支援総額
目標金額 300,000円
- 支援者
- 66人
- 募集終了日
- 2016年2月29日
新ビワコオオナマズ水槽誕生にご支援を!|琵琶湖博物館【第2弾】
#観光
- 現在
- 9,268,702円
- 寄付者
- 517人
- 残り
- 22日
つやま自然のふしぎ館|全剥製を写真集にして唯一無二の場所を残したい
#地域文化
- 現在
- 3,508,000円
- 支援者
- 178人
- 残り
- 21日
“鉄道を撮る、鉄道に乗る”を楽しむ活動で鉄道会社を応援したい!
#観光
- 総計
- 41人
保護動物たちの未来のために……リーフノットサポーター募集中!
#子ども・教育
- 総計
- 71人
100年つづく小劇場|京都で生まれた舞台芸術の灯火を次世代へ
#まちづくり
- 現在
- 1,710,000円
- 寄付者
- 108人
- 残り
- 23日
法隆寺金堂、火災で失った色彩|現代に残る「鈴木空如」模写絵を未来へ
#絵画・イラスト
- 現在
- 1,945,000円
- 寄付者
- 94人
- 残り
- 27日
地域文化を残し、課題を創造的に解決する 『めぐる、友の会』会員募集
#地域文化
- 総計
- 104人
プロジェクト本文
終了報告を読む
お陰さまで、目標金額を達成できました!皆さまのご協力、ご支援に感謝の気持ちでいっぱいです。
今回、初めてのクラウドファンディングで、
外来魚の侵攻を防ぎ、
また、制作期間中の生活費は他の事業から得る予定ですが、
そこで、残りの20日間、
図鑑寄贈費15万円と製作費15万円を追加し、
既に皆さまには十分すぎるほどのご支援、
沖縄の在来魚を絶滅から救うために、図鑑『沖縄島の外来魚ガイド』をつくりたい!
はじめまして!しまづ外来魚研究所の嶋津信彦と申します。私は、沖縄に移住して以来13年間、沖縄島の外来魚を研究してきました。これまで沖縄島や南西諸島を調査する中で、外来魚がもとあった生態系を壊し、地球から滅びゆく生き物がいることが分かるようになってきました。その一つが、沖縄の在来種のメダカです。さらに、この分野の研究者が少ないので、外来魚による生態系破壊の脅威が全ては分からないままに、一部の在来種の絶滅へのカウントダウンが進んでいるのです。
沖縄の在来種のメダカは、25の河川に生息していましたが、40年をかけて11の河川に生息域が半減し、このペースで減少していくと、もう40年後にはこの在来のメダカは絶滅してしまいます。一方で、外来種のグッピーはここ40年で130河川に生息域を拡大しています。私は、同じ地球に住む生き物を絶滅の危機から救いたいとの思いから、「外来魚を捨てると何が怖いのか」、また「沖縄の水辺で何が起きているのか」を伝える『沖縄島の外来魚図鑑』を作ります!
しかし、図鑑の印刷費や取材費など計30万円が不足しています。地球から消えゆく生き物を、ここ沖縄から守るために是非ご協力をお願いします!
外来種増大の陰で、在来種が危ない!
