プロジェクト概要

 

南スーダンの難民キャンプにいる9,000人の命を守るため、皆様の力をお貸しください!

 

こんにちは。ワールド・ビジョン・ジャパンの千田愛子です。私たちは、世界の子どもを支援する国際NGOです。貧困・紛争・災害等、困難な状況にある子どもたちが未来に希望を持ち健やかに成長できるよう、必要な支援を届けています。今回、私が担当する南スーダンという国に暮らす難民を応援していただきたく、プロジェクトを立ち上げました。

 

アフリカ東部に位置する南スーダン共和国は、長い内戦の末、2011年にスーダン共和国から独立しました。しかし、最近ニュースでも取り上げられているように、南スーダンでは武力衝突が続いています。さらに南スーダンのみならず、隣国でも情勢が安定していません。これまで26万人以上の難民が、国外から南スーダンに逃れている状況です。

 

難民マップアフリカ
緑が国内避難民、赤が国外からの難民(UNHCR Population Statisticsより)

 

長い紛争で疲弊している南スーダンは、国外からの難民だけでなく、自国内にすでに約170万人の国内避難民を抱えており、隣国から押し寄せる難民を支援したくても、その余裕がありません。過酷な運命を懸命に生きる難民に、生きるために必要な支援を届けるため、皆様のお力を貸していただけないでしょうか。

 

南スーダンには、支援を待つ多くの人たちがいます。

 

▼動画もご覧いただけます。

 

 

私と南スーダンとの出会い。そして今、内戦状態へ。

 

私と南スーダンとの関係は、前職に遡ります。一般財団法人に勤めていた私は、あるプロジェクトに南スーダンの人々と取り組んでいました。それは、南スーダンの国民に正確・公平な情報を伝えるための、テレビ・ラジオ放送局の能力強化プロジェクトでした。時は2013年、新しい国づくりに燃える現地の人たちと働くことは、とてもやり甲斐がありました。

 

しかし、南スーダンで働くうち、大学時代からの夢を思い出すことが多くなりました。それは「子どもたちのために働きたい」という夢です。

 

南スーダンの両親を亡くした子どもたちのための施設にて、子どもたちと交流している様子。

 

南スーダン出張中、国連職員の友人と週末を利用して両親を亡くした子どもたちのための施設を訪問し、子どもたちと交流する機会がありました。日本とは異なる厳しい環境で暮らす子どもたちの存在を、身近に感じるようになりました。その思いを胸に、2015年、子ども支援団体であるワールド・ビジョン・ジャパンに入団。南スーダン担当として、食糧支援や教育事業に携わっています。

 

しかし現実は厳しく、担当になった直後、南スーダンは再び内戦状態に陥りました。私たち日本人スタッフは入国すらできない状況です。内戦で多くの南スーダン国内避難民が生まれているだけでなく、そんな脆弱な国に隣国からも多くの難民が流入するという、複雑で悲惨な状態が続いています。

 

南スーダンでは、まさに今も深刻な状況が続いています。

 

水、食糧、薬、トイレ、安全に寝られるところ…足りないものを挙げたらきりがないほど、何もかもが不足している南スーダン。降りしきる雨の中、ひたすら食糧配布を待つ母親たちの姿も目に焼きついています。南スーダンに暮らす難民もまた、同じような状況にいます。

 

日本ではあまり報じられていませんが、事態は本当に深刻です。「南スーダンと、そこに暮らす人々のために何かしたい!」その思いで、今回のプロジェクトを企画しました。

 

 

頂いた資金の具体的な使い道

 

9,000人の難民が暮らす、南スーダンの難民居住地。着の身着のまま逃げてきた人々が、水も電気も乏しい場所で集団生活をするとき、懸念されるのは感染症です。何も対策をしなければ、下痢や肺炎等の感染症が蔓延し、抵抗力のない子どもは下痢でさえ命を落としてしまいます

 

スーダンに住むアジャちゃん(5歳)の日課は水汲みです。近所の地表に溜まった茶色く濁った水を、アジャちゃんと家族は飲料水や料理に使います。この水が枯れると、3キロ以上歩いて川まで水汲みに行きますが、その水も茶色く濁った水です。このような水を常用している抵抗力の弱い子どもたちの命は常に危機にあります。


