『HOMEに感謝』第1期生　柏木美琴（旧姓千葉）さんより

遠野一輪車クラブ20周年、おめでとうございます。
結成当時を、昨日のことのように思い出し、

ともに励んだ仲間との思いや、指導して下さった先生方の愛情を、

改めて感じております。

「中学校に行ったら一輪車が出来なくなってしまう…

　本当は、もっと練習して、大きな大会で入賞したい！」
これは、20年前の、ある6年生の子ども達の思いです。

「子ども達の夢を、可能性を、大人が摘み取ってはいけない。」
これは、20年前の、ある6年生の親と、

我が子同然に想って下さっていた指導者の方々の思いです。

各児童館ごとに一輪車クラブがあった20年前の遠野市。

小学校を卒業すると、児童館に通わなくなる、そして、一輪車クラブを引退するのは、当たり前のことでした。

その、当たり前を、『子ども達のために！』と、くつがえして下さった、

当時の遠野一輪車クラブ関係者の皆様。

そして、今日まで20年間クラブを繋いで下さった全てのクラブ関係者の皆様に、感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。

たくさんの宝物を育ててくれた遠野一輪車クラブは、クラブOGメンバーにとって、まさに『HOME』です。

今年の発表会では、20周年の記念として、HOMEへ私の宝物を連れて行きます。ステージでの演技に、暖かいご声援をよろしくお願いいたします。

皆さんとの再会を、心待ちにしております。

遠野一輪車クラブ 
第１期生 柏木美琴