今日は、明後日からの全国学校図書館協議会神戸大会での発表の準備と併せ、大会に参加される学校図書館関係のみなさんにこのプロジェクトを知ってもらうためにフェスティバルのチラシを印刷しました。さらに・・・。気の早いことに参加申し込みサイトも学校図書館総合研究所のHPに作成・・。

さてさて・・。目標額に達成させるためにどうすればよいのか、考えられることはなんでもやらないといけません。

そんな情熱を持った研究所のメンバーは、いったいどういう人たちなのか。紹介させていただきます。

所員は、学校図書館研究を「学校図書館命」の気概で研究している人たちです。情報時代へと時代が変わっていく中で、学校図書館のあり方も変わってきています。それをどう伝えればよいのか、それぞれが工夫を重ねています。副所長のTさんは、公立図書館司書からこの春に短大講師に就任し、これまでの図書館命から学生命も加わり、日々多忙な日を送りながら、日本の公共図書館が学校図書館をどう支援できるかを考えています。事務局長のSさんは、法学→教育学→図書館情報学と複数の学位と修士号を取得していますが、それもこれも「学校図書館はどう研究すればよいのか!」という意気込みに任せての、まあ贅沢な遍歴。会計のHさんはもと公立図書館と大学図書館の司書を数十年やっていたという、ベテラン司書。いまでは、研究所の財布番、とはいっても今財布にあるのは1600円少しらしい・・・。このプロジェクトの行く末を一番案じている堅実な人。やはり図書館命。所員には、公立高校の司書教諭だったRさんと、女子大准教授のKさんがいます。Rさんは、学校図書館命が昂じて学校図書館研究のため休職して大学院に入学した方、Kさんも同様で、ついには大学教員に転職した方です。学校図書館を大切に思う気持ちは、それはまあすごいものです。

退職して、これで学校図書館への想いは途切れるのか、と思っていましたが、研究仲間としてこうした人たちに遭うことができ、老骨に鞭打って、こうした若い方々の研究と想いを現場に架橋するのが私の退職後の仕事ではないかと思うようになりました。そして、そうした研究者が集うことができる研究所を設立し、その事業の柱のひとつに研修を入れました。

正直言って、日本の学校図書館研究は、層が薄く、日本中の研究者を集めても数十人いるかいないかです。ちなみに私の専攻分野の公法学者の数は1000人くらい。韓国では、多くの大学が図書館研究のための学部・研究科を持ち、年間の学校図書館研究数は日本の数十倍です。なさけないなあ、と思いつつも、政策提言は論文で行うとして、学校図書館の活性化のために私ができることを考えると、研修事業による担当者のスキルアップへの貢献でした。それはまた、研究所員の存在と熱意に支えられてのことでもあります。

研究所のサイトは http://sites.google.com/site/2016slori です。関心を持っていただけましたら、覗いてみてください。

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