山に捨てられる猟犬たち。一頭でも多くの命を救いたい！

引き続きのご支援本当にありがとうございます。😭

 

ご支援総額が370万円を超え、支援人数も341人となりました。

 

支援者様の中には、まるでご自身がこのクラウドファンディングに挑戦されているかのように、SNSなどで残り日数が少なくなったことなどを発信してくださっている方もいらっしゃいます。😢

 

たった数人のごく普通の主婦が、孤軍奮闘してきたような活動ですが、このクラウドファンディングを通じて、同じ思いを持った仲間が300人以上（むしろ、間も無く350人になりますね。）得られたような気持ちで、本当に心強く、嬉しく思っています。

 

毎日、皆様のおかげで、どんどん引き上げられていく％やご支援金額に、もちろん、事実として大きな金額が私たちのものに届くこともそうですが、それによって、これまでできなかった、あの子も引き出すことができるかもしれない。という思いや、今預かっているあの子に諦めていた治療ができるかもしれない。と、さまざまな思いを巡らせています。

 

とはいえ、私たちに残された時間は、泣いてもら笑っても、残り3日。

 

開始当初は、広報活動として、あれもこれもやろうと様々なことを考えていましたが、猟期に入り、想像以上に収容されてくる猟犬たちの数に、思うようにクラウドファンディングに時間をさけずにいました。（そのため、皆さんによるSNSでの拡散などは、本当にありがたいです、、、！）

 

ただ、この子たちを言い訳にしたくないし、私たちが資金を集めれば集めるほど、1頭でも多くの猟犬たちを幸せにできるかもしれないと、なんとかできる範囲で、できることをと続けてきました。

 

後悔がないよう、最後の最後まで頑張りますので、もう少しだけ、お付き合いください。

 

 

こちらも残り少なくなってきた、預かりっ子の紹介シリーズ！

今日は、私たちのもとにいる預かりっ子の「バース」の紹介をさせて下さい。

 

 

この写真は、 収容された次の日のものです。怖くて、恐怖心いっぱいのバース。

 

今年のお正月明け1月5日に収容され、寒い時期も越え、長い間センターで待ってくれていました。そして、2019年5月に、岡山県動物愛護センターよりバースを引き出してきました。

 

 

バースはフィラリアもなく、健康には全く問題のない子です。

 

しかし、バースに本当は何があったのかわかりませんが…放浪中に柴犬を襲ってしまい、捕獲されたことをきっかけにセンターに来たため、咬傷犬として、引き出しができない可能もありました。

 

我が家に保護している子たちの譲渡が済ませ、預かっていたフランを移動させて、バースを引き出しました。引き出す準備を整えるまで半年かかってしまいました。

 

我が家に入れて様子を見ないとまだ分からない部分が多かったのですが、みんなの安全を守ることは、またバースを守ることにもなるので、それまでセンターで待ってもらっていました。

 

 

焦らず、ゆっくり、ゆっくりを心掛けました。まずは長かったセンターでの生活を終え、柔らかい毛布の上で寝かせてあげたいと思いました。笑顔で挨拶し、風の匂いを感じ、日差しをいっぱいに浴びて、たくさん歩かせてあげたいと思いました。他にも、美味しいご飯をたくさん食べて、安心してゆっくり過ごしてもらいたいと思いました。

 

私がしたのはこんな当たり前のことと、何があってもあなたを守るという覚悟を持っただけ。

 

ガリガリだった体は、センターの職員さんのお世話で、丸々と健康的になっていました✨✨ 1頭1頭をお世話することの大変さ、それを越えて愛情を掛けて下さっていることが、犬を見た時に本当によく分かります。車に乗せようとするとバースは職員さんの後ろに隠れ、行きたくないという態度で抵抗していました。

 

 

職員さんを見ると尻尾を振り、いなくなると探します。毎日を共に過ごす時間は、かけがえのないすごいものなんだと感じる瞬間です。そこに愛があれば、そりゃバースは車に乗りたくはないよね(>_<) 

 

ですが、2時間ほど車に揺られながら、

 

「さぁ、僕もまたがんばるか！」

 

そんなお顔になった気がしました。

 

 

長い間のセンターでの生活を卒業し、お家の中での生活を少しずつ覚えてもらっています^_^

 

いかついお顔してますが^^;　小心者です。笑

 

日々、共に暮らす中で、バースの表情が少し変わって来た時に、我が家の犬たちに合わせました。すると、実はとても、とても穏やかで優しい犬だと分かりました！！「柴犬を襲ったのは、他の茶色い犬じゃないの？」とご近所さんに言われるほど^^;

 

近頃はみんなで行くお散歩が楽しくて仕方がないバースです❤︎ 一緒に暮らすブルーノが来ないと、振り返って待ってくれる優しい先輩✨☺️ 今では他犬が大好きで、お家の中でもブルーノと一緒に寝ています。



 

毎日草の中、田んぼ、川に飛び込み、元気いっぱいに暮らしています！

 

自宅のリビングでもみんなと仲良く過ごしています(*^_^*)

娘にもたれて嬉しそうなバース^_^　お顔が変わってきました。

 

 

 

引き出した当初は、ビクビクしていたバースも堂々としてきて、自信を取り戻してきています✨✨みんな支え、支えられ日々成長しています！！！

さまざまな事情や過去があっても、私にとって保護犬たちは、とてもとても切なくて、優しい存在です。

 

 

現在、私たちのところで保護している子たちの中には脚に問題があったり、病気を抱えていたりと、努力ではどうにもできないことを抱えています。助けても、助けても終わりのない収容ですが、生きて収容されたことを喜んであげたいとやはり思います。



それでも、「元気であれば、何とかなる！」そう思うからこそ、続けられる活動なのかもしれません。

 

全国で破棄され続ける猟犬たちの問題は、どこかかから始めなければ、前には進めません。新しい時代を迎え、この国に生きる動物達の声が少しでも届くように。変わらなければいけないのは、一人一人ではないかと思っています。

 

バース、あなたは素晴らしい犬だよ！自信を持って生きなさい！！！
バースにも素晴らしいご縁が、頂けますように‼️ 

 

 

 

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こちらでも預かりっ子たちの日々の様子をUPしているので、ぜひご覧ください！