寄付総額
目標金額 3,000,000円
- 寄付者
- 181人
- 募集終了日
- 2018年6月30日
Be patient!ー マイちゃんのその後
さて、今日の現地からの進捗はプロジェクト紹介のページで書いたマイちゃんです。この数日どう伝えようかと頭を整理していました。このクラウドが始まる前日にマイちゃんの家へ訪問し、色々と考えるところがあったからです。
前回の訪問は1月でした。その時にDevelopment clinicへ来ることを説得しましたが、家族はなかなかうなづいてくれませんでした。マイちゃんの状況に何か出来ることがあるとは思っていなかったことが一つです。そして、経済的なことも大きな理由の一つでした。マイちゃんの村は幹線(と言うほど大きくもないですが…汗)から舗装されていない山道を1時間は行かねばならず、日本のように1日1本でも定期的に得られる交通手段はないのです。
こんな山間にポツリとある村です。

1月はこんなトラクターでやっとたどり着いたんですよ。ものすごいパワフルなんです、このマシン!久々のアドベンチャーでした。
その日はお父さんが畑から戻ってきたばかりで在宅していたので、なんとか説得してお父さんがマイちゃんを抱えて私たちの車でLFHCへ来ることが出来ました。医師、看護師、栄養士、そして、理学療法士で構成されるチームで評価を行い、姿勢保持の方法やリハビリ、食事の仕方などをお父さんに説明し、姿勢を保てるような写真のような補助いすを提供して、帰宅、訪問看護でフォローアップとなりました。(写真はマイちゃんが持って行ったものとは違いますが、このような…と言う意味で!) 帰宅時のお父さんは、「村にもう一人いる脳性麻痺の子の家族にもクリニックのことを話します。」と笑顔で帰って行きました。

そして、今回の訪問で、マイちゃんの状況がとても楽しみでした。
…が、訪問してみると、マイちゃんは暗いお部屋の中で一人寝転がっていました。私たちを見つけたマイちゃんは、やさしく微笑んでいる表情でじーっと私たちを見つめていました。お父さん、お母さん、12歳のお兄ちゃんは畑へ作業に出ていて不在。ご近所の人に話を聞くと、家族は早朝から家を出て、夕方戻るということでしたが、日中はマイちゃんと4歳になる妹だけでお留守番だそうです。もちろん4歳の妹ちゃんが、かたーくなったマイちゃんの身体を動かすことは不可能ですし、食事をあげることも不可能です。体重も減っていました。想像していた状況とかけ離れていたので、スタッフ一同、かなりショックで、しばらく立ち尽くしてしまいました。でも、家族も食べて行かなくちゃいけない。マイちゃんと一緒にいたのでは、家族みんながつぶれちゃう。どうにも折り合いがつかないのだと思いました。でも、ここで諦めたら意味がない!気を取り直して、さて、何が出来るか??
何か取り掛かりが見えないだろうかと、まずはやれることをやりながら考えようと、マイちゃんの水浴び、着替え、水分補給。そして、身体の機能のチェック。
突っ張っている身体も私が後ろから支えるように『座椅子』になるとしばらくちゃんと座っていられます。足は、時々こんな風に突っ張っちゃうけど、ただ寝転んでいるよりはずっといい刺激になるはず。なんだか足の突っ張りもマイちゃんが遊んでいるようにさえ見えてきた。よし!ポジティブだ!笑

そして、ご近所の村人と話していて気が付いたのは、やはり障がいに対する認識が定着していないということでした。障がいには「何もすることが無い」という認識なのかなと感じました。
ラオスは村社会です。集落で生活を営む村人たちの繫がりはとても強く、お互いのことをとても良く知っています。そして支え合って生きているのを感じます。村長さんはその中心にいる存在で、影響力も大きいんです。マイちゃんのことも村全体の動きでどうにか改善する方向へ進められないかと方針を決めてみました。
そこで、村長さんのお宅を訪問し、LFHCのDevelopment clinicについて説明をしました。この村に限らず、障がいがあっても「出来ることがある!」ということ説明するためにポスターとリーフレットを作ってあったので、それを村長さんの家と新しくできたヘルスセンターへ貼ってもらえるようお願いしました。今までは不在だったヘルスセンタースタッフも常駐するようになったということなので、いいタイミングです。

ここまでやって、『う~ん、これがすんなりとうまく行ってくれたら…』と、不安は残りますが、いずれにしても時間がかかることは否めません。“諦めないこと”、”Be patient!"が、今一番大事なことだろうとスタッフと話し合っています。そして、当院のDevelopment clinicの活動がこの状況を変える第一歩になるには、ここを乗り越えなければ成し遂げられないと、改めて実感したマイちゃんの訪問でした。
ギフト
3,000円

【3千円コース】ラオスの子供たちと家族を応援!
・ありがとうのフォトレター
・活動報告書
・領収証(希望者のみ)
※いただいたご寄付はラオスの子供たちのために大切に活用させていただきます
- 申込数
- 114
- 在庫数
- 制限なし
10,000円

【1万円コース】ラオスの子供たちと家族を応援!
・ありがとうのフォトレター
・活動報告書
・領収証(希望者のみ)
※いただいたご寄付はラオスの子供たちのために大切に活用させていただきます
- 申込数
- 118
- 在庫数
- 制限なし
3,000円

【3千円コース】ラオスの子供たちと家族を応援!
・ありがとうのフォトレター
・活動報告書
・領収証(希望者のみ)
※いただいたご寄付はラオスの子供たちのために大切に活用させていただきます
- 申込数
- 114
- 在庫数
- 制限なし
10,000円

【1万円コース】ラオスの子供たちと家族を応援!
・ありがとうのフォトレター
・活動報告書
・領収証(希望者のみ)
※いただいたご寄付はラオスの子供たちのために大切に活用させていただきます
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- 118
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