![高齢者福祉施設利用者のためのアート・プログラム事業 2024](https://readyfor.jp/rails/active_storage/representations/proxy/eyJfcmFpbHMiOnsibWVzc2FnZSI6IkJBaHBBM3dRRGc9PSIsImV4cCI6bnVsbCwicHVyIjoiYmxvYl9pZCJ9fQ==--26be0afe954c411021dba8695843e741a1a500ee/eyJfcmFpbHMiOnsibWVzc2FnZSI6IkJBaDdDRG9MWm05eWJXRjBPZ2wzWldKd09oTnlaWE5wZW1WZmRHOWZabWxzYkZzSGFRTGdBbWtDbmdFNkNuTmhkbVZ5ZXdZNkRIRjFZV3hwZEhscGFRPT0iLCJleHAiOm51bGwsInB1ciI6InZhcmlhdGlvbiJ9fQ==--1853a891dd6bcfcfbe4fac5bdcd8ca724ef814f9/p145779-key-visual.jpeg)
支援総額
目標金額 550,000円
- 支援者
- 0人
- 残り
- 59日
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プロジェクト本文
▼自己紹介
このページをご覧いただきありがとうございます。
NPO法人伊那芸術文化協会の理事長の松山光です。
伊那芸術文化協会は1987年に長野県伊那市で任意団体として発足し、2002年12月にNPO法人として長野県知事から認証を受けました。当協会は、心の豊かさを実現する芸術文化の価値を高めることを目指し、地域における芸術文化の振興と社会包摂に貢献するさまざまな事業を展開しております。これにより、豊かで充実した芸術文化の社会を築いていきたいと考えています。
今回、人生100年時代を迎える中で、高齢者が質の高いQOL(クオリティ オブ ライフ)を享受できるよう、本プロジェクトを立ち上げました。皆様の温かいご支援をお願い申し上げます。
▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ
少子高齢化に伴い、平成27年の国勢調査では、長野県の老年人口割合が3割を超えており、今後も人口減少が続くと予測されています。この状況下で、文化芸術活動の参加者や鑑賞者の減少・衰退が懸念されています。人生100年時代を迎え、学習期や引退期に限らず、生涯にわたって文化芸術を楽しむことができる社会づくりが求められます。しかし、大きな課題の一つとして、孤立や困難を抱える高齢者にも文化芸術に触れる機会を提供することが必要です。本事業は、文化芸術の社会包摂機能を発揮するため、高齢者福祉施設の利用者を対象にさまざまなアートプログラムを実施し、高齢者が質の高いQOL(クオリティ オブ ライフ)を享受できる一端を担うと共に、アートによるリハビリ効果検証もします。2018年から伊那市で実施してきたこのプログラムは高く評価されています。
今回は、長野県芸術文化協会と連携し、須坂市と千曲市の福祉施設を対象に実施し、地域行政に本事業の必要性を提案するための実績を積み上げます。
▼プロジェクトの内容
2024年度下半期10月〜翌年3月までの期間、長野県芸術文化協会と連携して、須坂市と千曲市の社会福祉協議会管理4施設を対象に合計12回の下記アートプログラムを予定しています。
なお、長野県芸術文化協会から本プロジェクトに連携して行うこと、名称掲載を行うことの許諾を取得しております。
(1)体験プログラム:生け花、パステル画(塗り絵)、ヨガ
(2)公演プログラム:音楽、踊り、能楽
(3)鑑賞プログラム:動画(信州の伝統芸能)
※ 内容変更することがあります。
施設側から次の項目を5段階評価して頂きます。
(1)利用者の満足度
(2)プログラムの内容
(3)プログラムの効果
(4)講師/出演者コミニュケーション力
(5)主催者スタッフのサポート
(6)継続の必要性
▼プロジェクトの展望・ビジョン
高齢者福祉施設で様々なアートプログラムを実施することには、多くの利点があります。
(1) 心理的・情緒的な利点
・ストレスの軽減: 創作活動はリラックス効果があり、利用者のストレスや不安を軽減します。
・自己表現の機会: アートを通じて自己表現をすることで、自己肯定感が向上します。
(2)認知機能の向上
・記憶力の改善: 絵を描く、歌を歌うなどの活動は、記憶力を刺激し、認知機能の維持や向上に寄与します。
・創造性の発揮: 花を自由に活けることで、創造的思考が刺激されます。
(3)社会的な利点
・交流の機会: グループでのアート活動は、他の利用者やスタッフとの交流の機会を増やし、孤立感を軽減します。
・コミュニティの強化: 全てのアートプログラムでは利用者とのコミュニティを意識して取り組みます。
(4)身体的な利点
・細かい運動技能の向上: 絵を描く、作業は、手先の細かい動きを促進し、運動技能を維持・向上させます。
・全身の健康促進: 踊りのミニ体験は、障がいのある方も想定して、座ったままでもできる運動を行うことにより、体力の維持に役立ちます。
この事業には多くの利点がありますが、実施するための財源や担い手不足が課題です。そこで、同じ地域で2〜3年間の実績を積み、その結果を地域行政や地域芸術文化団体等にプレゼンテーションする機会を設けます。目標は、地域行政からの財政支援を得て、地域の芸術団体等がこの事業を担える仕組みを構築することです。
- プロジェクト実行責任者:
- 松山 光(特定非営利活動法人 伊那芸術文化協会)
- プロジェクト実施完了日:
- 2025年4月30日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
2024年度下半期10月〜翌年3月までの期間、NPO法人伊那芸術文化協会が長野県芸術文化協会と連携して、須坂市と千曲市の社会福祉協議会管理4施設を対象に合計12回の下記アートプログラムを予定。 (1)体験プログラム:生け花、パステル画(塗り絵)、ヨガ (2)公演プログラム:音楽、踊り、能楽 (3)鑑賞プログラム:動画(信州の伝統芸能) ※ 内容変更することがあります。 企画管理運営費(賃金、通信費、支払い手数料等)15万円 / 謝金(出演・講師・運営管理委託)12万8千円 / 旅費2万5千円 / 消耗品(材料費、ガソリン代)15万7千円。