留日モンゴル人若手研究者のゼミ合宿交流への支援

留日モンゴル人若手研究者のゼミ合宿交流への支援
目標金額を達成した場合のみ、実行者は集まった支援金を受け取ることができます(All-or-Nothing方式)。支援募集は9月10日(火)午後11:00までです。

支援総額

15,000

目標金額 1,000,000円

1%
支援者
3人
残り
36日
目標金額を達成した場合のみ、実行者は集まった支援金を受け取ることができます(All-or-Nothing方式)。支援募集は9月10日(火)午後11:00までです。

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プロジェクト本文

▼自己紹介

 私たちは、日本の大学院に在学している内モンゴル出身のモンゴル人留学生とそのOB・OGです。日本各地の大学や研究機関で異なる研究を行いながら、その傍ら2021年からモンゴル人留学生同士の進学・就職・研究活動のサポートをしてきました。

 このたび、クラウドファンディングによって実現したいのは「学際的・文化的ゼミ合宿」というプログラムです。このゼミ合宿プログラムの最大の特徴は、「モンゴル」という連帯を通じて、留学・研究の道を歩む内モンゴル人後輩たちに学術・文化・メンタル面のサポートを実現することにあります。それによって、参加者同士の研究意欲の向上を図りたいです。

 このようなモンゴル人若者を対象にした支援・サポートは、彼ら自身の日本での留学生生活・研究活動にメリットがあるだけではなく、彼らの日本社会への適応ないし将来の活躍は、日本の学術や社会の発展、日本とモンゴルとの交流深化にもつながると考えられます。

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 日本は、数多くのモンゴル人にとって、夢を託す国です。早くも1990年代から多くのモンゴル人青年がその「ジャパニーズ・ドリーム」を抱えて来日し、その脈絡は今も続いています。留学・就職の中でモンゴル人留学生は日本での生活から多く学び、また日本社会の国際化と文化の多様化に資する努力をしてきました。その中でも、中国籍モンゴル人(内モンゴル・青海・遼寧出身など)は、留日モンゴル人の大多数を占めており、大きな存在感を有します。

 これまで、日本政府や企業による奨学金、助成金のほか、日本にいるモンゴル人団体によるモンゴル人留学生向けの経済面のサポート(一時学習奨励費の支給)はありましたが、研究人材の育成と研究者としてのキャリア形成に注力した活動は、まだまだ未熟です。留学生として、異国の生活や習慣に馴染むまでには、長い時間がかかることがあります。その期間中、同じ文化や故郷の仲間と出会い、学業や生活の困難さを共有できる環境は非常に重要ですが、残念ながら留日モンゴル人の大学院生や若手研究者たちが、深い交流を築く場が不足しているのが現状です。

 そこで、2020年9月に、若手研究者や現役の大学院生を中心としたモンゴル人後輩たちに対するサポートチームが結成され、2023年の前半にわたって企画し、合宿を通じて学術交流を深める集い(研究会・相談会)を開催しました。

 今回のクラウド・ファンディングもその一環として位置づけられ、2025年7月と2026年7月の合宿交流会の開催の実現を促すものです。この合宿を通じて、異なる専門分野の若手研究者と大学院生・研究生・学部生が一堂に集まり、研究上の知見を共有し、学際的視野を広げるのみならず、異国の地で直面した困難や悩みに関する相談など、同じ空間であるからこそできる濃密な交流を実現したいです。それによって、参加者の認識が一新し、学業や生活に対するモチベーションが向上する効果が期待でき、また留学生と応援者との絆が形成し深化していくだろうと信じております。是非ともご応援をお願いしたいです。

 

▼プロジェクトの内容

 このプロジェクトの目的は、主に留日モンゴル人の大学院生(研究生を含む)と若手研究者たちが集うことで、学術的な交流を広げつつ、文化的な絆を深めたいことにあります。参加者は、現役モンゴル人院生・研究生たちと、自分の研究分野において、ある程度経験・業績を積んだOB・OGの連帯・連携を構築し、強化していくことを図ります。さらに、日本社会に「モンゴルが好き」「モンゴルを大切にしたい」という気持ちを持つ方々と、三者間の連帯・連携を構築し、強化していくことを図ります。

