クハ489の屋根を補修|特急あずさやかもめ時代を再現し後世へ繋ぐ
クハ489の屋根を補修|特急あずさやかもめ時代を再現し後世へ繋ぐ

支援総額

3,915,000

目標金額 3,300,000円

支援者
135人
募集終了日
2022年11月30日

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2022年11月10日 01:21

保存車両の柱達が集まる土台作りが10年20年先に活現します

いよいよ当プロジェクト後半です。 何卒ゴールに向けてのご支援をお願い申し上げます。

 

現在当法人では、お預かりしているものも含めて発足当時から補修や管理、保存を促した車両も合わせれば、石川県内だけですが7両あります。

クハ489-501はその中でも、小松市から管理委託を契約された車両で、特別です。

とはいえ、他の車両がどうでも良いわけではありません。

どこかひとまとめに出来れば、これほど管理が楽で、観光情報発信基地としても、見学地としても、公共性と収益性の高いものは北陸では無いところとなります。

というのも、どれ一つとして日本の鉄道史にとって欠く事の出来ない名車であり、地域性に特化した車両であり、モノを大切にするという北陸の民俗的な背景によって今に遺されたものだからです。

多くの方に北陸の文化を知るきっかけになったのが、昭和30年代以降の北陸本線近代化でした。

関西中京から列車で4時間程度の距離になり、急行列車で直通するようになって以降、急激に経済は成長します。

その集大成が、489系でした。

雷鳥だけでなく、白山、しらさぎにも用いられて、3大都市圏から飛躍的に経済発展がもたらされたのが、特急網の整備でした。

その代名詞の車両をこれからも守り続ける事が、博物館の資料とはまた異なる、地域の史料ではないでしょうか。

 

 

保存車両は小松市の隣、加賀市にも点在しています。

クハ489-501の保存を可能にしたきっかけが、山中温泉道の駅ゆけむり健康村で展示されている、しらさぎ号でした。

様々なノウハウを実車現車で学び、今のボンネット広場があります。

今年度いっぱいはゆけむり健康村の施設運営は継続すると加賀市からは伺っておりますが、その後は不透明ですので、同車の保存も次のステージになることでしょう。

かつての大聖寺駅のように、ボンネットとオールアルミ電車が並んで停車する姿を再現してみたいものです。

 

そして、その大聖寺駅でかつて、日本現存最古級の馬車鉄道客車を展示した事がありました。

今では加賀市管理となっている駅施設ですが、当時はJR管理下で小松管理駅長が渋々地域貢献に提案を呑んだという、問題提起をぶつけた事業でした。

その甲斐もあり、この車両は今、加賀市指定文化財となっていまして、写真のようにこのような場所で展示する事はもう不可能になっていますが、問題を起こすというのは、イノベーションに至るきっかけです。

 

 

ヨ5003は、2021年にレストアを終えて当法人を置く地のシンボルになっています。

とても交通量が多い抜け道にあって、その存在を知る方も多いと思います。

毎日のように様々な方が声を掛けて下さいます。

そして様々な話をして下さります。

昭和の話、戦後間もない話、何気ない話ですが、お相手の方にとっての青春だったり幼少期だったり、ブラッシュアップされた話になって、正に美談ですが、ここまでレストアして本当に良かったと思います。

鉄道車両や駅施設には、思い出があったり世相があったりするからです。

そこを護ってあげたいのが、「持ち鉄」真意ではないでしょうか。

この車両は貸し出しも可能です。

トラックに載せて、駅やヤードで運転していただいて結構です。

整備に際して不足していた部材は、群馬県高山村の国道沿いに置かれていたヨ3500形4771を譲り受けた部材で補完しています。

現在そのヨ4771も、完全にレストアとリフォームをしている最中で、国鉄から払い下げられて以降しばらくの間、同地の中学校の放課後の自習室として活用していたお話を聞き、スクラップにする事を止めて後世に遺す為の転用を計ったものです。

 

 

この8月に急遽当法人地にやってきたのが、万葉線のデ7061路面電車です。

この車両も解体を免れる為に、前オーナー事業者の懸命な働きかけで迎え入れました。

石川県内には現在、路面電車の保存がありませんので、他県を走ったものとはいえ唯一の存在です。

この車両も、大きさの比較としてボンネットと並んで展示活用して、車内をギャラリーや憩いの場となれば、とても画になる地域の風景だと思います。

そんなに矢継ぎ早にレストアは出来ませんから、どうかクハ489-501の当プロジェクトの延長線上にこの車両の存亡がある事を、ご協力いただければ幸いです。

 

 

そして10月14日、鉄道の日に当法人地にやってきた、東大OB赤門軽便鉄道保存会有志の所有管理のキハ2とホハフ7の2両。

この車両達は20年前にも水災による浸水被害があったと伺いました。

しかし保存会の方々の願いが今に活かされ、今年8月の水災でも20センチから30センチの浸水に見舞われつつも車体の劣化は最小限に留まりました。

現在地での保管は、デ7061と同様に防水シートで覆っていますので、劣化が進行することは数年単位では無いと思いますが、早急な利活用、クハ489-501と同じように多くの方の目に触れる、更には小松の風土や民俗、産業の歴史を語る史料として、博物館ではなく動態展示を願っています。

 

明治の馬車鉄道、大正の客車、昭和初期のディーゼル気動車、純国産初のオールアルミ車体電車、高岡と富山を鉄路で結んだ頃の忘れ形見の路面電車、そして国鉄特急の代名詞。

地域の鉄道遺産の柱達が一堂に会する地を夢見て、このプロジェクトはその諸端として欠かせないのです。

 

柱は、あります。

集まる館は、フロンティアといっても良いでしょう。

後世に伝えるにはバカげた発想がなければなりません。

どんどん問題を促し、解き、シンプルな答えを出せば、結果は楽しいと思っています。

 

 

リターン

10,000+システム利用料


ノベルティグッズプラン|1万円コース

ノベルティグッズプラン|1万円コース

●国鉄小松駅時代の駅スタンプを押印したお礼のお手紙
●小松市制80周年記念乗車証
●オリジナル硬券(C型)
●2枚組クリアファイル

申込数
26
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年5月

12,000+システム利用料


ノベルティグッズプラン|1万2千円コース

ノベルティグッズプラン|1万2千円コース

●国鉄小松駅時代の駅スタンプを押印したお礼のお手紙
●小松市制80周年記念乗車証
●オリジナル硬券(C型)
●2枚組クリアファイル
●クハ489-501車内ナンバープレート

申込数
40
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年5月

10,000+システム利用料


ノベルティグッズプラン|1万円コース

ノベルティグッズプラン|1万円コース

●国鉄小松駅時代の駅スタンプを押印したお礼のお手紙
●小松市制80周年記念乗車証
●オリジナル硬券(C型)
●2枚組クリアファイル

申込数
26
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年5月

12,000+システム利用料


ノベルティグッズプラン|1万2千円コース

ノベルティグッズプラン|1万2千円コース

●国鉄小松駅時代の駅スタンプを押印したお礼のお手紙
●小松市制80周年記念乗車証
●オリジナル硬券(C型)
●2枚組クリアファイル
●クハ489-501車内ナンバープレート

申込数
40
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年5月
1 ~ 1/ 18


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