年12月

1,000,000


【100万円コース】AAR職員が支援者様のもとを訪問し、直接お礼の報告をさせていただきます!

【100万円コース】AAR職員が支援者様のもとを訪問し、直接お礼の報告をさせていただきます!

■心をこめたサンクスメール
■領収証
■報告書
■駐在員からの直筆のお礼の手紙
■子どもたちが描いた絵
■職員による訪問での報告
※日時・場所等は別途調整させていただきます。
※訪問先は日本国内限定とさせていただきます。

寄付者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2017年12月

1,000,000


【100万円コース】駐在員からの手紙と子どもたちの絵をお届け

【100万円コース】駐在員からの手紙と子どもたちの絵をお届け

■心をこめたサンクスメール
■領収証
■報告書
■駐在員からの直筆のお礼の手紙
■子どもたちが描いた絵

寄付者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2017年12月

プロフィール

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