ネパールの子どもたちを笑顔に！差別と障害で苦しむ患者さんのために医療チームを派遣！

みなさん

こんばんは。須原です。

このプロジェクトも開始から51日が過ぎました。

残り期間も少なくなってきましたが、たくさんの方から応援をいただき本当に感謝の一言です。

本当にありがとうございます！

今日は、笑顔がとてもかわいいガネシュ君のことを紹介したいと思います。

ガネシュ・ブジェル君は、来院した時にはまだ生後6か月でした。バスで7時間ほどかけて病院までやってきました。

ガネシュ君は、唇の両側が鼻に向かって割けてしまっている、両側口唇裂という症状のある患者さんでした。
　　　　　

両親はカトマンズの病院でガネシュ君に手術を受けさせようと村から移動していた時、途中で休憩した病院のあるバネパという町で偶然「この町では、日本人のお医者さんと看護師さんが来てくれて口唇口蓋裂の手術をしてくれる」という話を耳にし、病院へやってきました。カトマンズでの手術費用は、父親の月給では支払えないほど高額のため、行っても無駄かもしれないと思っていたそうです。

手術後は痛がって泣き続けるかと思いきや、ガネシュ君は元気な笑い声を上げながらベッドの上で動いたり、日本人の医療ボランティアに抱っこされて微笑んだりと人懐こく可愛らしい男の子でした。

抜糸後は、裂け目があったことが分からないほどきれいになりました。

手術後のガネシュ君の顔を見ながら両親は、「生まれた時には、この子は生涯結婚もできず仕事も見つからないだろうと思っていましたが、今は明るい未来が待っていると思います。」と話してくれました。

日本人の医療チームを信頼してくれたガネシュ君の両親の気持ちに感謝するとともに、両親に手術のことを教えてくれたバネパの人々との繋がりにも感謝した出会いとなりました。

今回の派遣プロジェクトでも、ガネシュ君のような笑顔に出会えるのが楽しみです。

プロジェクト成立まで、あと53万円です。

ネパールの子どもたちの笑顔のために、引き続き応援をよろしくお願いします！