プロジェクト概要

プロジェクトの終了が報告されました

 

パプアニューギニアで水銀の危険に晒される青少年のために、『車載型水銀クローズド回収循環システム』の実証試験を行いたい!

 

初めまして、京都大学大学院工学研究科(特任教授)兼、株式会社北匠(取締役社長)の山本高郁と申します。私は、一貫製鉄所の高炉や製鋼、環境(廃棄物のガス化溶融炉)技術研究開発を行ってきました。その後、大阪大学、京都大学でその技術、特に環境技術を日本、および世界に適用して、世の中の人々に寄与したいという活動(微細硫酸性温泉紅藻による放射性セシウム低減、微細藻類の増殖超高速化、枯渇する「命の元素=燐(リン)」の鉄鋼スラグからの濃縮回収等)を行っています。

 

中でも、本プロジェクトは金属工学の基礎と培った現場技術を組み合わせた『車載型水銀クローズド回収循環システム』を考案しています。これは、零細中小金採掘鉱山が位置的に分散していることを思料した上の、システムとなっています。

 

現在、この考案した『車載型水銀クローズド回収循環システム』を実現するために実際サイズの水銀クローズド回収循環システムを試作し、パプアニューギニア現地で実証試験をしたいと考えています。しかし、その水銀クローズド回収循環システムの試作機を製作するための費用と、パプアニューギニアへの渡航費用、100万円が不足しており、皆様のご支援が必要です

 

パプアニューギニアの鉱山で働く子どもたち

 

途上国で金採掘を行う零細中小企業では、水銀を用いる作業が未だに行われています。

 

私は以前から水銀低減に興味がありましたが、それに着手するきっかけがなかなかありませんでした。しかし最近、秋田大学への留学経験があるパプアニューギニアの鉱山省の方から零細中小金採掘の水銀を使った過酷な労働環境の実情を聞きする機会がありました。

 

零細中小金採掘は水銀を用いるアマルガム法のものが殆どです。それは、効率、及び簡便さのためです。水銀は人体にとって有害であり、水銀を蒸気にして大気中に飛ばすことは危険であるため、現在では水銀の回収装置のない状況でのこの作業は禁止されています。しかし、パプアニューギニアなどの途上国では、零細故に水銀法でも禁止はされていません。しかも、これに従事しているのは主に青少年なのです。

 

金の採掘現場で働く青少年の様子

 

水銀の蒸気を扱うことで発生する作業員や周辺環境への負荷を減らすために『水銀クローズド回収循環システム』を考案しました。

 

現在パプアニューギニアで行われている金銀鉱石のアマルガム法による精錬とは、粉砕した鉱石をさらに微細な粒になるまで挽き、これに水を加えて練り水銀とともに撹拌すると鉱石中の金銀が水銀に溶け込むので、これをキューペル(灰吹き皿)にのせて加熱する手法です。水銀が蒸発し不純物がキューペルに吸収されたあとに金銀の合金が得られます。この際、水銀の蒸気は集めて冷却し回収されます。

 

この手法は、水銀の蒸気を扱うため作業員や周辺環境への負荷が大きく、21世紀における工業的精錬手法では通常用いられていません。しかしながら、発展途上国の個人、小規模事業者の中では、依然として簡易な手法として着目され利用されているのが現状です。そこで私は、その問題を解決するために水銀クローズド回収循環システムを考案しました。

 

触媒にまきつかせたゴールドダスト

 

 金―水銀アマルガムを焙って、水銀を飛ばしている様子

 

日本では水銀を用いた実験が制限。実証試験には現地への渡航が必要です。

 

今回のプロジェクトでは車載可能な基本機能確認小型クローズド設備を試作し、パプアニューギニア渡航して試験を行います。渡航後に試験を行う理由は、日本では水銀を使った実験が制限されており、国内で実験を行うことができないためです。

 

まず、小型水銀クローズド回収循環システム装置を製作するための機械・部品を購入し、装置の組み立てに1ヶ月間、更に1ヶ月機械の動作確認・不備の修正を行いがら試験運用を行います。その後、パプアニューギニアに機材を運び、パプアニューギニア工科大学の校内で実験を行う予定です。

 

水銀クローズド回収循環システム装置は、水銀を蒸発及び空気中の拡散を防ぐシステムです。将来的に、水銀を使わないシステムに段階的に移行する方向ですが、現状のASGM従事者生活を考慮すれば、まずは水銀を大気に放散せず回収し、リサイクルする(=水銀クローズド)システムで、かつコスト増や負荷かかるトレーニング等がないシステムが望まれていることは間違いありません。この試作機はそのための第一歩となります。

 

 

システムを実用化することで多くの方を救えます。しかし、最貧国ゆえに資金が不足しており、ご支援が必要です!

 

このシステムは非常に有用である一方で、同国は最貧国であるがゆえ、実行に移すことは簡単ではありません。そこで今回、クラウドファンディングによる資金調達を決めました。このプロジェクトは山本高郁に加えて、(株)北匠の顧問、佐々木修一、松岡恒之介を中核として行います。


《必要資金の内訳》

1.基本機能確認小型クローズド設備作成 一式 80万円

2.渡航費用等                10万円

3.その他・諸経費              10万円

 

試作においては中古品を集めることで費用をミニマム化していますが、試作機完成・実証試験のためには十分な資金がありません。皆様のご支援を、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

世界中の水銀が原因となる汚染をなくす第一歩を踏み出したい!ご協力をお願いします。

 

このプロジェクトが実現できれば、今でも750トン/年 使用されている水銀を大幅に低減できるようになります。水銀は、零細中小金採掘に直接関わる人達のみではなく、水銀蒸気や食物連鎖を経て世界中を汚染しており、世界中の人々の健康被害を低減できる可能性もあるのです。私たちはこの取り組みを、その一歩としたいと思っています。

 

日本は水銀に関しては水俣病での経験もあり、本来世界に貢献すべきであるものの、国内では既に水銀使用量はミニマム化されていることとに加え、金アマルガム精錬法が使われていないためか関心が薄いのが現状です。しかし、今回実証試験を行おうとしている最貧国パプアニューギニアのような発展途上国ではまだまだ大きな問題となっています。

 

この方式が成功すれば世界中の零細中小金採掘からの水銀は最低限に抑えられ、水銀低減に関して大きく寄与できることは間違いありません。是非、皆様のご支援をよろしくお願いします

 

青少年労働者が働く様子が撮影されている様子です。

 

リターンに関して

 

■3,000円のリターン

・サンクスメール

 

■10,000円のリターン

・パプアニューギニアコーヒー

 

■10,000円のリターン【支援コース】

感謝の気持ちを込め、サンクスメールをお送りいたします。

※ご支援いただいた資金は本プロジェクトのために使われます。

 

■30,000円のリターン

・パプアニューギニア民芸バッグ『ビルム』

 

■5,0000円のリターン

・パプアニューギニア原始芸術『木彫り』

 

■5,0000円のリターン【支援コース】

感謝の気持ちを込め、サンクスメールをお送りいたします。

※ご支援いただいた資金は本プロジェクトのために使われます。

 


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