こんにちわ、GCCコーディネーターの増田です!引き続き、ご支援が必要な状況となっています!皆様の一言が、大きな力となります!是非、facebookやTwitterなどで拡散を頂けますと幸いです。

 

 

さて、先日に、こんなご質問を頂きました。

 

 

なぜ今回のプロジェクトは農村部で行うのか?農村ってそんなにゴミも出ないし、都会でのゴミ問題の方が重要ではないですか?

 

 

今回は、なぜ農村にフォーカスをしているのかをご報告させて頂きたいと思います!

 

 

放置されている農村部の廃棄処理

 

首都ダッカを含む都市部では、行政によるゴミ回収の仕組みや処理場の建設の取り組みが進められています。JICAも2000年からダッカ市のゴミ問題に取り組んでおり、「Clean Dhaka Master Plan 2005」としてゴミ収集車やゴミ処理場建設などを行っているのです。

 

 

ただ先日に書いた通り、首都ダッカですらゴミの回収率は4〜5割の状況でして、決して十分に機能しているとは言えない状況なのです。(参照:こちら

 

 

さて、対しての農村部分での廃棄処理はどうなっているのでしょうか?

 

 

先日にプロジェクトの実施予定地「エクラスプール村」の村長さんにお話を伺いに行きました。村長さんからのお話ですと、政府・行政からは一切の補助などもなく、またガイドラインなどもありません。とのお話を伺いました。(地域により差はあると思われます)

 

 

ダッカを含めた幾つかの都市部でのゴミの取り組みは始まっていますが、農村部では未だに手付かずの地域が大半だと考えています。

 

 

(農村学校では校庭の一角にゴミを集めて1ヶ月に数回燃やしています。少し解りづらいですが、手前の芝がはげている砂地の部分が、過去にゴミが燃やされた部分です。焼却場所は特定されておらず、燃やす日によって異なります)

 

 

ゴミ問題の影響について

 

排出量で考えれば、農村部のゴミ問題は小さいかもしれません。ただし、農村部に居住しているのは全人口の約8割に達しており、ゴミ問題が与える影響は大きいと考えています。

 

 

例えば、農村部では大半の人々が井戸水や近くの池を生活用水として使用しています。対して、都市部では、十分とは言えないですが、上水道の整備も始まっており、浄水施設の利用により、より安全な生活用水が普及し始めています。

 

 

人口の約8割が住んでいる農村部では、ゴミを家の近くで燃やしています。その近くの井戸や池から毎日の生活用水を得ており、廃棄物焼却の影響による水質汚染のリスクは高いと考えています。

 

 

(ポイ捨てや不法投棄により農村部の至る所でゴミが放置されています)

 


確かに農村部でのゴミの排出量は都会部と比べて圧倒的に少ないかもしれません。

 

 

ただ、既にバングラデシュ政府やJICA等が大きな取り組みを行っている都市部に対して、まだ何も対策が行われていない農村部にてプロジェクトを行う意義はあると考えています!

 


引き続き、皆様のご支援・ご協力を心よりお待ちしております!

 


2013年6月22日 Dhaka / Bangladesh

 

新着情報一覧へ