沖縄島に「一生を淡水で過ごす在来魚」はフナ、メダカ、ドジョウ、タイワンキンギョ、タウナギ、アオバラヨシノボリ、キバラヨシノボリの7種しかいません。これに対して外来魚は20種以上が定着しており、水域によっては外来魚が優占種となって在来魚を駆逐しています。グッピーは観賞魚として有名な熱帯魚ですが、沖縄島のほとんどの水系で定着しています。
様々な理由から捨てられ、増えゆく外来魚
沖縄島の外来魚は、現在も分布拡大中であり、毎年新分布が発見されています。その原因は様々で、ホームセンターなどで気軽に観賞魚を買って飼育し始め、簡単に捨ててしまう人がいます。また、ボウフラ駆除目的や、ゲームフィッシングを楽しむため、あるいは絶滅危惧種の保護行為と誤って外来魚を放流する人もいます。もしかしたら、定着させた外来魚を売る目的で放流する人もいるかもしれません。
外来魚を気軽に捨てると、どうなるかを伝えていくために
外来魚図鑑制作に向けて、これまでの研究成果や既存資料を整理するとともに、不足資料を収集しています。手持ちの写真資料だけでは不十分なため、沖縄島で新たに外来魚の標本を採集し撮影することで、遅くとも2016年5月28日に開催される沖縄生物学会までに完成させる予定です。
図鑑制作には、取材費や研究資料・消耗品購入費、図鑑印刷費など合わせて30万円が足りません。少しでも皆さんが手に取りやすい図鑑にするために、印刷はオンデマンド印刷を利用して1冊ずつ印刷することで費用を抑え、出版社や書店を通さず自社サイトや手売りで販売する予定です。
『沖縄島の外来魚図鑑』目次(※変更の可能性もあります):
■外来魚について
・外来魚はどこからくるのか(ペット、食用由来など)
・外来魚の影響(捕食、競争、交雑、病気の媒介など)
■沖縄島の外来魚の紹介
・名前、原産地、外来魚となった原因、食性、繁殖、沖縄島での分布、影響
・島の外から来た外来魚
・ザリガニなどの外来水生生物
■外来魚スポットの紹介
・外来魚がたくさんいる場所
・珍しい外来魚がいる場所
■外来魚対策の紹介
・外来生物法について
・外来魚の駆除方法(手網、投網の使い方)
・参考文献の紹介
子どもから大人まで、多くの方と一緒に地球の生き物を守っていきたい
『沖縄島の外来魚図鑑』は、生き物や外来魚に興味があっても論文や専門書を読むのは難しいと思っていた人や、一般的な魚類図鑑では沖縄のことがあまり分からないと思っていた人達の期待に沿えるように作りました。この図鑑をきっかけに、外来魚問題への関心が高まれば、外来魚を気軽に捨てることは簡単にはできなくなるはずです。
また沖縄の現状を伝え、観賞魚の遺棄などによる分布拡大や新たな外来魚の発生を防ぐことができれば、他の地域における外来魚の侵入を防ぐことも可能になると思っています。私はこの時代に生きる者として使命感を持って研究に取り組み、少しでも問題解決に貢献してまいります!
沖縄の在来魚を守ることで、地球から消えゆく種を救うことができます。
生き物や自然を愛する皆さん、どうかご支援をお願い致します!
◆◇◆◇◆リターンについて◆◇◆◇◆
ご支援いただきました皆さまには、お礼に下記のリターンをお送りします!
●外来魚図鑑を電子書籍で!(校正協力者限定の特典付)
・電子書籍(PDF、第一版、第二版)をお届けします。
・第一版で、正誤表にない誤字脱字や間違いをご指摘頂いた方には第二版に協力者としてお名前を掲載させていただきます。
●外来魚図鑑(第二版)の、自分だけの表紙を作ろう!
上記の電子書籍に加えて、紙書籍(第二版)の表紙を自由にデザインしていただけます。
●電子書籍も紙書籍も!両方で楽しみたい方に
電子書籍に加えて、紙書籍(第一版)と、紙書籍(第二版)の表紙を自由にデザインする権利をお届けします。
●【限定10個】外来魚液浸標本10種セット
沖縄島で採集された外来魚10種の液浸標本セットです。コレクションや教材用にお勧めです。
液浸標本にした外来魚:ゼブラダニオ、パールダニオ、アカヒレ、カダヤシ、グッピー、ソードテール、プレコ、モザンビークティラピア、ナイルティラピア、ジルティラピア。
※他のリターンは含まれません。
●【限定20組】沖縄島の外来魚ホットスポットへご案内!
