東北ブランドの気仙椿ハンドクリームで、被災地から世界につながる産業をつくる!

東北ブランドの気仙椿ハンドクリームで、被災地から世界につながる産業をつくる!

支援総額

2,167,000

目標金額 2,000,000円

支援者
253人
募集終了日
2013年5月19日

    https://readyfor.jp/projects/KesenTsubakiDream?sns_share_token=
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note

プロジェクト本文

椿の北限から生まれた「気仙椿ハンドクリーム」

復興への想いと共に、ひとりでも多くの人々にこの椿の魅力を届けたい

 

初めまして、気仙椿ドリームプロジェクトで現地活動をしています一般社団法人re:terra(リテラ)の佐藤武志と申します。3.11以降、復興のため小さな地域の暮らしでも成り立つ産業つくろうという想いからこのプロジェクトは始まり、そして三陸沿岸地域に自生する「気仙椿」に私たちは出会いました。気仙椿の森を地元の人たちとともに再生しながら、ひとつひとつ種をひろい集め、丁寧に精油され、そしてようやく「気仙椿ハンドクリーム」が誕生しました。そして今、椿の苗木の植樹とこのハンドクリームの追加製造がはじまろうとしています。

 

東北に自生する気仙椿から世界中の人々に愛されるようなコスメブランドにしていきたい。311をきっかけに生まれた新しい夢が、人と人とがつながりながら実現していく気仙椿ドリームプロジェクトを応援してください。

 

(気仙椿ハンドクリーム「HEAVEN & HEART」地域の方々と共につくりました。)

 

3.11から2週間がたった頃、私はボランティアに入ろうとする仲間たちの先遣隊として現地に入りました。多くのボランティアやNPOが活動する中、2ヶ月から3ヶ月経過した頃から支援者の数が少なくなっていくのを感じました。持続的に被災地の支援を行う為には、地域の人とともに新しい産業をつくり共同事業としてともに収益をあげながら活動経費を捻出する必要があると考えました。そんな中で出会ったのが、三陸沿岸地域に自生する気仙椿です。岩手県、宮城県にまたがる三陸沿岸の気仙地域周辺では、寒暖差のある土地柄の特性で、この地域で育つ椿からは良質の油がとれると言われていました。

 

 

(気仙椿は日本椿の北限と言われ、昔から食用油や化粧品に使われてきました)

 

気仙椿から世界に認められる植物性油を作る!

 

三陸沿岸地域に自生する気仙椿に大きな夢を託しました。これまで、食用油や髪・肌の保湿油として長年愛されてきた気仙椿の良質な油を、世界中で使われる付加価値の高い商品にしようと考えました。「地域の文化と産業を継承しながら、生産者と消費者が直接つながる商品をつくりたい。」そんな想いに賛同してくれたのは1925年創業の日本で初めて美容サロンを開いたハリウッド化粧品が製造ラインを提供してくれることになりました。また、商品開発には東北支援に取り組む女性医師の会「En女医会」が協力していただけるこになりました。

 

(「女性の視点と医師の知識」で開発に協力してくださったEn女医会の皆さん)

 

 

311をきっかけに、いくつかの地域の様々な人々の想いがひとつにつながることで誕生した奇跡のハンドクリーム

 

椿油を使った化粧品開発に、20人以上の女性医師とハリウッド化粧品の開発チームが、どのような商品を作るかの会議を繰り返した結果、椿オイルが肌にもたらす有効な効果を発見。仕事中に何度も手を洗う機会のある女医の皆さんから、『自分たちが使いたいと思うハンドクリームを作ろう』と第一弾の商品は気仙椿ハンドクリームに決定。試行錯誤の末、2012年12月1日ブランド名「HEAVEN & HEART」が発売になりました。

 

初回3000個の条件で生産、その売れ行き次第で今後の展開を考えると条件付きでスタート。広告費、販促費ゼロの中で、全国のEn女医会メンバーの病院や地元商店街などで熱心に広めてくれたおかげで少しずつファンや応援してくれる人が増え続けたなか、12月31日、ちょうど発売から1ヶ月で見事に完売!椿油を使ったクリームは肌にスッとなじみ、香りが豊かで使い心地が良いという声を多くの方から得ています。

 

 