 「合宿」という形式は、スキルや知識の効率的な習得、コミュニケーションの深化、参加者のモチベーション向上など、多くのメリットがあり、日本の大学にもゼミ合宿がしばしば採用されています。 今回の「学際的・文化的ゼミ交流合宿」プロジェクトは、異なる専門分野・出身地域・所属機関の参加者同士が、各々の研究発想や研究手法について紹介し合い、研究のモチベーションや経験を共有する場を作ります。そして、異郷での生活経験を語り合う時間を設け、悩みの相談も受け付けます。

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

 このプロジェクトでは、以下の具体的な目標の達成を目指します: 「研究に対する理解」・「学術交流」の促進: 研究というのは、ある特定の物事について、その物事の事実、もしくは真理を追求する一連の過程のことである。その営みを理解し体得する上で、教員からの指導はもちろん重要ですが、院生自身が能動的に動き、様々な情報を摂取するのも不可欠です。

 この交流合宿では、異なる研究分野に属する参加者たちが、自分の研究関心やノウハウ、自分の経験談および成果など、多彩な内容を共有します。自分と違った専門分野もしくは視点から世界を見、物事を考え、さらに知見を交流し合う経験は、参加者が研究を進める上でヒントとなるような契機になり得ます。また洞察力、コミュニケーションの能力も鍛えられます。この活動の実施は、来日した後輩たちがより早く日本の学術環境に馴染み、彼らの「研究」という営みに対する理解の深化、研究室での人間関係の円滑な展開などに寄与するでしょう。 「留学経験の共有」・「人的つながり」の強化:留学・研究生活には色々な辛い場面があり得ます。共通の文化的背景を持つからこそ、その心情と経験が理解し合えるものも多くあるでしょう。合宿の開催で、普段は会えない参加者同士が1ヶ所に集まり、民族の文化や故郷の伝統をベースにしながらも、互いにそれぞれの経験に耳を傾け、知見と感想を共有し合います。文化的な連帯や心の繋がりの強化で、ストレス軽減と心理的サポートを図り、参加者が各々の研究や生活に逞しく取り組みながら、相互に支え合う体制を作ります。

キャリア形成へのサポート:これまでは、財団による奨学金形式の学術支援が多く見られますが、一般の方々が研究者の成長プロセスに深く関わったサポート体制はやはり少ないのではないでしょうか。

このゼミ交流合宿は、在学中の院生・研究生の成長になるだけではなく、オンライン・イベントの開催を合わせることで、寄付者の皆さんとの交流を実現させます。参加者の院生が平易な言葉で自らの問題関心を寄付者に発信し、段階的な成果を報告します。寄付者の方々もコメントを残したり、エールを寄せたりできます。それによって、両側の交流が実現でき、互恵かつ持続的な支援体制を構築していきたいです。

 日本の多文化共生社会への貢献: 「留学」によって、モンゴルと日本が繋がります。優秀な人材育成は、みんなの明るい将来に繋がり、そこには新しい価値を生み出す可能性が潜んでいます。 交流合宿の開催で、近くで言えば、留学生の学業がより順調に進むことなり、日本人教授や同窓とのコミュニケーションをうまくとれることなり、異国・異文化の環境によりうまく適応できる力を育む効果があるでしょう。目線を広げると、将来の日本社会の多様性の醸成・多文化の共生に寄与するだろうと信じております。

 このプロジェクトは、参加者が専門知識や研究のノウハウの共有を通じて視野を広げ、研究意欲を高めることができます。また、文化的な共通性をベースにした生活経験の交流によって、参加者同士の親睦を促進し、メンタルのサポートケアを図ります。この活動は、若い留学生の成長、多彩な民族文化の伝承に貢献するだけではなく、より豊かな日本社会の形成にも有益でしょう。

 

▼開催するイベントの日時や場所

日時:2025年7月、2026年7月

場所:2025年7月は関西のゼミ合宿会場、2026年7月関東のゼミ合宿会場

 

プロジェクト成立後、天災等やむを得ない事情(緊急事態宣言などコロナウイルスによる影響を含む)によりイベントが開催できなかった場合、返金に使用)します。

プロジェクト実行責任者:
URJEE(在日モンゴル人若手研究者グループ)
プロジェクト実施完了日:
2026年7月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

①宿泊費補助(参加者全員対象):1名あたり10,000円X30名X2(回)、計600,000円 ②旅費の補助(一部地方大学在学生対象):1名あたり5,000円X20名程度X2(回)、計200,000円程度 ③その他宿泊先設備代(会議室、プロジェクターなどのレンタル料金):約100,000円X2(回)、約20,0000円

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