そこで私たちは、キャンプ内の水衛生環境を改善し、感染症を予防するプロジェクトを国連機関と協働で実施します。せっかく紛争から助かった命を難民キャンプで落とすことなく、人間として尊厳のある生活を維持できるようサポートします。

 

そのために、主に以下の活動を行います。

 

1)井戸の修復と維持管理

現在ある9つの井戸を修理し、管理委員会を組織することで、衛生的な水がいつでも手に入るようにします。

 

2)水タンクの配布

ウォーターポイント(井戸または貯水槽)から家まで、衛生的な水を運べるタンクを100個配布します。

 

「水タンク」と、汚染された水を浄化するための「浄水剤」を配布する様子。

 

3)手洗い等の衛生習慣の改善

正しい手洗いにより、病気への感染を防ぐことができます。ポリタンクでできた簡易手洗い機を100世帯に配り、手洗いの大切さを伝え、習慣化を促します。

 

4)トイレの設置

慢性的なトイレ不足を解消するため、100世帯にトイレを設置します。

 

5)ゴミ捨て場の設置

各家庭にはゴミを溜める穴を堀り、公共の場にはゴミ箱を設置する等、ゴミの散乱を防止します。

 

スタッフの伊藤がPTAで再研修をしている様子。

 

私たちワールド・ビジョンは、半世紀以上にわたり、貧困・紛争・災害に苦しむ人々の支援活動を世界中で実施してきました。これまでに培った知識と経験をもとに、このプロジェクトを確実に進めていきます。
 

 

紛争から逃れた難民の方々が、生きていくための基礎を作りたい

 

綺麗な水、そして衛生的な環境は、生きるための基本です。いつでもきれいな水が手に入ること、家にトイレがあること、決められた場所にゴミを捨てること。日本では当たり前のことばかりですが、私たちはそれらのおかげで自尊心を保ち、心身ともに健康に暮らすことができます。


紛争で家族が離れ離れになったり、殺されたりした上に、避難先でも先の見えない暮らしを強いられるとしたら、その肉体的・精神的ダメージはどれほどでしょうか。

 

南スーダンの子どもたちに、明るい未来を見てほしいと強く願っています。

 

水衛生環境の整備は、そんな難民の方々が生きていくための基礎の基礎を作ります。もちろん、水衛生環境を整備しさえすれば難民の方々が幸せに暮らせる、というわけではありません。しかし、命を未来へつなぐ一歩になることは確かです。先の見えない生活の中で、水があること、衛生的な環境があること、それはどれだけ心を軽くするでしょうか。

 

皆様にご協力いただく200万円で、井戸9基の修繕、トイレ100基の建設、水タンク400個分の支援に加えて、下痢や感染症を防ぐために衛生環境を改善する活動を行うことができるようになります。

 

紛争から逃れた子どもたちに、安心できる衛生環境の中で暮らしてほしい。

 

今年も終わりが近づき、もうすぐ日本はクリスマス。しかし、世界には安心してクリスマスを迎えられないかもしれない人々がいます。南スーダンにいる9,000人の難民に、みなさん一人ひとりがサンタとなり、命を守るクリスマスプレゼントを届けていただけませんか?応援よろしくお願いいたします!

 

 

税制上の優遇措置について

 

特定非営利活動法人ワールド・ビジョン・ジャパンは、「認定NPO」として認定され、皆さまのご支援金は寄付金控除等の対象になります。

 

認定NPO法人制度による寄付金控除等の対象には、3種類あります。

 

●個人の方からの支援金は、特定寄付金とみなされ、寄付金控除等の対象となります。

「税額控除」(寄付金特別控除)
「(寄付金合計額-2千円)×40%」が税額から控除できます。ただし、年間所得の40%の寄付が控除の限度です。所得税額の25%を限度として控除が認められます。

「所得控除」(寄付金控除)
「寄付金合計額-2千円」が所得から控除できます。ただし、年間所得の40%が限度です。
 

税制優遇措置を受けるための手続き

・所轄税務署で確定申告を行ってください(年末調整等では控除できません)。

・確定申告書提出の際に、当団体の発行した「領収証」を添付してください。

・紛失などによる領収証の再発行はいたしかねます。申告時まで大切に保管してください。

 

●法人、相続または遺贈についても税制上の優遇措置を受けることができます。

 

詳しくは、ワールド・ビジョン・ジャパンのHPをご覧ください。


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