・嶋津による、沖縄島外来魚ガイドをうける権利(支援者様含め、最大3名までご参加いただけます)
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
プロフィール
神戸市出身1984年生まれ。2003年に大学進学で沖縄に移住して以来、沖縄島の外来魚の研究をしてきました。2010年には沖縄島300水系、2015年には南西諸島40島以上で外来亀と外来魚を主として水生生物の分布調査を行いました。これらで得られた知識と経験を活かし、水辺の外来生物問題の研究・普及啓発活動を行いたいと考え、2016年に研究所を設立しました。最近では、性染色体がYYでオスしか産まれないメスを放流して野生化したティラピアの個体群をオス化根絶する事業をはじめています。その飼育水を用いたアクアポニックスによる野菜の栽培や研究用に採集したティラピアの食用、飼肥料化など駆除活動を生産活動にする試みも行っております。調査・講演・観察会などのご依頼もお待ちしております。
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
リターン
3,000円
外来魚図鑑を電子書籍で!(校正協力者限定の特典付)
■電子書籍(PDF、第一版、第二版)
■第一版で、正誤表にない誤字脱字や間違いをご指摘いただいた支援者さまには第二版に協力者としてお名前が入る権利
※正誤表は書籍のFacebookページにアップされます。
https://www.facebook.com/OkinawajimaGairaigyo/?notif_t=fbpage_fan_invite
※第二版発送は2017年5月を予定
- 申込数
- 52
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2016年5月
10,000円
外来魚図鑑(第二版)の、自分だけの表紙を作ろう!
★3,000円のリターンに加えて
■紙書籍(第二版:発送は2017年5月を予定)
■紙書籍(第二版)の表紙を自由にデザインする権利
※写真イメージの表紙に、名前やメッセージなどを入れたり、表紙を全てデザインすることも可能です!著作権フリー素材か、支援者様が著作権を有する画像等でデータを作成しお送り頂いて作成いたします。
※印刷製本は製本直送.comを利用する予定です。
- 申込数
- 7
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2016年5月
3,000円
外来魚図鑑を電子書籍で!(校正協力者限定の特典付)
■電子書籍(PDF、第一版、第二版)
■第一版で、正誤表にない誤字脱字や間違いをご指摘いただいた支援者さまには第二版に協力者としてお名前が入る権利
※正誤表は書籍のFacebookページにアップされます。
https://www.facebook.com/OkinawajimaGairaigyo/?notif_t=fbpage_fan_invite
※第二版発送は2017年5月を予定
- 申込数
- 52
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2016年5月
10,000円
外来魚図鑑(第二版)の、自分だけの表紙を作ろう!
★3,000円のリターンに加えて
■紙書籍(第二版:発送は2017年5月を予定)
■紙書籍(第二版)の表紙を自由にデザインする権利
※写真イメージの表紙に、名前やメッセージなどを入れたり、表紙を全てデザインすることも可能です!著作権フリー素材か、支援者様が著作権を有する画像等でデータを作成しお送り頂いて作成いたします。
※印刷製本は製本直送.comを利用する予定です。
- 申込数
- 7
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2016年5月
プロフィール
神戸市出身1984年生まれ。2003年に大学進学で沖縄に移住して以来、沖縄島の外来魚の研究をしてきました。2010年には沖縄島300水系、2015年には南西諸島40島以上で外来亀と外来魚を主として水生生物の分布調査を行いました。これらで得られた知識と経験を活かし、水辺の外来生物問題の研究・普及啓発活動を行いたいと考え、2016年に研究所を設立しました。最近では、性染色体がYYでオスしか産まれないメスを放流して野生化したティラピアの個体群をオス化根絶する事業をはじめています。その飼育水を用いたアクアポニックスによる野菜の栽培や研究用に採集したティラピアの食用、飼肥料化など駆除活動を生産活動にする試みも行っております。調査・講演・観察会などのご依頼もお待ちしております。