写真からは、高所からの要救助者(逃げ遅れた人)救出・救助と援護注水(火炎から救助者を守る)、そして救出後に消火活動を実施するという想定訓練が実施されたようです。

RRC711部隊では定期的に、この様な訓練を実施しています。

それは、新人隊員を教育・指導するためで、JPR理事長の正井氏や短期指導で訪れたJPR会員達が指導してきた訓練内容を、ベテラン隊員が新人隊員に伝えていくためでもあります。

使用されている資器材は、すべてJPRを通じて日本から寄贈された中古資器材です。

防火服やヘルメットなどの消防装備、空気呼吸器や手袋、消防ホースや梯子(チタン製梯子・三連梯子)、ロープや船底担架(オレンジ色)などの消防資器材。
救出された負傷者を搬送する救急車のメインストレッチャーをはじめ、観察・処置などを実施する救急資器材。
これらは車両同様、日本で使用され経年劣化で更新された資器材の数々ですが、中には日本語が残されたまま使用されている資器材も多くあります。

また、ロッククライミングをされる方や消防関係者など、ロープを扱う機会が多い方なら、一目瞭然と思いますが、この写真で使用されている救助用ロープが劣化し硬化しているのがよく判ります。
ザイルロープをはじめ、消防装備や資器材、救急資器材などは、とても高価なものなので、各自治体で更新されたものを寄贈していただき、JPRを通じてCambodia RRC711に送っています。

先進国と途上国…。

ただ、生まれた国の違いだけで、尊い命の扱われ方や対応自体が違う世界…。
当たり前のことが、当たり前でない事実と現実を知り、ただ単純に同じ人間として何か出来ることは無いか?と考えた時…。

人それぞれ、人それぞれに、いろいろな方法があると思います。

私自身に出来ることは、インターネットを通じて、ひとりでも多くの人に、知り得たことを伝えていくことと思っています。
 

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