(ブランドロゴの"H"の中の3つのハートに、生産地・生産者・消費者

そして人と人、自然との繋がりを見つめ直すという想いが込められています)

 

 

椿油事業を後世へ継承していくためにも―つながる特別な想い

 

石川製油所は、東北にある唯一の椿製油所でした。1955年の創業当時からの製法で丁寧に絞られる椿の油は、『透明感あふれる黄金の油』と言われ地域の宝として大切に扱われてきました。しかし、製油所の店主石川秀一さんは震災後に自宅、工場と同時に後継者である最愛の息子さんも亡くされ、廃業を決めていました。

しかし、障碍者就労継続支援事業所「青松館」の中村浩行館長の熱意により、異なる形とは言え製油技術が引き継がれました。現在、青松館の駐車場に建てられたプレハブ工場で製油作業が行われ、その椿油が「気仙椿ハンドクリーム」にとなって皆さんの手に届けられます。気仙椿油100%にこだわったハンドクリームは、こういった製油事業の継承を後押しする役目も担っています。

 

(石川さんも今では若い弟子たちの指導役となってくれています)

 

 

今必要なのは「継続的な商品生産」と「大切な椿の森を守ること」

地元住民と共に気仙椿を守り、地域活性化へ

 

気仙椿ブランドを被災地の産業として成り立たせるには、持続的な商品の生産販売と同時に、気仙椿の森を守り、椿の種を集める仕組みもつくらなければなりません。実はこのプロジェクトを始めて、椿の森の整備の必要性が分かりました。椿の木に光が当たらず、椿の実が育たなくなっているのです。

 

このプロジェクトでは今年から、地域の宝である椿の森を地元の方々と守っていく活動も始めます。子どもも高齢者も参加することで、地域のコミュニティをつくり繋げていきます。単に商品を開発・販売するだけなく、生産地を大切にし、生産者の方々を想い、共に未来に続く事業をつくっていく。それが本当の意味で、地域に産業を創っていくことなのだろうと私たちは実感しています。

 

(大船渡、陸前高田以外に南三陸でも椿を通じた地域活性化の動きが始まっています)

 

 

今回ご支援頂いた人数の数は、商品の追加生産を後押しします

 

予算も全くないところから、始まったプロジェクト。多くの方の想いが重なって、つながって、ようやく1つの商品を発売することができました。次の追加生産を行っていくために、新たな商品を開発していくために、そして三陸・気仙地域の椿の森を守りながら、未来の子どもたちにつながる優しくて持続的な事業をつくっていきます。日本の良いものを世界につなげ、日本の地域を活性化させていくモデルを、まずは被災地から創っていくことは、多くの人に大きな夢を与えられると思います。

 


【今回支援して頂いた金額の使用用途について】

・気仙椿ハンドクリームの3000本の追加生産目標うち、1000本の製造費

・椿の森を守るために植樹される100本の苗木費用

・その他新製品開発費や販路拡大のための広報費

 


--引換券詳細--

【気仙椿ドリームプロジェクトからのお礼状】

 

【活動報告書】

 

【気仙椿ハンドクリーム】

ブランド名:『HEAVEN & HEART』 容量:80グラム

主成分:椿油、ハチミツ、クインスシードエキス、シャクヤクエキス、ユリエキス、ボタンエキス、等

 

【気仙椿ピュアオイル】

2013年11月収穫予定の気仙椿ピュアオイルです。

 

【気仙椿の苗木の植樹】

贈呈者のお名前、あるいは贈呈者の希望されるお名前を椿に命名し、メッセージ等を記載できるプレートを作成します。記載する寄贈日も指定していただけます。あなたのドリームが、成就するよう心を込めて植樹します。

※イメージ画像です。実際のものと異なる可能性がございます。

 

【世界の椿館ペア優待券】

http://www.city.ofunato.iwate.jp/www/contents/1341204018763/index.html

【世界の椿館最寄の民宿「志田」ペア宿泊券】http://www2.plala.or.jp/shidamaru/

 

【新製品開発に参加!】

En女医会の皆さんと協力チームメンバーとの新製品開発の打ち合わせに参加頂きます。

 

--主催--

一般社団法人re:terra(リテラ)

プロジェクト企画、実行、責任団体。過疎化地位や被災地域、発展途上国等での地域の活性化を活かした、自立できる循環型産業開発事業に取り組む。

HP: http://www.reterra.org/

twitter: https://twitter.com/HEAVENandHEART

「気仙椿ドリームプロジェクト」facebook : https://www.facebook.com/KesenTsubakiDreamProject

 

--参加関係者--

・石川製油所

1955年創業。岩手県陸前高田市にて半世紀以上にわたり「気仙椿油」の製造を行う。2011年、東日本大震災で工場も実家も後継者の長男も犠牲となり廃業。2012年から障碍者就労支援事務所「青松館」へ製油技術の指導をしながら地域の産業へと復興中。

 

・障碍者授産施設「青松館」

陸前高田市障碍者就労継続支援事務所。地域復興や障碍者の所得向上に役立てようと石川製油所の製油技術を継承し製造を担当。地域の人たちの集めた種はここで買取される。石川製油所では作らなかった初めての化粧品原料として気仙椿油を展開。気仙椿ハンドクリームの椿油を精製する。

 

・En女医会http://medical-enjoykai.net

約150人の女性医師によるサークル。震災直後から、「女医の視点」を生かした被災地支援を実施。女性利用者としても医師としても両方の観点から本プロジェクト商品監修を手掛け、優れた実力派ドクターズコスメとして消費者への品質信頼頻度を格別にあげることに成功。

 

・ハリウッド株式会社(ハリウッド化粧品)http://hollywood-jp.com/

1925年創業。老舗化粧品メーカーとして製造&販売を担当し、長年のノウハウと幅広い業界知識による一流商品の開発を実現。女性消費者好みの高級感漂う美しいパッケージデザインも手掛ける。震災後は、仙台の支店を中心として美容を通じた被災地支援も行う。

 

 

あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!

    https://readyfor.jp/projects/KesenTsubakiDream?sns_share_token=
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note

プロフィール

震災直後から被災地入りし、ボランティアや物資のコーディネートを行う。2011年6月頃から、本プロジェクトを企画し、活動開始。2013年1月か

あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!

    https://readyfor.jp/projects/KesenTsubakiDream?sns_share_token=
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note

リターン

3,000+システム利用料


alt

①気仙椿ドリームプロジェクトからのお礼状
②気仙椿ハンドクリーム×1本

支援者
163人
在庫数
制限なし

10,000+システム利用料


alt

①お礼状
②気仙椿ハンドクリーム×4本
③活動報告書

支援者
76人
在庫数
制限なし

30,000+システム利用料


alt

④【気仙椿ピュアオイル】×1本
⑤【気仙椿の苗木を植樹】×1本
  *贈呈者のお名前、あるいは、
    贈呈者の希望されるお名前を椿に命名
  *あなたのドリームを記載
  *記載する寄贈日を指定できます
  *植樹候補地は陸前高田市竹駒町周辺を予定

①と③
②ハンドクリーム×3本

支援者
11人
在庫数
制限なし

50,000+システム利用料


alt

⑥【世界の椿館 ペア招待券】
⑦【気仙椿ドリーム推薦民宿「志田」ペア宿泊券】

①と③
②ハンドクリーム×5本
④ピュアオイル×2本
⑤気仙椿の苗木を植樹×2本

支援者
3人
在庫数
制限なし

100,000+システム利用料


alt

①と③
②ハンドクリーム×10本
④ピュアオイル×2本
⑤気仙椿の苗木を植樹×2本
⑥世界の椿館ペア招待券
⑦気仙椿ドリーム推薦民宿「志田」ペア宿泊券

支援者
2人
在庫数
制限なし

500,000+システム利用料


alt

⑦【新商品開発に参加!】
(En女医会の皆さんなどとの商品開発の打ち合わせ)

①と③
②ハンドクリーム×10本
④ピュアオイル×5本
⑤気仙椿の苗木を植樹×5本
⑥世界の椿館ペア招待券
⑦気仙椿ドリーム推薦民宿「志田」ペア宿泊券

支援者
0人
在庫数
制限なし

プロフィール

震災直後から被災地入りし、ボランティアや物資のコーディネートを行う。2011年6月頃から、本プロジェクトを企画し、活動開始。2013年1月か

あなたにおすすめのプロジェクト

注目のプロジェクト

もっと見る

新着のプロジェクト

もっと見る